概要[]
ゴルゴサウルス(Gorgosaurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
白亜紀後期の北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜である。
体長はおよそ8メートルで、がっしりした図体にナイフのような歯、短い手足に生え揃った3本の指(非常に小さいが確認されている)、人間ならば一薙ぎで昇天させられたであろう尾っぽがあるなど、ティラノサウルスによく似た姿をしていた。 というか彼にとってはご先祖様にあたる近縁の種であった。
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当初は、アルバートサウルスが発掘された地層に比較的近い場所から見つかったことで、彼のシノニム、または亜成体などという扱いをされてきたが、入念に調べてみると生えている歯の本数が少ないという事実が判明、このわずかな相違点(+その他細々とした違い)のおかげで独立した種として認められた。
間違えられたアルバートサウルスと同じく、かなり多くの化石が発見されており、頭骨はもちろんのこと、世代ごとの成長がわかる骨格が発見されたり、ティラノサウルス科で初めて前足が完全な状態で見つかるなど学術的な貢献度は高い。 そんな彼の化石は非常に人気が高く、特に歯は全国の化石マニアたちがこぞって欲しがるほどのシロモノだが、ティラノサウルス科の化石はどれもこれも似たような形をしているため、証明書などがない限り、見破るのはプロの目を持ってしても至難の技である。 そのため一般の市場に並ぶ化石はゴルゴとして売られているものが実はアルバートだったり、ダスプレトだったり、はたまたカルカロドントサウルスなど関係ない恐竜の歯が「ゴルゴで〜す!」などと記載されて売られるケースも存在する。 そのため、これを読んでいる方の中でゴルゴサウルスの歯が欲しい方は、化石が掘り起こされた場所などを聞いたり証明書の類があるかどうか確認してみるといいだろう。
シリーズにおける活躍[]
数は少ないものの、ゲーム作品に出演している。 ただし何故かワールドのものに限られているのだが・・・
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
トーナメント限定で登場する肉食恐竜。
最初は体型もガリガリで幸の薄そうな緑色をしているが、レベルが上がるごとに鎧らしきものが背中に備わり、最終的にはマッシブで鎧を持った姿になりなかなかカッコいい。代償として軒先の毛虫のようなカラーリングへと変貌する。悪い色ではないのだが…
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Jurassic World アライブ![]
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木曜日にお出かけする、もしくはレストランに行くとたまに会える恐竜として登場。デザインは実物のものにかなり近くなっている。
薄い青がべースカラーとなっており、鼻と体のあちこちに藤木君の唇のような色合いがいくつか存在する。あとは腹部が淡い灰色+薄黄色の混色で染まっていたり、目の上に黄金のアイラインが、水色の縞が頭から尾にかけてポツポツと広がっている。ザゲーム以上に目に悪そうな色である……というか「別の恐竜映画」で既視感があるような外見なのは気のせいだろうか。
レアリティはレアだが、猛攻による攻撃力上昇とシールド破壊攻撃の合わせ技が強力であり、場合によってはティラノサウルスに匹敵する火力を出せる。足が遅いのが欠点でブーストで速度を上げても移動速度減少を使う草食恐竜相手だとあまり意味はなかった(過去形)が、開き直れば装甲持ちをゴリ押しで叩きつぶせる。鎧竜涙目
他の鈍足高火力のパワーファイター達と同様に攻撃力を下げてくる相手は苦手。
アップデートによりなんと速度減少と弱体化(受けるダメージ⒈5倍)が効かなくなった。鎧竜やカメはこれらの状態異常を多用するため、大型肉食恐竜に勝てずともダメージを蓄積させることができるが、ゴルゴサウルスはそれらを完全に無視して噛み砕くことが出来るようになった。鎧竜いじめここに極まれり
Jurassic Park Institute []
『Dinopedia』にて、この恐竜の情報が閲覧できた。
ちなみにデータベースに貼られている写真は、同サイトに掲載されていたアルバートサウルスの写真を反転して色を変更したものである。
余談[]
- 大人の事情からか、ティラノサウルス科に属する恐竜はJurassic World™: ザ·ゲームなどの作品に出演できないというジンクスがあるが、彼女はそれを打ち破った数少ない例外である。(他に参戦しているティラノサウルス科の恐竜はグアンロン、ユウティラヌスの2種類だけである)
関連項目[]
- Jurassic World™: ザ·ゲーム
- Jurassic World アライブ!
- Jurassic Park Institute