概要[]
イスラ・タカニョ島(Isla Tacaño)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する島の名前である。
島の環境[]
ラス・シンコ・ムエルテス諸島に属する島の中で2番目に表面積が小さい。
島の形は木の葉状となっており、イスラ・ソルナ島とイスラ・ペナ島に挟まれている。
気候の変動が激しいことで知られる諸島において、イスラ・タカニョの気候は一年を通して安定しており、嵐が来る事はほとんどない。 そのためタカニョ島にパークを建設する話は度々上がっていたらしいが、荒涼とした地形が多いせいで土地の整備が難しく、計画は何度も頓挫したという。
現在当島には、溢れんばかりの野心を持って事業を起こそうと奮闘した経営者たちの墓標が廃墟としていくつも残されているという。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
設定として名前だけの登場に終始していたタカニョ島だが、このゲームにおいてついに島の全容が明らかにされた。
小さい島という割にはそこそこ広大な表面積を誇っており、嵐が一切来ない環境などパーク運営するにあたってこれほど好条件な島はない。 ただし最初にここを訪れた時は資金がマイナスの状態でスタートし、経営を立て直すために島に設置された設備を解体し恐竜を生み出す資金を捻出しなければ、タカニョ島を攻略する事は出来ない。
また前述した通り、荒涼な土地という設定を反映しているためか、十分なスペースが空いているにも関わらず何故か「制限があります」のダイアログが表示されて建物が建てられないという現象が発生しがちである。(尤もこれは当ゲームで登場するすべての島に言える事なのだが)
以上のように、やや一筋縄では攻略できない島ではあるものの、一度軌道に乗ってしまえば一気にヌルゲーと化す上に、ここからティラノサウルスやブラキオサウルス、ガリミムスにパラサウロロフスといったシリーズお馴染みの恐竜たちを飼育できるようになるため、実装されている全島の中ではここがとても楽しい島であると思われる。
・タカニョ研究施設[]
有料DLCコンテンツ「ウー博士の秘密」において、イスラ・タカニョ島内に新ステージ「タカニョ研究施設」が追加された。
広めだった本家タカニョと比べて異様なまでに狭い場所であるが、これはウー博士が誰にも知られる事なくハイブリッド種を育てるためのお忍びの場だからである。(ただしそのくせパーク運営はするため、秘密保持云々はガバガバである)
ここではハイブリッド恐竜であるアンキロドカス・スピノラプトル・ステゴケラトプスが初登場し、ミッションをクリアする事で飼育が可能となる。