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概要[]
イアン・マルコム(Ian Malcolm)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する主要人物の一人である。
人物像[]
世界的に著名な数学者で、専門分野はカオス理論である。 このカオス理論という設定はパッと見、マルコムの奇人変人っぷりをアピールするアクセサリーにしか思われない側面があるものの、原作の小説においては作品のテーマの1つとして非常に重要なウェイトを占めており、パーク三部作もといワールド三部作においても隠れキーワードとなっていたりする。
パーク三部作時代は、ラテン系のGakctみたいな風貌をしており、比較的地味な格好のグラント博士とは違い、黒を基調としたオシャレな服を身に着けていた。 炎の王国にて再登場した際は、年相応に落ち着いた風貌となり、いぶし銀な爺さんになっていた。
理屈っぽい学者気質な一面こそあれど、性格自体は非常に明るく、呼んでも呼ばれなくても気さくに話しかけてくれるため、終始大人しく近寄りがたいオーラを漂わせるグラント博士と比べると、まだお友達になれそう感はあったりする。 ただし話す言葉のほとんどは非常に回りくどく、その中にしれっとイヤミを交えたりもするため、聖人かと言われると決してそうとは言い切れない。 また美人に目がない根っからの女好きでもあるらしく、1作目においてはサトラー博士にあれこれ言い寄ろうとする姿が見られた。やはり学者先生であっても、シモの部分は正直なようだ。
まさにカオスを絵に描いたような人物だが、前述した通り決して人の心を失っているわけではないため、口ではハッキリ言わないものの仲間の身の安全を何よりも大切に思っており、事実レックスとティムがティラノサウルスに襲われたり、自身の元カノと娘がラプトルに襲撃された際には、命を懸けて囮役を買って出たりしている。 非常に勇気と行動力に富んだ人格者であることは疑いようもないだろう。
ジュラシック・パーク[]
パークへの推薦状を書いてもらう目的で招待された学者の1人として登場。ハモンドのやつ、本気でやりやがった・・・!
前述の通り、口を開けば皮肉とワケの分からん専門分野を矢継ぎ早に喋る奇人変人であるが、よくよく聞いてみると言ってること自体はマトモであり、古代から無理やりよみがえらせた恐竜を見世物にすることに関しては終始反対する立場にいた。
物語の前半において、ティラノサウルスに襲われた子供たちを救うべく単身囮を買って出た際、ティラノの体当たりを喰らって瀕死の重傷を負ってしまう。 その後サトラーとマルドゥーンに助けられた後は、パークのシステムを復旧すべく尽力したがティラノに襲われた際、足を折って動けなくなってしまったため、ハモンドと共に地下に籠り、命を賭して下界を探索するサトラ―達を全面的にサポートした。
そんな経緯もあって前半の活躍とは打って変り、後半は若干空気になりかけたものの最終的には生き残り、島からの脱出に成功した。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク[]
主人公として登場。
隙あらばサトラー博士に言い寄る前作の軟派な性格は影を潜め、ノーテンキなサラを救助するため単身島に乗り込んだり、ラプトルに単騎で挑んだりするなど、フェロモン漂う熱い漢に進化していた(ただし遠回しにイヤミを言う性格は相変わらず)
ヌブラル島での事件を経験しているためか、恐竜に対して常に警戒することを忘れない慎重な面が目立つものの、周りの人間がイカレたフルーツポンチばかりだったこともあり、常に振り回されている苦労人気質も見せていた。
また前述した通り、今作においても襲われる仲間を救うべく命を賭して囮役を買って出る場面が多く、その活躍ぶりだけ見れば主人公の鏡と言わざるを得ないが、一番美味しい所は娘や恋人に持っていかれてしまうなど、1作目のころに味わった不遇っぷりを今作でも噛みしめる事となってしまった。
ジュラシック・パークⅢ[]
本人は登場しないが、エリックの台詞として名前だけ登場。
かつて自分が訪れたソルナ島にてサバイバル生活をしていたエリックに、知らず知らずの内にディスられた。
ジュラシック・ワールド[]
本人の出番はないが、著書が登場している。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
ロスト・ワールド以来、実に11年ぶりとなるシリーズ復帰作。
劇中ではヌブラル島に住む恐竜たちの処遇について話し合う場において、アドバイザー役として登場。 作中における狂言回しの役回りを担った。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
前作から続投することが確定している。 まだ映画の詳細が語られなかった時期に行われたインタビューでは、「グラント博士、サトラ―博士らと共に、新たな脅威に立ち向かうハメになる」と話していた。 その後 公開された予告編ではオーウェン一行と共に行動する様子が見られるなど、大いなる活躍が期待されている。何故いつも巨大化する?
ジュラシック・パーク(小説)[]
主要人物の1人として登場。 映画よりもカオス理論設定を全面的に押し出しており、一応作中のキーマン的なポジションにいる。
島からの脱出のため尽力するが、その最中にケガを負ってしまい前線から離脱。 それからほとんど登場することはなく、最終的にはなんと生死不明のまま島に放置されてしまった。 そのため作中における安否は不明なまま物語は幕を閉じてしまい、もし次回作がなければ恐竜共々ナパームで焼き殺されている可能性も十分にあった。
ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-[]
映画と同じく主人公として登場。
前回にておいてきぼりを食らったものの、ちゃんと軍隊によって救助されていたことが判明し、なんとか一命をとりとめた。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(AC)[]
ゲームが始まった時にはサラと共にどこかへ行ってしまったようで、彼と合流するのがプレイヤーの目的の1つとなっている。
ステージ1で名前が出てからしばらくは音沙汰がないものの、ステージ4においてようやく本人が登場。 ジェフ・ゴールドブラムとは似ても似つかない顔と声で終始どーでもいいことを言っているだけの存在だが、最終的にはプレイヤーをヘリで迎えにきてくれるため、バカにしてはいけない。
LEGO Jurassic World[]
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク編におけるプレイアブルキャラクターとして登場。
なお彼の日本語吹替を担当している大塚芳忠氏は、ゲームの販促動画のナレーションも担当している。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
野心家の陰謀がまた始まったか。
ジュラシック・ワールド/炎の王国のタイアップゲーム故か、ご本人のフルボイスで登場する。
ゲーム内における役割はファンサービス、自身の経験談からプレイヤーに的確なアドバイスを送るいわばサポーターのような存在。 ただしそのほとんどは役に立たないというか、すでにカボット・フィンチやズッコケ3人組が言ってる事をオウム返ししてるだけなので、シリーズファンをエモい気分にさせてくれる存在でしかない。(まぁ、それで十分なんだけど)
前述の通り、英語版で声を担当しているのは、ジェフ・ゴールドブラムご本人であり、当ゲームのセールスポイントであった。(その証拠にこんな動画も作られちゃったりした)
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
今作においてもご本人様ボイスを引っ提げて登場。
カオス理論モードやキャンペーンモードなどに登場しており、役割は前作同様狂言回しである。余談[]
- 映画、ゲーム問わず彼の日本語吹替を専属で担当されているのは、声優の大塚芳忠氏である。
- 実はジュラシック・パークシリーズで最も多く登場している人物はマルコムだったりする。
- ロスト・ワールド/ジュラシック・パークに登場する小道具から彼の個人情報が判明しており、生年月日は1955年6月29日、住所は2625 2nd Avenue, Apartment #111, in New York City、電話番号は(212) 555-3456、ファクスの番号は(212) 555-3457、映画で映るモニターの情報と食い違う部分が存在し、モニターでは身長6フィート4インチ(約195cm)、体重210ポンド(約95kg)と打たれており、書類には身長6フィート6インチ(約201cm)で体重は200ポンド(約90kg)と著されている。因みに俳優のジェフは身長6フィート4インチ(約195cm)、体重196ポンド(約88キロ)である。