概要[]
エルリコサウルス(Erlikosaurus)とは、ジュラシックシリーズに登場する草食恐竜の1種である。
生態[]
約9,000万年前の白亜紀のモンゴルに生息していた恐竜であり、獣脚類でも特に異様なグループのテリジノサウルス類に属する。
もっぱら肉食恐竜ばかりの獣脚類でもこのテリジノサウルス類の系統は植物を食べる進化を遂げており、口先は植物をついばむ嘴になっており植物を消化するための大きな消化器官を納めるため恥骨が鳥盤類のように後方を向いていたりと、かなり特殊化している。また、近縁種の化石から前肢には植物を手繰り寄せたり敵を攻撃するための長い爪が生えており、羽毛も持っていたと考えられる。
エルリコサウルスはモンゴルのバヤン・シレ層で頭骨や上腕骨などが発見されており、頭骨をCTスキャンにかけたところ脳の聴覚や嗅覚、バランス感覚などを司る部位が鳥類や他の肉食獣脚類と同様の発達をしており、それを用いて社会行動や捕食者の回避ができていたという。
シリーズにおける活躍[]
主にゲームを中心に活動している。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
草食恐竜の1種としてテリジノサウルスやセグノサウルスなどの近縁種とともに登場。
餌やりではその大きな腕で木を曲げて木の葉をたべたり、バトルではその爪で敵をズタズタに引き裂いたりとアグレッシブな行動が見れる。また、進化させれば羽毛がより派手な色合いになっていき、最終進化では飾り羽根や大きなトサカをもつようになる。
Jurassic World アライブ![]
散歩すれば時々見つかる恐竜としてテリジノサウルスを差し置いて登場。第1世代(エピック)と第2世代(レア)の2種類がいる。
第1世代は好奇心が強く金ピカな羽毛で覆われていてよく目立つが、発達した聴覚のおかげですぐに逃げ隠れできてしまい、滅多に見つけられないという(野生出没する恐竜で最高レア度のエピックである要因だろう)。
第2世代は茶色の羽毛に青と赤の派手な顔が特徴的であり、エルリコサウルスの遺伝子から恐鳥類フォルスラコスの遺伝子を作成する実験の失敗で誕生したというなんかすごい経緯をもつ。(その後、このゲームで本当にフォルスラコスが実装されたが配色や技はそんなに似ていない)
ギャラリー[]
・Jurassic World™: ザ·ゲーム[]