概要[]
アラモサウルス(Alamosaurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
白亜紀後期の北アメリカに生息していた、中生代最後の竜脚類である。
ブラキオサウルスなどで有名な竜脚類は、三畳紀の頃から誕生しており、そこから進化を重ねてジュラ紀後期に最盛期を迎えた。 当時の地球には多種多様の竜脚類が渋谷の十字路よろしくごったがえしており、あっちを見ればブラキオ、こっちを見ればカマラ、左を向けばアパト、右にはスーパー。 おや、あなたは中国出身のマメンチさんじゃありませんか。 となっていたのが、ジュラ紀という首長恐竜らのパラダイスだったわけである。
ところが時代が白亜紀に移り変わると状況が一変し、あれだけ世界中にいた竜脚類が南米に生息していた種を除いて、見る見るうちに減少し始める謎の現象が発生した。 中でもかつてパラダイスの代名詞であった北アメリカはそれが顕著で「竜脚類? なんすかそれ?」というレベルまで種が激減してしまい、首の長い恐竜は過去のものへと追いやられようとしていた。 しかしそんな逆境にもめげずに、古くからの故郷北アメリカに居座り地道に根を生やしてきた恐竜こそが当記事で紹介するアラモサウルスである。
そんな彼のことについてだが、実は化石があまり見つかっておらず、全身どころか頭蓋骨すら発見されていない。
そのため詳しいことは現時点でも不明瞭な所が多いが、一応分かっていることは白亜紀に生きていた竜脚類の中ではトップクラスに大きかったことと、複数体の化石が見つかったことから群れを形成して生活してたこと、そして驚くべきこととして白亜紀の大絶滅を生き延びたかもしれないことが判明している。(これに関しては反論も多いが、もはや当時の生き証人は誰も残っていないため、ハッキリとした答えが出るのはずっと先のことだろう)
シリーズにおける活躍[]
古生物ファンの間では抜群の知名度を誇るアラモサウルスだが、シリーズへの出演作は驚くほど少ない。
ジュラシック・パーク[]
エントランスに飾られた化石として登場。
初見で誰もがアパトサウルスかブラキオサウルスだと思っていたそれが、まさかまさかのアラモサウルスだと知った時の衝撃たるや凄まじいものがある。
詳細不明。
ジュラシック・パーク(メガCD)[]
生体は登場しなかったが、代わりに親の顔より見た標本が登場している。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
ティラノサウルス・レックスのデータベースに名前のみ登場していた。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
9月15日発売の有料DLC「白亜紀後期パック」に収録されている。
1993年に骨だけの姿で登場してから実に29年もの時を経て、ついに生体の姿での登板が叶うこととなった。