概要[]
グアンロン(Guanlong)とは、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
ジュラ紀後期の中国大陸に生息していた肉食恐竜で、恐竜王でお馴染みのティラノサウルスの祖先にあたる。
名前のグアンロンとは中国語で「五彩冠龍」、つまり「5色のトサカを持つ龍」という意味を持つ。 「グアンロング」と表記する場合もあるが、発音的には記事名の方が正しい。
前述の通りティラノサウルスの祖先として知られているが、その体長は3メートル前後、体高およそ85センチとゴールデンレトリバーよりは大きかったものの、人と並ぶとミニマムに見える大きさであった。 ただし口に生やしていたキバは、後に恐竜界を支配するティラノと同じ構造だったため、生前は凶暴なハンターだった可能性が高い。
最大の特徴は名前の由来にもなった頭頂部のトサカであり、鼻づらを始点として後頭部にまで伸びているなど非常に立派なシロモノであった。 これが何に使われていたのかは不明だが、体温を調整するためのラジエーター、もしくはメスを誘惑するためのディスプレイとして使用していたと考えられている。
なおこのトサカ部分は薄いながらも骨で構成されていたため、何かの拍子でポキッと折れたら2度と修復することは出来ず、ツルッパゲで生きることを余儀なくされる。
シリーズにおける関わり[]
・Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
現状における唯一の出演作。 レアリティは「コモン」。
恐らくマジュンガサウルスの次ぐらいに手に入る肉食恐竜の一種で、バトルステージ7をクリアするとパークで展示することができる。
取り立てて高い性能というわけではないものの、グアンロンが手に入る序盤はコモンの肉食恐竜が全然いないため(もう1頭のユタラプトルは高性能な分、入手方法がやや特殊である)マジュンガの控え選手として飼育されることが多い。
・Jurassic World: Primal Ops[]
当初実装される予定であったが、ゲームが早々にサ終してしまったために未実装のまま終わってしまった。
その後、ゲーム内で使用されるはずだったアイコンが有志の手によって発掘されたことによって、ようやく日の目を見ることになった。