概要[]
コンプソグナトゥス(Compsognathus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する肉食恐竜。
恐竜データ[]
ジュラ紀後期のヨーロッパに生息していた小型な恐竜。
典型的な肉食恐竜のフォルムをしていたが、その体長は最大でも1メートルちょっとしかなかったため草食恐竜を狩ることはできなかった。 代わりに自身よりも小さい昆虫やトカゲを主食としていた。
同郷の生物としてかの有名な始祖鳥がおり、彼らをコンピーが襲う絵が描かれていたりしたが、実際に襲っていたのかどうかは不明。 始祖鳥が鳥の直系の子孫と呼ばれていた頃はコンピーも鳥の祖先ではと言われたことがあるものの、現在は多くの肉食恐竜たちが所属する総合事務所こと「テタヌラ類」に分類されているため、格段現生する鳥と関わりがあったわけではない。
昔から保存状態の良い化石が見つかることで知られており、歯しか見つかっていなかったり、ツメしか発掘されていない連中から非常に羨ましいがられていた存在だった。 また近縁種から羽毛を生やした恐竜が多数発見されていることから、彼らにも羽毛が生えていたのではと考えられているが、まだこれといった証拠は見つかっていない。
このセクションは新たな道を模索中です。進化を促すため編集ボタンをクリックして知っていることを追加してください |
シリーズにおける活躍[]
色々な作品に出ているシリーズの顔的存在だが、実は今現在知られているコンピーは2代目にあたる存在で、かつてはプロコンプソグナトゥスと呼ばれる恐竜がコンプソグナトゥスの名でシリーズ作品に登場していた。(詳しいことはリンク先をご参照ください)
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク[]
現在知られているコンピーのデビュー作。
見てくれはニワトリほどの大きさしかないカワイイやつだが、その実態はピラニアのように集団で獲物に襲いかかり捕食するという凄まじくヤバいやつ。
劇中における活躍としては、子供であるキャシーを襲い重傷を負わせ、ソルナ島編においては恐竜ハンターのディーターを美味しく頂いてしまうなど、ギャップ故の恐怖を人々に見せつけた。
ジュラシック・パークIII[]
虫を捕まえようとしている場面がチラッと出てきただけで出番は終わる。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
輸送船に紛れてイスラ・ヌブラルに上陸していた個体が登場。その内数匹がロックウッド財団が雇ったハンターたちによって捕獲され、アメリカ本土へと移送された。
その後何やかんやあってロックウッド邸から脱出し、ティラノサウルスに食いちぎられたミルズの下半身に群がったところで出番は終わる。
Battle at Big Rock[]
前作の事件で野生化した個体が登場。
デビュー作を思い起こさせる、少女への執着っぷりを久々に披露。 ここまでくるともはやストーカーレベルだが。
このセクションは新たな道を模索中です。進化を促すため編集ボタンをクリックして知っていることを追加してください |
ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]
登場する恐竜の1頭として名を連ねている。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
割と最初期に登場が確定していた種であった。
マルタ島にある恐竜専門の闇市ではなんと食用として密売されており、丸焼きが売られていた。
Jurassic Park (NES)[]
敵キャラとして登場。
ジュラシック・パーク(SFC)[]
敵キャラとして登場。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(テレビゲーム)[]
なんとプレイアブルキャラクターとして登場。
ある特定のステージでのみ操作することが可能で、小さい体を武器にして縦横無尽にステージを駆け巡ることができる。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(AC)[]
敵キャラクターとして登場。
Warpath: Jurassic Park[]
ステージのギミックとして登場。
ウロチョロしている彼女に触れると鮮血とともに自身の体力が回復する。 つまりアイテム扱いされている。
ジュラシック・パークⅢ(AC)[]
敵キャラとして登場。
前作同様大軍で襲ってくるが、一発で仕留められるので
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]
飼育可能な恐竜の一種として登場。
ジュラシックパーク・ビルダー[]
飼育可能な恐竜の一種として登場。
LEGO Jurassic World[]
敵キャラクターとして、ロストワールド編とジュラシック・パークⅢ編に登場。
足元をチョロチョロ動き回ってはプレイヤーの体力をゴリゴリ削っていく。 なお条件さえ満たせばプレイアブルキャラとしても使用できる。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
有料DLC「リターン・トゥ ジュラシック・パーク」に収録されている。
ゲームに実装されている恐竜の中では最も小さく、彼が足元をうろついても草食恐竜はおろか、人間にすら見向きもされない(ただし小型肉食恐竜だけは除く)
Jurassic World アライブ![]
2021年5月20日(日本では21日)に配布されたアップデートより参戦した。
いきなり第一・第二の2種類が登場し、レアリティはそれぞれ「エピック」と「レア」である。
同時期に実装されたドードーとドードーセヴィア、そして第一世代のDNAを用いることで誕生するコンプソカウルスと共に、新たな概念「群れ生物」なる要素を引っさげて戦いの場に出陣する。
バトルに出すと3匹のコンピーが現れ、彼らの残り頭数によって出す技の効果が変わる。 どちらの世代も「ダメージ緩和」というアビリティーを持っているため、パワーでゴリ押す相手がどれだけ強力な一撃を放っても、受けるのはたった1匹だけというハンデを通り越してかなりウザい戦法を取ってくる。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
飼育可能な恐竜として本作でも続投。
相変わらず小さくてアピール値も低いが、人気が低いからといって使い道がないわけではないため、攻略面においてそれなりに役に立つ。
ゲームのリリース当初は相変わらず体当たりでゲストをぶっ飛ばしていたが、発売から1年経ってから実施されたアップデート5でゲストをぶっ飛ばせくなり、同時にDLCで追加されるモロス共々ヤギや人間のグループハントが実装された。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
2023年3月18日より開始したシーズンパス「小さき肉食獣」の景品としてゲームに参戦。
先んじて登場したアライブ!同様、相手の攻撃を二回受け切れる「群れ生物」として登場しており、フルパワーで殴られない限り一撃で死ぬことはない。消えたプロコンプソグナトゥス[]
シリーズに登場するコンプソグナトゥスは、正式名称が「コンプソグナトゥス・トリアシスク」というのだが、実はこんな恐竜は存在していない。
これには製作当時の古生物学会の事情が関係しており、初めて小説で登場したコンピーは「プロコンプソグナトゥス」という恐竜として登場していた。(当時これは一般的に知られている「コンプソグナトゥス・ロンギプス」というコンピーと同種だろうとされていた)
ところが研究の結果「プロコンプソグナトゥス」が色々な恐竜の骨を合体させただけのキメラであることが判明し、一気に存在しない種類とされてしまった。 そこでどうしようと考えた映画の製作チームは三日三晩考えたあと「そうだ、新種の恐竜だということにしてしまおう!」・・・と思ったかどうかは定かではないにせよ、こうした経緯から映画限定のコンピー「コンプソグナトゥス・トリアシスク」が誕生した。