"背の高い草むらには入るなぁ!"
概要[]
アジェイ・シドゥ(Ajay Sidhu)は、ロスト・ワールド/ジュラシック・パークに登場する人物の1人である。
媒体によってはアジャイ・シドゥやアージェイ・シドゥと表記されることがある。 (日本語吹替ではアジャイである)
人物[]
恐竜ハンター団の一員で、ローランドさんの右腕的存在。 メガネをかけた民俗学の教授のような姿をした男で、常にボスであるローランドさんに引っ付いている。
そのような設定ゆえにチームのNo.2的立ち位置にいると思われがちだが、実際のサブリーダーは彼ではなくディーター・スタークである。 さらにリーダーのローランドさんはもちろんのこと、粗暴でワイルドな姿がイヤでも目に付くスターク、髭モジャ学者のロバートに、強烈なビジュアルのモブキャラカーターなど、やけにアクの強いメンバーが在籍する恐竜ハンターの中では、そこまで突出した個性がなく、若干影が薄いような印象を受ける。
経歴[]
・ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク[]
前述の通り、恐竜ハンターの一員として登場。 ローランドさんと共に、ティラノサウルスの子どもを発見し、ワナを仕掛ける手伝いをしたのがこの人である。
物語の後半、ヴェロキラプトルのテリトリーを縦断する際「背の高い草むらには入るなぁ!」と仲間達を止めるものの、みんな構わず突き進む為自身も背の高い草むらに直進。直接の描写はないものの、他の仲間達共々襲撃され食われてしまったらしく、道端には彼が投げ捨てたバックパックが落ちていたところをニックに拾われた。 (ちなみに初期稿では、海中へ逃れようとした際に周辺を根城にしていたプテラノドンに襲われ死亡する予定だった。 どっちにしてもロクな死に方をしていないが......)
最初から最後まで地味一色だったものの、ローランドさんは彼をいたく信頼していたようで、後にアジェイが死んだと知らされた時は見ているこっちが気の毒に思えるほど意気消沈していた。
小説版における活躍[]
ローランドさん共々登場しない。
オミットされたのは少々残念だが、双方にとって関わりあいにならなかったことがある意味一番の幸せだったのかもしれない。
ゲームにおける活躍[]
こちらは映画よりも出番が短くなり活躍も「背の高い草むらには入るなぁ!」だけになってしまったため、映画以上に地味な存在になった。