ジュラシック・パーク Wiki
ジュラシック・パーク Wiki
Advertisement

概要[]

サミー・グティエレス(Sammy Gutierrez)は、ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプに登場する主要人物の1人。

人物像[]

ぽっちゃりした体格のラテン系少女で、ヌブラル・シックスの一員である。 年齢は14歳。

非常に明るい性格をしており、どんな状況であっても常に場を盛り上げようと努めるムードメーカー的立ち位置を担っている。 人見知りを一切しない性格ゆえか、基本どんな人とでもフレンドリーに接しようとする。 それは自身と同い年の子はもちろんのこと、大人や一匹狼気質全開の人物に対しても同じである。 そうしたフレンドリーな対応は一部の面々から「KY」だとウザがられる傾向も見られるが、本人は然程気にせず何度もアタックを試みているなど、友達を作ることに関してはかなり努力を重ねているのが見て取れる。

実家はテキサスで牧場を営んでおり、主に牛を飼育していることが分かっている。 そこで育てられた牛は、ジュラシック・ワールドにて恐竜のエサとして使用されており、彼女の牧場はその最大手の取引先だと思われる。 そのため広義的に見れば彼女もパークの関係者であり、白亜紀キャンプに招待されたのも恐らくそうした経緯があってこそだと思われる。タブンネ

前述した通り、誰に対してもフレンドリーで常に自身をオープンにする大っぴらな性分が持ち味だが、逆にそれは誰よりも仲間意識が強い事の裏返しであり、その純粋な気持ちを敵サイドに突かれてトラブルのきっかけとなるケースが見られた。 また普段から能天気なまでに明るく振舞ってはいるものの、実際の彼女は非常に繊細な性格である。 そのため生粋のKYに見えて実は相手の感情を敏感に感じてしまうきらいがあり、特に怒りや悲しみといった感情に対しては真っ先に反応を示すため、決して他人の気持ちが分からないというわけではない。

事実、劇中においてとある事情から親友のヤスミナに攻められた際は、いつもの元気っぷりがウソなぐらい静まり返ってしまい、この後に巻き起こった事件やケンジに説得されたブルックリンが助け舟を出さなかったら、そのまま精神的に沈んでしまったのではないかと思うくらい重苦しいオーラに包まれていた。

シリーズにおける活躍[]

現状における出演作は、サバイバル・キャンプ関連のものに限られている。

ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]

・シーズン1[]

白亜紀キャンプの参加者として初登場。

どいつもこいつも異常なまでに協調性がなく一匹狼気質を漂わせる中で、彼女だけは最初から一貫して誰に対してもフレンドリーな態度で接していた。 最初の内はそれをウザいと思い煙たがる者もいたが、時間が経つにつれて一同も彼女の想いを受け入れる様になった。

そんな子供たちの潤滑油となった彼女であるが、その裏で「トイレの場所を探してる」と言ってウー博士の個室近くをうろついていたり、シノケラトプスの唾液を人知れず採取していたりと、不審な行動をしている場面もいくつか見受けられた。 この疑惑の行動は、ブルックリンのスマホが行方不明になった頃から徐々に炙りだされることになり、ついにサミーのポケットから件のブツが出てきたことで、彼女の知られざる裏の顔が明かされる事となった。


<ここから先はネタバレ注意!>



実は彼女の正体は、マンタ社の企業スパイであり、白亜紀キャンプに参加したのもパークの機密情報や恐竜のDNAデータを採取する事が目的だった。

尤も本人は好き好んでこの稼業に手を染めているわけではなく、マンタ社から借金をしていた家族の弱みにつけ込んで「企業スパイになれ」と脅迫してきたためという、やむを得ない事情があったのだが、何れにせよ仲間たちを裏切っていた事実に変わりはないため、ブルックリンからは距離を置かれてしまい、やっとこさ友情を築いたヤスミナからは絶交を言い渡されるなど、見ているこっちが気の毒になるレベルで終わった雰囲気に陥ってしまった。

そのためパークから脱出するほとんどの場面において、周囲から浮いた存在となったものの、命がけの逃避行を経て仲間内の考えも変化していき、徐々にではあるが雪解けを感じられるようになるまで関係が修復。

最終的には仲間たちと協力してカルノタウルス・ブルを撃退。 なんとか生きてシーズンを終えることができた。

・シーズン2[]

島に取り残されたことで、ヌブラル・シックスの面々と同居生活をしていた。 前シーズンで亀裂が入っていた仲間との関係、そしてヤスミナとの仲も無事修復することに成功したようだ。

今作では過去に犯した罪を後悔する描写が多く見られ、特に恐竜に対しては贖罪の意味を込めて親身に接したり、それがきっかけとなって新たなるトラブルを引き起こしてしまったりもした。

・シーズン3[]

前シーズンで自身の過去をほとんど清算した事もあってか、全編通して心の底からパリピに染まった性格になっており、中でも同じような気質のケンジとはすごくウマがあっていた。 一方でヤスミナに対する友情の念も変わっておらず、むしろ更に強固となっているような描写がなされていた。(だからまぁケンジとブルックリンに比べれば、一応ハッキリと目に見えたフラグは立っていたワケで......)

物語中盤ごろ、研究所から逃げ出したスコーピオス・レックスの毒針を食らってしまい、危篤状態に陥ってしまう。 ヤスミナの活躍のおかげで解毒剤を注入され、何とか一命を取り留めた後は、色々あった後に仲間と共に船でヌブラル島を脱出した。

・シーズン4[]

紆余曲折あって、自身の仇であるマンタ社所有の島へと流れ着く。 そこで自身を脅して悪事に手を染めさせた張本人であるマンタ社の人間「カッシュ」を目撃。 この時ばかりは明るくポジティブが持ち味だった彼女が、まるで人が変わったかのような憎悪の念に包まれていた。

その後は、仲間たちの説得もあって冷静さを取り戻し、いつもの明るい性格に戻ったものの、内心では「今までの恨み晴らしたるからな」といった想いを抱きつつ、マンタ社の企みを阻止するべく活動した。

・シーズン5[]

長きにわたった因縁の相手、マンタ社との決着をつけるべく、ヌブラル・シックスの面々+恐竜たちと共に最後の戦いに挑む。

しかしその一方で、ヤスミナから恋慕の念を抱かれているという衝撃の事実が判明。 後に彼女からの告白を受けたところ、実は相思相愛だったことが分かり、恐竜たちがウロチョロする危険地帯で熱い接吻を交わしたあら^~

その後は、戦いの合間イチャイチャしつつもマンタ社のラスボスであるダニエル・コンたちに対して果敢に立ち向かい、完全勝利を掴み取ることに成功した。

最終話では、ヌブラル・シックスの面々の中ではさほど容姿が変わらない成長したサミーが登場。 彼女となったヤスミナと共に、テキサスの実家で仲良く同居していることを明かした。

ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ: 秘密の冒険[]

登場人物の1人として顔を出す。

作品の内容故か、あまり目立った活躍はせず、恐竜と仲良くしたり自責の念に苛まれたり、ヤスミナとイチャイチャすることもない。

余談[]

  • 長きにわたる当フランチャイズにおいて、レズビアンであることが明確に描写されたキャラは彼女とヤスミナが初である。

ギャラリー[]

関連項目[]

Advertisement