概要[]
イクチオサウルス(Ichthyosaurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する水棲爬虫類の一種である。
その生態[]
三畳紀(後期)からジュラ紀(前期)までの2つの時代を跨いだ水棲爬虫類の一種。 ただし同じ2つ名を持つ「エラスモサウルス」や「モササウルス」などとは違い、彼らは魚竜と呼ばれるイルカの爬虫類版のような生物であった。
全身骨格 |
初めてこの生物の化石を発見したのは、1800年当時イングランドに居を構えていた古生物学の母こと「メアリー・アニング」であった。 後々プレシオサウルスやディモルフォドンを発掘して世界中から賞賛を浴びることになる彼女の初手柄こそがイクチオサウルスであり、偉大なる功績の足がけとなる存在であった。
メアリー談義はこれくらいにしてイクチオ本人の情報を書いていくと、体長は平均3メートルほどと後の地球に現れる魚竜としては小柄であり、原生生物でいうクロマグロと同じくらいの体躯であった。非常に耳がよく水の振動を感じて獲物や外敵がどのくらいの距離にいるかを把握出来たらしい。 ただし耳と引き換えに全ての器官を犠牲にしたわけではなく、強固な強膜輪で覆われている目もとても良かったと言われている。
かつては陸上に上がって産卵するというウミガメスタイルで繁殖していたとされていたが、最近になって身ごもっている化石が発見され、現在では胎生で子孫を残していたことが分かっている。
シリーズにおける活躍[]
主にゲームを中心に活躍中。
ジュラシック・パーク(AC)[]
敵キャラクターとして登場。
ただし他の殺意100%な恐竜たちとは違い、直接プレイヤーを攻撃することはなく、ジープがひた走る水路の傍からアーチを描いて飛ぶ背景モブとして己の職務を全うしている。
ちなみに飛んでいるイクチオサウルスは狙撃して撃ち落とすことが可能で、殺伐としたゲーム内容故に無害だとつゆほども知らないプレイヤーに敵と誤認されて撃ち落とされるのがほとんどである。カワイソス
Jurassic Park (ファミコン)[]
敵キャラクターとして登場。
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]
飼育可能な恐竜の1頭として登場。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
飼育可能な魚類として、久々にゲームの舞台へとカムバックした。
ジュラシック・ワールドのカオス理論モードなどで解禁可能な生物であるが、発掘場の値段が異常なまでに高額設定されているため、ゲノムデータを手に入れる際は潤沢に資金を貯めるか、発掘場のコスト削減ができるスタッフを雇用することを忘れずに。関連項目[]
- ジュラシック・パーク(AC)
- Jurassic Park (ファミコン)
- ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう
- ジュラシックワールド・エボリューション2