概要[]
カッシュ(Kash D. Langford)は、ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプに登場する人物である。
本名は「カッシュ・D・ラングフォード」というそうだが、本編中でその名前を呼ばれたことはない。
人物像[]
マンタ社にて勤務する小太りの男。
プログラマー及びエンジニアを専門としており、そのモデルはどう見てもインジェン社に所属していた百貫デブことネドリーである。
かなり沸点の低い性格をしており、少しでも気に食わないことがあると烈火のごとくキレて物にあたる。 それでスッとしてくれれば幾分マシではあるのだが、彼の場合はイライラの果てにそれを上回るレベルの朗報が来ない限り、永遠にイライラし続ける性分である。 それでいて自分本位な性格であることから、自身の仇となる人物を目の当たりにし、懐柔できないと判断するや否や容赦なく消しにかかるなど、人間としての常識すらかなぐり捨てた非常に始末の悪い男である。
こんな問題ありまくりな性格に加えて出世欲が非常に強いため、何か問題が起こってもそれは自分のせいじゃない。 自分の能力を認めてくれない会社の人間は能なしぞろい。 世界は自分を中心に回っていると本気で考えている節が見受けられるなど、謙虚さが一切見られない厄介な人物でもある。 そのため実質部下にあたるターナー博士や上司であるダニエルからは一切評価されておらず、むしろ疎まれている感がみられる。
尤も当の本人も周囲の評価が如何なるものかを理解しているらしく、上司であるダニエルに対して逆恨みに近い憎悪を燃やしている。 その恨みっぷりは凄まじく、劇中ではどこぞのニューリーダーよろしく謀反に走ろうとした描写もあったため、相当イラついていたことが分かる。(尤もこれについてはマンタ社の社風を考えれば分からなくもないのだが......)
以上のように年齢の割に幼稚な性格をしている彼ではあるものの、そのキレやすさからは想像がつかないほど電子技術に対する知識に長けており、手先が非常に器用である。 劇中では、その技術力を生かして犬型ロボットのブラッドや、それを強化・改良したブラッドXをすぐさま開発したり、博士の研究結果から恐竜をコントロールするチップとコントローラーを作成するなど、グーグルに就職していてもおかしくないくらいのスペックを有している。 また相手をあの手この手で脅迫して言いなりにするヤッさん的話術も持ち合わせており、劇中ではサミーとその家族が犠牲となっていた。
そんな彼の趣味はゴルフとテレビゲームである。 ゴルフの腕前は不明だが、ゲームに関してはさほど上手くなく、チートを使ってようやくダリウスに勝てるレベルである。[1] また体にタトゥーを彫っており、これを増やすのも趣味とのこと。来日しても温泉には入れなさそうである。
活躍[]
・シーズン4[]
当シーズンのメインヴィラン兼ボスキャラとして登場。
ヌブラル・シックスらの活躍によってフィーダーが故障したことと、ブラッドが破壊されたことを受け、マンタ社所有の島へと乗り込んだ。
島に来て早々、恐竜を救うべくウロチョロしていたダリウスを捕らえ、人質兼パシリとしてこき使っていたが、逆にダリウスにしてやられる事が多かった。
ほとんどの場面で黒星を上げ続け、ヌブラル・シックスらに翻弄されまくっていたが終盤、彼の上司であるダニエル・コンがやって来たことから状況が一変。 彼の進言でヌブラル・シックスらを罠にはめ、今までの鬱憤を晴らすかのごとく逆転勝利を決めた。 しかしこの事が新たなる戦いの火種を生むことになろうとは、上司であるダニエルはもちろんのこと、カッシュ当人ですらも予知していなかったと思われるが・・・?
・シーズン5[]
前シーズンにて暴れ過ぎたことと、ボスであるダニエルに反旗を翻したことが原因で地下に幽閉される。
それで反省してくれればよかったのだが当然そんな事もなく、彼が提案(ターナー博士の功績を横取り)した恐竜とのコミュニケーション技術を目の当たりにしたダニエルの手によって再び表舞台へと帰ってきた。
中盤、恐竜を操るデモンストレーションの最中にヌブラル・シックスらの妨害に遭い恐竜たちが暴走。 その混乱に乗じて性懲りもなくダニエルへラプトルをけしかけ始末しようとするも、いつの間にかコントロールが解けていたラプトルらに取り囲まれてしまう。 その絶望的な光景を目の当たりにして愕然とする間もなく、ラプトルに草むらの中へと引きずり込まれた後に殺害されてしまった。
ギャラリー[]
出典[]
- ↑ よい子は真似しちゃダメだよ
関連項目[]
- ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ
- ダニエル・コン
- メイ・ターナー
- マンタ社