概要[]
コリン・トレヴォロウ(Colin Trevorrow、1976年9月13日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督である
沿革[]
1976年9月13日、カリフォルニア州サンフランシスコで誕生、幼少期をオークランドで過ごした。
父親は音楽家、母親はカメラマンというメディア特化型の家庭で育った末に、ニューヨーク大学のティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツ(所謂「芸術学部」)に入学、無事卒業すると 2012年公開の映画『彼女はパートタイムトラベラー』で監督デビューを果たした。
それから3年後の2015年、かの有名なジュラシック・パークシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』の監督に抜擢、興行収入16億ドルを超える大ヒットを記録したことから、一躍ドル箱監督としての地位を獲得するに至った。
そこから現在にかけて大躍進を続ける! ・・・と言いたいところだったのだが、その1年後に公開した映画『ザ・ブック・オブ・ヘンリー』が興行・評判ともにボロッカスの大惨敗を喫してしまい、これが災いしたのかは不明だが、監督&脚本として登板するはずだった『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』において(やけに仲がいいデレク・コノリーと)執筆したシナリオをことごとく没にされた結果、怒りの降板を余儀なくされた。 (一応彼の名前は「共同脚本」としてクレジットされている)
このように、最近は踏んだり蹴ったりな目に遭うことが多い彼だが、2021年公開予定の『ジュラシック・ワールド・ドミニオン』において監督として復活することが発表されている。 いままでの鬱憤を晴らすが如く面白い映画を作ってくれればと願うばかりである。
シリーズとのかかわり[]
前述のとおり、ジュラシック・ワールドシリーズの監督、脚本、制作を担当したことで知られている。
ワールド3部作には何らかの形で関わっているため、「シリーズって今後どうなっていくんですか?」という質問には毎回と言っていいほど現れる人物としても有名である。
彼の頭の中にどんなビジョンがあるのかは、全貌を語っていないため不明ではあるものの、ファンの期待を裏切らない作品を作ってくれることを信じるだけである。
フィルモグラフィー[]
長編映画[]
公開年 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
2012 | 彼女はパートタイムトラベラー
(Safety Not Guaranteed) |
監督・製作 |
2015 | ジュラシック・ワールド | 監督・脚本 |
2016 | ザ・ブック・オブ・ヘンリー | 監督 |
2018 | ジュラシック・ワールド/炎の王国 | 共同脚本・製作総指揮 |
2019 | スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け | 共同脚本 |
2021(予定) | ジュラシック・ワールド/ドミニオン(仮) | 監督・共同脚本 |
その他[]
公開年 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
2002 | Home Base | 監督・脚本・製作 |
2019 | Battle at Big Rock | 監督・共同脚本 |
2020 | ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ(Jurassic World: Camp Cretaceous) | 製作総指揮 |