ジュラシック・パーク Wiki
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概要[]

カルノタウルス・ブル(Bull)は、ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプに登場するカルノタウルスの名称である。

ブルという名前は日本オリジナルの名称であり、アメリカ本国では「トロ(Toro)」と呼ばれている。 一応どちらも雄牛の意味合いを持つ名前ではあるが、何故両国の間で名称が異なっているのかは定かではない。

特徴[]

ジュラシック・ワールドにて飼育されていたカルノタウルスで、全体的な姿はジュラシック・ワールド/炎の王国に登場した個体とほぼ同じ。 あのシノケラトプスに襲いかかった後、レクシィから返り討ちにされたポスターに載ってるあいつと瓜二つである。 ただしあの咬ませ犬と決定的に違う点は、顔に傷がついていることであり、 シーズン2以降はとある事情もあって、全身にヤケドの跡も残っている。

肉食恐竜という事もあって性格は非常に凶暴で、自身の目についたものであれば地平線の果てまでも追いかけるなど、執着心が強い傾向がみられる。 そうした性質もあってか、パークから離れた隔離施設にて飼育されており一般公開はされていなかった。 そんな彼女を見ることが出来たのは超VIPなお客だけだったようで、アニメ内ではケンジがその1人であったことが分かっている。

前述した性格に加え身体能力も非常に高く、文字通り牡牛と見紛うほどのパワフルさと俊敏な立ち回りで相手を翻弄する。 また信じられないほどのタフネスを誇っており、その耐久力たるやどんな事もしても死なないほど強靭である。 これは決して冗談や誇張して言っているのではなく、生物として致命的な外傷を幾度となく受けたとしても決して死なないのである。(詳しくは後述)

シリーズにおける活躍[]

彼女の出番はサバイバル・キャンプ関連のものに留まっているが、メインヴィランということもあってか、その出番は非常に多い。

・シーズン1[]

第2話「秘密」より初登場。 シーズン中、インドミナス・レックスと共にヌブラル・シックスらの前に立ちふさがるボスキャラを務めた。

最初に登場した際は、紆余曲折あって迷い込んで来たダリウス一行に襲い掛かったものの、寸での所で逃げられてしまう。 その際顔に切り傷を負っており、以降それが彼女のトレードマークとなった。 この出会いからダリウスたちを終生のターゲットとして見定めたのか、パークが崩壊して以降、度々彼らの前に姿を現しては素早い動きと圧倒的なパワー、そして生物とは到底思えないほどのタフネスぶりを以てして暴れ回った。

第8話の「終着点」においては、地下道にてラスボスとしてヌブラル・シックスらの前に立ち塞がる。 執拗なる追跡の果てに行き止まりまで彼らを追い詰め文字通り絶体絶命のピンチに陥らせたが、ダリウスが機転を利かせて繰り出したボンベの爆発を受けて全身が焼けただれるほどの重傷を負う。 しかしそれでも死ぬことはなく、濛々と立ち込める黒煙からのそりと立ち上がってヌブラル・シックスらを睨みつけたものの、彼らの剣幕に押されたか、もしくは体力の限界を感じたのか、元来た道を這う這うの体で逃げ去っていった。

・シーズン2[]

第5話「勇者」にて再登場。

前シーズンで負った痛々しい火傷の跡が残っているものの、どうやら体力的には全快しているようで、ケガを負う前とさほど変わらない身体能力というよりむしろ、前よりパワーアップしている感があるサイヤ人の遺伝子でも混ざってんですかね?

劇中では高原を縄張りにしている事が判明しており、そこにうっかり立ち寄ってしまったベンバンピーを追いかけ回した。 その後サバイバル生活を続けた事で逞しくなったベンと、これまたビックリするくらいに成長したバンピーと対峙。 彼らの抜群のコンビネーションによって徐々に追い詰められた結果、高さ数十メートルほどの溝に背中から落ちていった。

落下した衝撃で悲痛な叫びを上げてのたうち回っていたことから、流石にこれでブルは死亡した。 例え生きていたとしても、もう確実に五体満足では出てこないだろうと思っていた。 事実シーズン3と4には出てこなかったため、そういう事なのだろうと誰もが思っていたのだが・・・?

・シーズン5[]

なんとビックリなことに、生存していたことが判明。 しかも普通に五体満足で歩き回っており、訳あってヌブラル島へと戻ってきたケンジと再会し、彼もブルが健在なことに驚いていた。そりゃそうだ

劇中では、コン社長の野望のため脳内にチップを埋め込まれ、そのままマンタ社所有の島へと運ばれる。 そこで恐竜を操るデモンストレーション役として、ヌブラル・シックスらの前に立ちふさがるが、島には彼女以上にヤバい恐竜がいたこともあって、然程目立った活躍はしていない。

そのまま大した見せ場もなく、人知れずひっそりとフェードアウトしたが一応生きてアニメ最終話を迎えたらしく、後述する理由からイスラ・ヌブラル島に帰還、もしくはマンタ社所有の島で今も暮らしているらしい。

ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ: 秘密の冒険[]

ゲームの障壁役として登場。

ルートによっては彼女に食べられたり、タルボサウルスと対決するシーンが拝めたりする。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]

当初は登場する予定であったが、没になってしまったことが制作者へのネットインタビューにて判明。 突然の生存報告を耳にしたファンは大きくざわめき、喜びの歓声を上げたという。

Escape The Enclosure ダリウスを追いかけ回す敵役として登場。 よほどテキトーにやらない限りは追いつかれない。

ジュラシックワールド・エボリューション2[]

有料DLC「サバイバル・キャンプ恐竜パック」に、カルノタウルスのカラーバリエーションとして収録されている。

Jurassic World™: ザ·ゲーム[]

2022年10月29日より始まったシーズンパス「肉食の咆哮」の景品として登場。

レアリティは最高ランクのVIPレジェンドで、レベルアップしても姿形は変わらないが、代わりに芳香剤のCMを思わせるオーラを漂わせている。

Jurassic World アライブ![]

2023年5月31日、新たなるレアリティ「オメガ」属性の恐竜としてゲームに参加。 同時期に参戦している生物の中では唯一のイベント限定生物だったが、後に特殊ゾーン4で出現するようになった。

性能としては攻撃力を上げつつ回避もしてさらにはアーマーまで上昇させる「怒りの耐久」やカウンターしつつ攻撃力の5%(HP33%以下では10%)分回復する「小回復のカウンター」、暴食で回復しておまけにシールドも展開する「カドな暴食」など、サバイバル・キャンプでのタフさをこれでもかと再現している。

オメガ特有のポイントをしっかり割り振って育て上げてあげれば、重戦車の如き活躍をしてくれるだろう。まぁオメガの通例でかなりDNAは手に入りにくいのだが

ジュラシック・ワールド スーパーアクション! []

アクションフィギュアにラインナップされている。 カルノタウルス・ブルという名前の初出はここである。

ブル1
全体像
ブル2
箱入り

尻尾を上下、左右にひねる、押し込んでやることで首を動かしたり、大声で雄叫びを上げさせることができる。 購入者特典として「サバイバル・キャンプ」の舞台となる島の地図と恐竜のステッカーシートが付いてくる。

アニア[]

ブル3
全体像
ちびサイズの恐竜でお馴染みのアニアシリーズにもラインナップされている。普通のカルノタウルスと違い、顔に大きな傷が付いている。

余談[]

  • ブルの消息はアニメの最終回を迎えても判明しなかったが、新たなる支配者の時間軸においては健在であり、当初はマルタ島にて登場する予定だったとのこと。
    • なおバンピーも同じく生存している事が判明している。

ギャラリー[]

関連項目[]

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