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2022年1月10日 (月) 08:40時点における版
概要
アンキロサウルスは、『ジュラシック・パーク』シリーズに登場する草食恐竜の一種である。
恐竜データ
白亜紀後期の北アメリカに生息していた大型の草食恐竜で、戦車と見間違えるほどの頑強な鎧と、尻尾に備わったコブ状のハンマーがトレードマーク。
見るからに防御全振りを体現したその姿は、外敵から身を守る際に役立ったとされ、ティラノサウルスら肉食恐竜が自身に牙を剥けてきたら背中の鎧で相手のワザをがっちりガードし、「なんやこいつ?」とひるんだ一瞬の隙をついて尻尾のハンマーを使い、正義のダイナマイト・チョップを相手の脛に食らわせていたと考えられている。
名前のアンキロとは「連結」という意味を持った造語で、幾重にも連なった鎧があたかも列車のごとく連結しているように見えたため、アンキロサウルスと呼ばれるようになった・・・かは定かではないにせよ、とにかく背中にはサーフボードが弓なりにしなった板と、家庭科の授業で作った蒸しケーキのような装甲板がひっついていた。
鎧竜の中では特に有名な種で、初めて化石が発見されたのも今からおよそ100年前くらいと長大な歴史のある恐竜だが、実は今現在に至るまで発見されている標本はごくわずかしかなく、未だに全身骨格が発見されていない謎多き恐竜である。 いま最も知られているアンキロサウルスの姿は、近縁種であるエウオプロケファルスから得られた研究データを流用して作られたものであるため、実際の姿は我々が思い描いているものとは違った可能性もある。
何故約一世紀に渡って化石が発掘されないのかは色々な理由があるのだが、その中の1つに元々生きていた頃から個体数が少なかったのではという説がある。 つまり彼らは全盛期の時点でかなり限られた個体しか生息しておらず、細々と生活していた可能性が高かったとされている。 その証拠にアンキロサウルスの化石は白亜紀末期からは一切発掘されておらず、同時期の同郷にいた恐竜の中で、彼は数少ない大絶滅の瞬間を見られなかった恐竜と考えられている。 いつ絶えるかも分からない状態で細々と生きていたことか、恐竜時代の終わりまで生き延びて滅びる運命を享受することのどちらが幸せだったのかは、すでにあの世に逝った本人たちにしか分からないであろう。
登場作品
そのネームバリュー故に、様々な媒体に出演しているが、その時期は結構バラバラである。
ジュラシック・パークⅢ
有名な恐竜ながらも、これがシリーズ初出演作品である。
映画の中のワンシーン |
やっとスター恐竜のお出ましか、さてさてどんな役をやらせてくれるのかな〜? と現場入りした彼女に与えられた出番は「ジャングルの中で草を食べること」・・・そう、たったこれだけである。 時間にして10秒にも満たない短い出番であった。 何しに出てきたんですかね・・・
映画に登場したアンキロサウルスは元々、サイモン・マスラニがインジェン社を買収し、遺伝子保護法が成立した後にイスラ・ソルナ島のラボにて秘密裏に作成された恐竜の一種であり、同期の桜にはケラトサウルス・コリトサウルス・スピノサウルスらがいた。 インジェン社がラボを放棄したことで島の中にいくつかの個体が解き放たれてしまい、映画が始まった時は野生化した状態でジャングルをうろつきまわっていた。 登場した個体は黒を基調としたカラーとなっており、下腹部が暗い黄褐色、目に赤い斑点があった。 暗くてよく見えないし、前述の通り出演時間も短いので見逃さないように。
ジュラシック・ワールド
イスラ・ヌブラル島に生息する個体が3頭登場。 恐らくイスラ・ソルナ島から運び出された個体であろうが、その姿はⅢと大きく異なっており、全身が灰色に染まり、ソルナ島のものより1mほど背が伸びたという。
とあるのどかなワンシーン・・・だったのだが? |
劇中においてはパーク内での公開はされておらず、敷地の外(つまり柵の向こう側)に野生化してうろついていた。 なぜ展示していないのかは不明だが、尻尾を一振りするだけで44マグナムですら通さないジャイロ・スフィアの強化ガラスがひび割れたため、安全面を重視しての非公開処分だったのだろう。
村八分のような扱いをされてもお構いなしと言わんばかりに、仲間とともに森林をお散歩していたが、そこにザックとグレイという名のヨソ者が登場。 それと同時に死ぬほどヤバいはぐれ者までもがやってきてしまったことで、彼女らの運命は大きく変わることとなる・・・。
ジュラシック・ワールド/炎の王国
イスラ・ヌブラル島で野生化した個体が登場。 何頭かが捕獲されアメリカ本土へと渡った後、オークションの商品として成金たちに売りに出された。
囚われの姫と化したアンキロ |
姿形は前作からさほど変化していなかったが、代わりに弱体化パッチを適用されたのか尻尾のハンマーによる攻撃力が大きく低下、鉄格子すらぶっ壊せないまでに日和ってしまった。
ちなみに、ジュラシック・パークⅢで初登場した恐竜の中で、現在もこうして登場しているのは何気にアンキロサウルスだけである。 他の3頭はどうしたのかという件に関しては、お察しください。
ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ
今作には通常のアンキロサウルスの他に、青色の体色をした「バンピー」と呼ばれる子どもの個体が登場する。
ジュラシック・ワールド/ドミニオン
登場することが判明しているが、どのような活躍をするのかは現時点では不明。
ジュラシック・パーク(AC)
ジュラシック・パークⅢに先駆けて、ヌブラル島に生息する個体が登場。
今作では敵キャラとしての登板であるが、自身から攻撃を仕掛けてくることはない。 ただしプレイヤーの行く手を妨げる形で眠りこくっているため、見つけたら麻酔弾をぶっ放して丁重に立ち退き願わなければダメージを受けてしまう。 プレイヤーとしては邪魔者が消えてよかったよかったという心境だろうが、アンキロ的にはジープで爆走する人間たちの方こそ、邪魔者に見えて仕方がないだろう。
一発当てれば、森の中へと消えてくれる |
Warpath: Jurassic Park
セレクト画面 |
プレイアブルキャラクターの1頭として登場。
ジュラシック・パークⅢ(AC)
ステージ2のボスキャラとして登場。 ジュラシック・パークⅢに登場した個体が登場する。(本人かそっくりさんかは不明)
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう
飼育可能な恐竜として登場。
Jurassic Park: Dinosaur Battles
プレイアブルキャラクターとして登場している。
Jurassic Park III: The DNA Factor
敵キャラクターとして登場。 プレイヤーを見ると、石を落として攻撃してくる。
経営シミュレーション・ジュラシックパーク
飼育可能な恐竜として登場。 評価は星4つでセーブデータによっては初期より飼育可能な種となっていたりもする。
普段より「ンモーッ!」などと叫びつつ、尻尾を地面に打ち鳴らしているが理由は不明。 また肉食恐竜と戦闘することが可能で、己の棍棒を振りかざして相手を屠ることが出来れば上出来。 ダメなら首の骨をへし折られてしまう。
Jurassic Park: Explorer
ゲームをクリアすることで、アンキロサウルスのCGとありがたい情報が拝める。
ジュラシックパーク・ビルダー
飼育可能な恐竜として登場。
Jurassic World™: ザ·ゲーム
最初期より登場していた恐竜で、レアリティは「スーパーレア」
時たま開催されるイベントをクリアすることでお店での購入がアンロックされる。
LEGO Jurassic World
ジュラシック・ワールドシナリオにて登場。
映画同様インドミナス・レックスとの対決シーンが出てくるものの、当ゲームは誰も死なない死なせないがモットーの内容となっているため首を折られてフェイタリティーな目に遭わない。
LEGO Dimensions
LEGO Jurassic Worldの姿にて登場。
Jurassic World アライブ!
黄金色に輝く第一世代と青色ボディがクールな第二世代が登場。 レアリティはそれぞれ「エピック」と「ノーマル」
どちらも防御こそ最大の攻撃と言わんばかりのガードタイプとなっており、シールドを張れるのは当然のこと第一世代のアンキロは一時的にだが無敵にもなれる。
ただどちらもガード貫通を持つ恐竜には弱いため、力技でゴリ押すタイプの生物が来たら大人しく引いた方が身のためである。
ジュラシックワールド・エボリューション
飼育可能な恐竜として登場。 第二ステージのイスラ・ムエルタ島より化石が発掘できるようになる。
比較的安価で作れてかつ人気が高いため、パーク運営の序盤においては頼れる存在である。 ただし同種・多種問わず自身のテリトリー内に多くの恐竜がいることを好まないため、調子に乗って作りすぎないように注意しよう。
ジュラシックワールド・エボリューション2
飼育可能な恐竜として当然のように続投。
解禁するのがやや面倒になったものの、相変わらずゲーム内の人間からの評価は高い。 おまけに今作では仕様変更によって許容する個体数の上限が増えたため、アンキロがたった5匹いただけでフェンスをぶっ壊しにいく光景は見られなくなった。
Die-Cast: Jurassic Park
北米限定の玩具としてフィギュアとカードが発売されており、ハドロサウルス(という名のパラサウロロフス)と共に抱き合わせで店頭に並んでいた。
Jurassic Park Series 2
こちらはサトラー博士との抱き合わせとして、フィギュアが発売されていた。
Jurassic Park Junior
こちらはディロフォサウルスとの抱き合わせで発売。 この頃はまだ単独では売れないと判断されていたのだろうか?
Jurassic Park 2011 toys
こちらは発売前に企画がポシャったため、製品が世に出ることはなかった。
ジュラシック・ワールド
ようやく単体で商品が発売された。
Jurassic World: Dino Hybrid
脱着可能な鎧が付属されており、頭と背中に装着させることができる。
ジュラシック・ワールド/炎の王国
マテルやDino rivalsなど、様々なレーベルにてフィギュアが発売されていた。
ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ
バンピーの項目を参照ください。トリビア
ギャラリー
脚注