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概要[]
オーウェン・グレイディ(Owen Grady)は、ジュラシック・ワールドシリーズに登場する主要人物の1人で、主人公のことである。
かつてのシリーズにて主役を務めたアラン・グラント、イアン・マルコムらのバトンを受け継ぐ正式な後継者であり、シリーズの物語に深くかかわる重要人物の1人として扱われている。 劇中で見せる冷静かつサッパリとした性格、そして男らしさ全開の活躍をすることからファンが非常に多く、シリーズ屈指の人気キャラの1人としてその名を世界に轟かせている。
経歴[]
彼がジュラシック・ワールドで勤務するまでの前歴は、本人があまり語らないことからほとんど知られておらず、クレアですら知らないというのだから、その秘匿ぶりはなかなかのものである。
それでも海外Wikiの一部強者たちが入手した情報がいくつか存在するため、それを列記していこうと思う。
・幼少から成人まで[]
1979年にテネシー州チャタヌーガにて誕生。 家族仲は良好だったようで、両親の愛情を受けつつ幼少期のオーウェンは、漫画やアニメを読むことに熱中しており、中でも「怪獣王ターガン」「デンバー 最後の恐竜」「ダイノソーサーズ」そして「原始家族フリントストーン」が大のお気に入りだったとのこと。 また門限になるまで外で遊んだり、近隣の森を探索したりするなどアウトドア派な一面もあったようで、プールとサッカーに打ち込んでいたというその後成長してアメリカ海軍へと入隊。 イルカの行動学についての研究を行なっていたそうなので、軍用イルカの訓練などをしていたのかもしれない。 ちなみに入隊前後のどこかにおいて動物行動学者として活躍し、ジュラシック・ワールドにて共に勤務することになるバリーと出会った。
・IBRIS計画[]
海軍を除隊したのちにオーウェンは、インジェン社のセキュリティ部門から「IBRIS計画」と呼ばれるプロジェクトへの参加を打診される。 このIBRIS計画とはヴェロキラプトルを訓練して飼い慣らすことが可能かという計画で、行く行くは戦場において実装するための下準備として立ち上げられた。 この時に誕生したのがかの有名な「ラプトル4姉妹」である。
オーウェンは当初、ラプトルを飼い慣らすことは現実的じゃないとして断ったものの、何度か交渉されたのちに賛同しプロジェクトへと参加する。 Baby Raptor Pen(通称)と呼ばれる場所で赤ちゃんラプトルを飼育していくにつれて、彼女らが思った以上に高度な社交性を持ち合わせていることが判明し、2013年ごろにフランスにいたバリーを呼び、ラプトルの飼育員として補佐をしてほしいと依頼した。
その後飼育していたラプトルが死亡するなどの悲劇に見舞われながらも、オーウェンはラプトル達のリーダー、親代わりと彼女らに刷り込みを行い、後述する映画が始まる頃には4匹のラプトルを育て上げることに成功。 中でもブルーとは種を超えた絆を構築するに至るなど、長年にわたる研究成果を実らせた上に、実の娘とも言うべきかけがえのない存在を手にすることとなった。
これでいつまでも幸せに暮らしましたとなればいいと思うのだが、そうは問屋が卸おろさないのがこのフランチャイズが作り出す世界というもの。 何故ならプロジェクトが開始してから数年後の2015年、彼や娘たちにとって最大の試練が訪れることになるのだから・・・。
人物像[]
オーウェンという人物を一言で言い表すのであれば、たくましさに満ち溢れた好漢である。
元兵士という経歴ゆえか、銃火器の扱いに長けており、空を高速で飛び回るプテラノドンやディモルフォドンを的確に撃ち落とせるほどの射撃の腕を持つ。
筋が通っていないことを何よりも嫌い、目上の人間であれど間違っていることがあれば堂々と意見を述べるなど、非常に肝の据わった部分が見受けられる。 まさに主人公の鏡といえる人物であろう。
ただし水洗便所のように磨かれた正義感に全リソースを割いたのか、相手の気持ちを汲み取るのが苦手な節があり、特に女性の機敏な心を察知するのは致命的なまでにヘタクソである。 事実、一度クレアとデートに出かけることになった際、しっかりめかしこんできた彼女に対してオーウェンはアロハシャツに短パンと、非常にカジュアルな服装をして現れたというエピソードからもそれが頷ける。
手先が器用かつDIYの才があるのか、自身の住む家を自作しており、ジュラシック・ワールドパークでは敷地外にある湖畔付近に小屋を建てて1人住んでいた。 また機械をいじるのも好きらしく、中でもバイクをいじるのが好きな描写が見受けられる。 事実映画内では、自宅にあるバイクを手入れするシーンや実際にそれを乗り回している場面が登場。 バイク野郎の気質をうかがい知ることができる。
劇中における活躍[]
現在「ジュラシック・ワールド」「炎の王国」、そして最新作「新たなる支配者」の計3作品に登場することが確定している。
ジュラシック・ワールド[]
我らがご存知デビュー作。
主人公として登場し、作中ではラプトル4姉妹との交流やインドミナス・レックスとの戦いにおいて大活躍する彼の勇姿を拝むことができる。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
引き続き主人公として登場。
ヌブラル島の恐竜脱出作戦には最初乗り気ではなかったものの、ブルーが生きているかもという話を聞いて参加を決意。
島で愛しい娘と再会したかと思ったら、いきなり彼女をキズモノにされ、自身も恐竜用の麻酔銃を喰らって動けなくなったところに溶岩と恐竜の群れがやってくるなど、常人ならば2度死んでいる場面を何とか切り抜け、クレアら仲間と数頭の恐竜たちと共にアメリカへ帰還。
その後はウィットリ―に捕らえられ、ロックウッド邸地下の牢獄に閉じ込められていたが、同じく捕らわれていたスティギモロクの助力によって脱走に成功。 混乱の過程で脱走した新種のハイブリッド恐竜「インドラプトル」と対峙し、勝利をおさめた。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
主人公ゆえに、ワールド三部作にして完結編にも当然のように登場。 炎の王国から映画が始まるまでにクレアと婚約、そしてメイジーを養子として迎え入れており、オーウェンのキャビンにて仲睦まじく、そして外敵からの襲来に警戒しながらも暮らしていた。
そんな三人組であったが、ある日ブルーと彼女が産んだ赤ん坊ベータと出会ったこと。 そしてメイジーとベータが連れ去られてしまったことで、彼女らを救うべくクレアと共に最後の戦いへと赴くことになった。
ジュラシック・ワールド(小説)[]
主人公として登場。 基本的な活躍は映画版とほぼ同じ。
ジュラシック・ワールド/炎の王国(小説)[]
主人公として登場。 こちらにおいても映画版とほぼ同じ活躍をする。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(小説)[]
主人公として登場。 こちらにおいても映画版とほぼ同じ活躍をするが、エクステンデッド版を元にしているためか、出番やセリフ量は多い。
LEGO Jurassic World[]
プレイアブルキャラクターとしてジュラシック・ワールド編に登場。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
プレイヤーのナビゲーター役として登場。
基本的には原作同様、雄々しい口調で喋っているものの、油断するとクレアに敬語で話しかけたりするなど、洋ゲー特有のガバガバ翻訳が顔を覗かせる時がある。
LEGO Dimensions[]
プレイアブルキャラとして登場。 アンロックには専用の玩具を使う。
Jurassic World アライブ![]
DPGに入って日が浅い、新人職員を教育するサポーターとして登場。 まるで職員のような口ぶりで話しかけてくるが、正式に組織に所属したのか単なる派遣さんなのかは不明。
ゲームの根幹部分にあたるバトルの基礎を分かりやすく丁寧に教えてくれる・・・はずなのだが、その教育方針は基本「やるだけやってみろ」なので、クエストを始める前に「このアビリティを使え」と指示したらそれについての説明はロクにないまま、ポーンとバトルフィールドに放り込まれてしまう。
そのため「何すればいいんだ?」と困惑してる間に勝ってしまった、あるいは逆に殴り殺されてしまったというパターンが割と頻繁に起こる。 「そんな教え方で大丈夫か?」と小一時間問い詰めたくなるものの、現在バトルにおいてランキング上位に立っている方達はみな、彼の教育を受けた後に今の地位にいらっしゃると思われるため、そこまで間違った指導はしていなかった・・・のかもしれない。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
ナビゲーター役として登場。
時々現れてはプレイヤーにアドバイスをくれるのだが、その内容は基本「叱咤激励」の「叱咤」部分しかないため、正直言って耳を貸す価値はない。
ちなみに当ゲームは、マルコムやクレアなどの主要キャラクターの声をわざわざご本人にアテていただくなど非常に力の入った仕事をしていることで有名なのだが、オーウェンだけはスケジュールの都合が付かなかったのかご本人ボイスではなく、代役が立てられている。 また彼の日本語吹替を担当するのも玉木宏や山田耕史ではなく、プロの声優さんである小松史典氏である。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
ナビゲーター役として再び続投。 こちらも本人ボイスではない。
前作と比べて軽口を叩く率が増え、オーウェンというよりかはスター・ロードみたく見えてくる。
LEGO Jurassic World[]
主人公ゆえに様々なセットに付属している。
Jurassic World: Dino Hybrid[]
「Owen "Alpha" and Velociraptor "Blue"」という玩具に人形が付属している。
Chronicle Collectibles[]
2016年にフィギュアが発売されている。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
以下の玩具が発売されている。
トリビア[]
- オーウェンが来ているジャケットは、映画第1作目に登場した「ロバート・マルドゥーン」のものに酷似している。
- ラプトルを飼育し訓練するポジションのキャラクターはオーウェン以外にも存在し、「Jurassic Park: Dangerous Games」に登場するフランセス・ホワイトがそれに該当する。
- 映画版におけるオーウェンの日本語吹替を担当するのは、全作通じてタレント声優の「玉木宏」である。
- ちなみにテレビ版の担当は、山田耕史。 ゲーム版[1]は、小松史典さん。レゴシリーズを寸石和弘さんが演じている。
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ ジュラシックワールド・エボリューションシリーズ