概要[]
アベリサウルスは、ジュラシックパークシリーズに登場する恐竜である。
恐竜データ[]
白亜紀後期のアルゼンチンに生息していた大型肉食恐竜。
1983年、地元で博物館を運営している「ロベルト・アベルベル」という人物がラゴペレグリーニ採石場で頭蓋骨の化石を発見、1985年にアルゼンチンの古生物学者「ジョゼフ・ボナパルト(ナポレオンの兄貴と同姓同名)」と「フェルナンド・ エミリオ・ ノヴァス」らによって「アベリサウルス・コマフェンシス」という学名が付けられた。
発掘された頭骨から推測される体長はおよそ6メートルから8メートルほどで、体重はおよそ3トン。 ティラノサウルスのような短くがっしりとした頭骨だったと推測されている。
同じ種に属しているカルノタウルスなどに見られる奇抜なものは備わっていなかったものの、鼻と目の上が隆起しており、生存していた頃はケラチンで作られたツノのようなものがあったと言われている。
いま現在発見されているのは、この時発掘された頭蓋骨のみで、その全容については謎な部分が多い。
シリーズとの関わり[]
・Jurassic World Dinosaur Field Guide[]
書籍で紹介されている恐竜の1種として記述されている。 前身ともいえるDinosaur Field Guideにももちろん登場。
・ジュラシック・ワールド[]
インドミナス・レックスを構成している遺伝子の1つとして名前が上げられた。
余談[]
YouTubeのジュラシック・ワールドの公式チャンネルの動画の中に、「超ド級トリビアクイズ」と言うものがあるが、「インドミナス・レックスに使われなかった恐竜の遺伝子は何?」という題の選択肢にアベリサウルスが正答になっていた。(コメント欄でその指摘が伺える)