概要[]
イスラ・ヌブラル島(Isla Nublar)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する架空の火山島である。
当シリーズにおける重要な島であり、原作「小説版ジュラシック・パーク」および映画3作品における舞台となった。
島について[]
小説版と映画版で若干設定が異なっているが、共通していることはコスタリカ近海に位置する無人島であり、ジョン・ハモンドがCEOを務めるバイオ企業「インジェン社」が所有しているということである。 葉っぱもしくはベロのような形をしているのが特徴で、媒体によってまちまちであるものの、非常に巨大な無人島であることも最大の特徴である。[1]
「イスラ・ヌブラル」という名前は、現地の言葉で「雲の島」を意味しており、その名の通り様々な雲の通り道となっている。 普通の曇り空くらいならまだ生易しい方で、場合によっては雷を湛えた黒雲に加え、通り過ぎたもの全てを完膚なきまでに吹き飛ばす嵐など、とにかく凄まじいくらいに天候が安定しない。 これはヌブラル島が赤道直下に位置する島だからである。
ちなみに、ヌブラル島の近くには似たような無人島の集まりである「ラス・シンコ・ムエルテス諸島」というものがあるが、何故かこの島は件の諸島には含まれていない。 地図上で見ると若干距離が離れているのが原因なのか、「なんかコイツいけすかねぇからハブったろ」と凄まじい別称を与えられている島々から思われたが故なのかは不明である。
・小説版[]
コスタリカからおよそ120 マイル沖合に位置する島で、表面積は22 平方マイル(およそ56㎢)である。 文字媒体ゆえか、かなり細かく島の描写がなされている。
・映画版[]
コスタリカの西190Km先にある島で、表面積はおよそ56k㎡の大きさがある。
1作目においてはインジェン社が所有していたが、島内で痛ましい事件が起こってからはコスタリカ政府が管理するようになった。 それから暫く経ったのち、マスラニ・コーポレーションがこの島の権利を購入したか政府の許可を取ったかで新たに島でパーク運営をするようになる。
テーマパークについて[]
イスラ・ヌブラル島を語る上で忘れてはならないのが、この島で運営されている(orされる予定だった)テーマパークである。
トリビア[]
・映画のイスラ・ヌブラル島のシーンの多くは、ハワイ(カウアイ島)がロケ地となっている。
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ 「経営シミュレーション・ジュラシックパーク」でのみ、初期設定の葉っぱ型から正方形へと島の形を変えることができる。