概要[]
ジュラシックパークIII・失われた遺伝子(Jurassic Park III: The DNA Factor)は、ジュラシック・パークⅢを題材にしたゲームである。
ゲームボーイアドバンス専用のソフトで、開発はコナミが担当。
内容について[]
イスラ・ソルナ島に散らばるDNAの破片を採取しゴールを目指す横スクロール型のゲームである。 ただし実際のところはx,y,z軸の概念があるので、横以外にも縦移動することが可能である。
プレイヤーは「マーク・ハンソン」もしくは「ロリ・トレス」のいずれかを操作し、E.T.に出てきそうなチョコボール型のDNAを収集していく。 島には恐竜はもちろんのこと障害物が多数配置されているため、プレイヤーはその都度ジャンプして障壁をかわしたり、武器を装備して恐竜を倒したりと色々なことをする必要がある。 道中で手に入るDNAはステージの最後にて挿入されるシューティング型のミニゲームで使用する。 これをクリアすることで次のステージがアンロックされるため、テキトーに集めていると詰む恐れがある。
難易度自体はオーソドックスな横スクロールなため、さほど難しくはない。 ただし操作性が若干固いことと、背景と通路の区別が付きづらい荒いグラフィックが影響して進むべき場所やDNAの配置場所が分からなかったり、障害物である穴に気づかず落下してしまうなどの初見殺しも多い。 そのことが以下に記す「ゲームの評価」に繋がっている。
登場する恐竜[]
- アンキロサウルス
- ガリミムス
- コンプソグナトゥス
- ステゴサウルス
- スピノサウルス
- ティラノサウルス
- ディロフォサウルス
- トリケラトプス
- パキケファロサウルス
- プテラノドン
- ブラキオサウルス
- ヴェロキラプトル
ゲームの評価[]
本作はあまりいい評価を得ておらず、GameRankingsでは 48.94%、Metacriticでは 100 点満点中 44 点と半分にも満たない満足度で終わってしまった。
操作性がぎこちないこととグラフィックの出来が悪いせいで進むべきルートがイマイチ分かりづらいこと、そして恐竜が出ていること以外「シリーズとはなんの関連性も見られない」ことが低評価の理由である。 人によってはこれが最低のジュラシック・パークゲーだと評する者もおり、海外の大手ゲームブログサイトであるKotakuにおいて「全く成熟していないスーパーなク◯ゲー。 リリースされたときは見た目もプレイもひどすぎて、ゲーム機を握ることすら苦痛だった(意訳)」と言われてしまった。
ギャラリー[]
関連項目[]
- ジュラシック・パークⅢ
- ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう
- ジュラシックパークIII・アドバンスドアクション