概要[]
ケイラ・ワッツ(Kayla Watts)は、ジュラシック・ワールド/新たなる支配者に登場する主要人物の一人である。
人物像[]
元空軍所属の女性で、現在は恐竜などの違法物品を輸送する運搬屋を営んでいる。 新たなる支配者の時間軸において一番の上客はバイオシン社であった。
お金さえ積めば基本何でもやるがポリシーらしく、そうでなければ何が起ころうと動きもしないし気にも止めない。 裏稼業ではそれなりに名の知れた人物らしく、マルタ島のブラックマーケットにて彼女に仕事を頼もうとする人物は数え切れないほどいるらしい。 ただ好き好んでこの稼業をやっているわけではないようで、わざわざ闇の世界に身を投じてまでお金が欲しい理由は単に生活のためらしい。 本人曰く「食っていくためには空軍の稼ぎだけではとても足りない」とのこと。
そうした事情があるからか、冷酷を装いながらも誰か困っている人がいたら見過ごせない性分らしく、特に彼女が運搬したメイジー・ロックウッドに対しては興味がないと言いつつも、どうも気になるような素振りを見せていた。 また彼女が操縦する飛行機「C-119」には並々ならぬ思い入れがあるらしく、バイオシンの保護区に侵入した際、ケツァルコアトルスの猛撃を受けて墜落する事態に陥った際は命を失うことよりも飛行機を失うことを悔いるような様子が見られた。
また常日頃より恐竜を運ぶ稼業を行なっているためか、ケツァルコアトルスといった知らない人が言ったら思わず舌を噛んでしまいそうな翼竜の名前や、オーウェンですら間違えてしまった[1]ギガノトサウルスを一発で言い当てるなど、古生物に関する知識も豊富である。流石にピロラプトルまでは分からなかったが
シリーズにおける活躍[]
・ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
マルタ島へベータとメイジーを運搬したシーンにて初登場。 顧客であるソヨナ・サントスから報酬を受け取る傍らで、メイジーの事を気にかけていた。
ブラックマーケットでウダウダしていた際、メイジーを探すクレアと出会う。 裏の世界にて無防備な彼女に対して「ここはアンタの来るところじゃない」と彼女なりに注意喚起をして見送った数分後、今度はアトロキラプトルに追われるクレアと遭遇し、バイオシンのもとで働くのをやめようと思ってたのを機に彼女を逃すついでにメイジーを取り戻す計画に加わる。
その後は彼女らの良きパートナーとして最後まで協力し、飛行機を失ったり上着を失ってマッチョな身体を見せつけたりしつつも何とか生還。 最後は仕事上のパートナーである飛行機を取り戻し、意気揚々と「2」とペインティングする場面で出番は終わった。
・ジュラシックワールド・エボリューション2[]
有料DLC「ドミニオン・マルタ拡張パック」に収録されているキャンペーンシナリオにて登場。
英語版の声優をディワンダ・ワイズ本人が演じており、出番もかなり多いため、ゲームを進めるにあたって最も顔と声を聞く存在である。(ちなみに日本語吹替は本職の声優さんに変更されている)
余談[]
- 彼女の日本語吹替を担当したのは、タレント声優の伊藤沙莉。
- 彼女のキャラクターは、最近流行りのLGBTを意識したものとされている。
- 彼女所有の飛行機のハンドル部に飾られた写真に写っているのは、演じた女優さん実の両親である。