アミーゴ!グー!!
概要[]
エンリケ・カルドソ(Enrique Cardoso)は、ジュラシック・パークIIIに登場する人物の一人である。
活躍[]
・ジュラシック・パークIII[]
違法パラセーリングのツアーを行う会社「Dino-Soar」の代表を務めている人物。 序盤にチョロっとしか登場しない脇役なため、印象的なセリフは序盤の「アミーゴ!」くらいしかない。
お客であるベンとエリックをパラシュートで上空に送ってすぐ、目の前に発生した深い霧の中へと潜り込み、霧が晴れた頃にはボロと化したボートを残して行方不明となってしまった。
彼の最後について[]
以上のように唐突に消えて、その後なんの説明もされず物語から退場した彼は、映画の内容上非常にどうでもいいキャラクターであった。
しかしあの霧の中で何が起こったのかと無限の妄想を膨らませるのが人間というものであり、全世界に存在するシリーズのファンたちは彼の最後を大いに考察した。
その結果、以下の仮説が立てられている。
- スピノサウルスに食われた
この映画におけるスピノサウルスは、水中を自由自在に動き回る様子が描写されており、同時に小舟を大破寸前に追いやるほどのパワーをも見せた。
霧が晴れた際に現れた船も、前述した小舟と同じような状態だったため、島の主として君臨していた彼女が海にいる不届きものに制裁を下した(ついでにエサにした)という説が上げられている。
- プテラノドンに食われた
島に生息していたプテラノドンが彼らを襲ったという説がこれ。 事実 鳥籠にいたプテラノドンの巣には人骨が転がっており、これの正体はヒナに喰われたエンリケの成れの果てと考察するファンがいる。
鳥小屋からどうやって出たんだという話や、なんでコイツらを食ったプテラは島に常駐しているんだと言った疑問点はあるが、割と腑に落ちる説でもある。
ちなみに小説版ではプテラノドンが死因となっている。
- ティロサウルスなどの水棲爬虫類に食われた
ゲーム限定の設定だが、かつてヌブラル島では水棲爬虫類がいくつか作られていた過去があり、紆余曲折あってソルナ島に常駐した彼女らが、お食事どきにたまたま見つけたエンリケ達を食ったという変わり種な説。
中でも人間を襲った経験のあるティロサウルスは、その筆頭候補として上げられておりツッコミどころは多いものの、もし本当だったら非常にロマンのある説といえる。
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と色々あるのだが、実はスピノサウルスが彼を捕食した可能性が最も高いとされている。「あの体でボート程速く泳げる訳ねぇだろ!」と言いたくなると思うが、実は「ジュラシック・パークⅢ」の監督を担当したジョー・ジョンストンが恐竜についての知識にあまり詳しくなく、「泳げるっぽいからソイツらにも追いついて食えるっしょ〜」的なノリで作った為、この様になったと言う。他にも主人公勢を乗せた離陸直後の飛行機がいきなり飛び出したスピノサウルスのヒレにぶつかり墜落するシーンがあるが、スピノサウルスのヒレは背骨と直結しているので、作中の様な事が起きれば、まず間違いなくスピノサウルスはヒレがバキッと折れて死亡する。しかしその後ピンピンしながら再登場してナッシュやティラノサウルスをあっさりシバくところから、ジョンストンの恐竜に関する知識が窺える。
(※↑上記は100%確かなモノではないので、何方か間違っていたら修正お願いします。)