概要[]
コエルルス(Coelurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
ジュラ紀後期の北アメリカに生息していた小型の肉食恐竜。 特徴的で覚えやすい名前なため、古生物ファンの間では知名度が高い。 ただそのネームバリューの割に化石があまり発見されておらず、彼の全容はいまだ謎に包まれている。
当時の環境にはアロサウルスなどの巨大肉食恐竜が幅を利かせていたため、小さなコエルルスは少し肩身の狭い思いをしていたらしい。 とはいえ体長は最大2メートルくらいあるので我々人間から見れば十分デカい。
実はコエルルスが発見されたのはかの有名な化石戦争の頃で、恐竜研究の黎明期だった当時において小型肉食恐竜のコエルルスは非常に物珍しい存在だった。 そのため北アメリカで小柄な肉食恐竜っぽい化石が発見されたら有無を言わさずコエルルスとして決めつけられるなど、どこぞのメガロサウルスのような横暴がまかり通っていた。
戦争の終結からおよそ100年ほどの歳月をかけて、種の分別をしたところコエルルスの仲間として認められたのは彼自身とタニコラグレウスのみとされた・・・が、これも確定ではないため、今の所彼は肉食恐竜が多数在籍しているコエルロサウルス類にて仮所属扱いされている。
シリーズにおける活躍[]
残念ながら映像作品への出演はないが、小説・ゲーム・玩具の分野において活躍している。
ジュラシック・パーク(小説)[]
生体は登場しないが、名前が登場人物の口から2回語られる。
1回目はグラント博士の発言で、冒頭の「スネーク・ウォーター」発掘場に彼が赴く際に「発掘できたらいいな〜」と言っていた恐竜の一種として登場する。(ただ当の発掘場は白亜紀の地層しかないため、何故ジュラ紀の生物が採れるかなとウキってたのかは不明)
2回目はウー博士の発言で、DNAを取得中の恐竜の1体として名前が言及された。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
登場してないにも関わらず玩具が発売されている。
どういうことかと思われるかもしれないが、このシリーズではよくあることである。 そして日本では一切発売されないのも当シリーズにおいてはよくあることである。(頼むからローカライズしてくれ)
ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]
登場してないにも関わらず、玩具が発売されている。 重要なことなので2回言いました。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
映画に出演していないにも関わらず玩具が発売されている。
この玩具がコエルルス三度目の玩具化であるが、ここまでロングランになるということは、彼女はよほど売れ行きがいいのだろうか。(だったら日本にも輸入せぇよと思うのだが)