カストロイデス

概要[]

カストロイデス(Castoroides)は、ジュラシックパーク・ビルダーに登場する哺乳類の一種である。

その生態[]

新生代の北米に生息していたビーバーの仲間で、非常に巨大な体躯が特徴的であった。聞いて驚くその体長はなんと2メートルである。

散々持ち上げといてたった2メートルかよ、しょっぺぇなぁ・・・などと言ってはいけない。現在アメリカに生息するビーバーの体長は平均およそ80センチほどしかないミニマムさなうえに、カストロイデスとほぼ同じ大きさの現生生物は、巨体とパワーを併せ持つモンスター・アニマルでお馴染みのヒグマである。

つまり新生代のアメリカはクマさんサイズのビーバーがあちらこちらで歩き回り、木の幹に食らいつきガガガガッ！とやっていた世にも恐ろしいモンスター大国だったということになる。本当に現世に生まれてよかったと思うばかりだ。

体が大きいこと以外は現生するビーバーとなんら変わらない生活を送っていたそうで、水辺をナワバリにして水中をスイスイ泳ぎ、齧った木を使って巣を作っていたとされている。ただ少しだけオツムが小さかったようで、一部学者先生からはバカだったんじゃないかと言われていたりする。(ただし脳容量の大小はあまり知能指数に影響しないという研究データもあるそうだが)

実は日本有数の巨大博物館こと国立科学博物館にはマンモスやスミロドンといったビッグネームと並んで彼の標本が展示されている。となれば当然国内の知名度は高いのかと言えばそうではないらしく、日本語版wikipediaには彼の記事が存在せず(国内科学博物館のページでも彼の名前は省かれている)、名前で検索してもとあるゲームの攻略サイトがヒットするだけで、彼自身の情報をまとめたサイトはほとんど存在しない。