概要[]
エンテロドン(Entelodon)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する哺乳類である。
その生態[]
約3700万年~1100万年前(始新世後期~中新世後期)のユーラシア大陸に棲息していたクジラ偶蹄類エンテロドン科の代表種。名前の由来である「完全な歯」とは、上下顎片側それぞれに門歯3個・犬歯1個・小臼歯3個・大臼歯1個が並んだ真獣類の基本となる歯列から来ている。
大型の体躯、高速の走行が可能だっただろう2つ蹄のついた細長い四肢、頭骨長65cmの長い鼻先をしており、頬の骨が肥大化して突き出た頭骨と突起が生えた下顎という厳つい容姿をしており、別名「地獄から来たブタ(ヘル・ピッグまたはターミネーター・ピッグ)」とも称されており、骨格や頭骨はイノシシやブタに似ているが、それらよりもクジラやカバに近縁らしい。
食性は現代のイノシシやカバと同じく雑食性だったと推測され、果実や根っこ、さらには死骸も漁っていたと考えられる。
シリーズにおける活躍[]
他の新生代の生物同様、ゲーム版にて出番が多い。
ジュラシックパーク・ビルダー[]
氷河期パークにて実装。外見は頬の突起はあまり目立たず、イノシシやペッカリーみたいな外見をしている。また、近縁種のアルケオテリウムもここから登場した。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
新生代生物実装とともに参戦。レア度レアのサバンナ属性。
進化させると体に縞模様が増えるほか、最終進化させると顔にさらに角が沢山生えるようになる。ちなみに餌やりでは肉の塊を漁る。(いくら死肉も漁る雑食だからって肉ばっかり与えなくっても……)
Jurassic World アライブ![]
新生代生物が登場するようになって以降、アップデート1.9にてカルボネミスやケレンケンとともに参戦。レア度はレア。以前は日曜限定の生物だったが、今では昼間ならどこでも出没する。
攻撃力やクリティカル率が高く、相手チーム全体に防御破壊攻撃をする「グループ破壊蹂躙」と自分のチームの攻撃力と素早さを上げる反面相手チームの攻撃力も上げてしまう「相互激怒」を持ち合わせている。
また、ここでも餌やりではデカイ肉を与えている。(某恐竜サバイバルゲームでもそうだったが海外ではエンテロドン=肉食だと思ってるんだろうか…?)