ジュラシック・パーク Wiki

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生命が道を見つける一助となる

概要[]

ジュラシックワールド・エボリューション3(Jurassic World Evolution 3)は、ジュラシック・ワールドシリーズを題材にしたゲーム作品である。

Frontier Developmentsより展開されているエボリューションシリーズ第3作目であり、2025年6月7日に開催したゲームイベント「Summer Game Fest 2025」にて、その情報が初公開された。[1]

ストーリー[]

本作ではプレイヤーは新たにDINこと恐竜統合ネットワーク(Dinosaur Integration Network)の一員としてプレイすることになる。前作におけるDFWとは違い、トレイラーによると彼らは恐竜の作成(それも今までのようなメスだけでなくオスも)も行っているとのこと。DINは恐竜が世界中に解き放たれたこの新たな時代において、人と恐竜との共存するための手段を提供する一市場のギャップに目を付けた、シリーズおなじみのあの男、守銭奴カボット・フィンチによって設立された組織である。アメリカから飛び出してかつての恐竜パークを彷彿とさせる熱帯のハワイから、桜舞う温暖な気候の日本や、水資源豊富な中国四川省と、前作以上にさまざまなロケーションでのパーク経営を行うことになる。

キャンペーンモードにおけるシステムは、第一作や前作におけるマルタ島キャンペーンのものに回帰。複数のパークを同時に運営しながら、それぞれの地域で新しい技術と恐竜、あるいは新しいパークへのアクセスを解放しながら、時にはそれぞれの島に戻ってパークを発展させていくことになる。サンドボックスやチャレンジモードも健在であり、サンドボックスモードにおいては、第一作や前作初期のように恐竜をアンロックする必要なく、最初から全ての動物にアクセスできるようになっている。

ゲームシステムについて[]

発売前なので詳細こそ伏せられているが、現状において以下の要素が存在することがわかっている。

◯古生物の幼体・および雌雄の概念の追加[]

今作の目玉にして最大の追加点

ゲームに実装されている恐竜、翼竜、海棲爬虫類の幼体を作成、パークに公開することが初めて可能となった。 公式の発表によると、幼体は古生物のつがいから誕生するそうで、適切なサポートをしてやれば時間の経過とともに成長して大人になるとのこと。

子供を産むにも条件が種によってさまざまあるようで、例えばトリケラトプスは他の種類の恐竜がまったく共生していないことを条件としたり、Tレックスは外界から隔絶されたシェルターの中でのみ繁殖するとのこと。また、上記の設定を受けてか、今作ではオス・メスの区別が追加されており、雌雄によって体色等が変化する。過去作において登場した雌雄の分かれる恐竜の外見(例えばソルナ島のラプトルや夫婦のTレックスなど)も、それぞれの性別でのみ該当のカラーパターンが選択できるように割り振られた。

ただし、ハイブリッド恐竜7体には本編にて繁殖したことが確認されているスコーピオス・レックス含め繁殖の概念が存在していない。ゲーム内においては、インドラプトルはオス個体のみ、それ以外の6種はメス個体のみが作成できるようになっているため、したがって幼体も性別による外見の変化も存在しない。

◯地形ツールの増強[]

前作から要望の多かった地形変換ツールが大幅に強化。 これにより深い谷や湖、岩山を流れる滝を作ったり、様々な角度の傾斜を作れるようになったり、長年手を加える事ができなかった崖の突起部分にも装飾を設置する事が可能となった。 また前述した谷によって、これまで恐竜を育成するために必須だったフェンスが必要なくなるといった新たなるパーク運営法についても言及されている。

〇島作成ツールの登場[]

本作ではなんと、パークを経営するための熱帯の無人島を自分で生成できるようになる。島の形状(主に海岸の入り組んだ地形の度合い)や山、森林や水場の割合など、本作で新生した様々な環境ツールがなせる自分だけの、オリジナルの無人島を用意しよう!無人島の形状はコードを公開することで他人と共有できる。

実はコレ、本シリーズの前身となった経営シミュレーション・ジュラシックパークにあった機能。昨今のより複雑になった地形生成システムでは難しいと思われていたが、令和の時代に、鮮やかで美しいグラフィックとともにこの機能を利用できるようになったのである。やり方も、各項目のバーを調整して島の形状をいじくるという当時とまったく変わらない方法なので、同作をプレイしたことがあるならば簡単に使いこなせるだろう。

◯装飾の追加[]

前作から装飾が追加されており、ゲームトレイラーには色とりどりな樹木、和風の家屋などが登場している。さらにトレイラーでは長らく期待されていた、Frontier社の人気経営シミュレーション「Planet Coaster 2」や「Planet Zoo」のようにプレハブ型の施設本体を覆うようにパーツを組み合わせて自分でデザインしたモジュール式の構造物を作製するシステムに変更されていることが示唆されており、加えてそれらの作品にはなかった、新たに物体のスケーリング(大きさ調整)が可能になっている。建築に自信がないという方も、既に用意されたプリセットを利用することで美しいパークを設計できるだろう。

〇装飾・建築物の共有[]

本作から新たにFrontier Developments自らが運営するFrontier Workshopにて、Frontierアカウントでログインすることでユーザー間にて作成した建築物や装飾アイテムのデザインを共有できるようになる。この機能はSteam Workshopを利用したものではないので、全てのプラットフォームからアクセスできるという利点がある。

◯新アトラクションの追加[]

前述した幼体の登場によって「ジェントル・ジャイアンツふれあい動物園」を再現できるような施設が追加され、幼体の恐竜とゲストが交流できるようになる。経営シミューレション以来ご無沙汰となっていた「バルーンツアー」が、新たなデザインとなって堂々の復活。 そしてコミュニティにて熱望されていたシーカヤック施設こと「白亜紀クルーズ」の実装が決定するなど、パークをより一層際立たせるための嬉しい要素がふんだんに追加されている。

◯古生物のアニメーション[]

今作から翼竜が陸地を歩いたり、一部の恐竜が深い湖を渡ったり泳いだりするようになるなど、新たなアニメーションが追加された。

〇売却機能の廃止[]

今作から古生物の売却が廃止され、むしろパークから手放すときに再野生化のコストと称してお金がかかるようになった。恐らく孵化した幼体をすぐに売却して資金を得るセコいプレイを防ぐ為と思われる。

登場する古生物[]

ゲーム内にて実装される生物は、HP上では82種類とアナウンスされていた。[2] それに加えてデラックスエディションに収録されている4種の、計86種が毎週紹介されていたのだが、それに区切りがついた数日後に突如追加枠が発表され、10月17日の新規モデルの"Our final species reveal(最後の恐竜を公開)"という題で公開された新規モデルのデイノニクスの登場を以て今度こそ全ての生物、全90種類の紹介が完了した。

ちなみに前作では122種類の古生物が実装されていたため、暗に40種以上の生物が登場しないことを発表したのは、当初からシリーズファンの間でかなりの衝撃を与えていた。 一応前作においてもリストラされた生物自体は存在していたのだが、たった3頭だった上に最終的にすべての種が続投していたため、そこまで大きな騒ぎにはならなかった。 今回このような処置に踏み切ったのは、各古生物に雌・雄・幼体3体分のモデルを作らなくてはいけない労力に加え、それらを短い納期で作成しなくてはならない制作サイドのカツカツな事情が大きく影響していたのだと思われる。

最終的に本作で新たに登場する生物は7種類、前作からカットされずにリリース時点で登場する生物は83種類となった。しかし開発元はXにて、カットされたうち前作ベースゲームに登場していたものは必ず実装させると明言しており、それらは全て無料になるという。開発チームはケントロサウルスを最初に追加する旨を発表し、同年11月10日にアップデートによって実装となった。さらに来年1月以降、毎月1種類ずつ性別による外見の変化及び幼体のモデルを実装した新種の生物を実装していくと発表された。

なお現在において発表されている古生物はすべてゲームオリジナル、もしくは新たなる支配者までに登場した際の姿となっているため、最新作「復活の大地」に登場した生物もすべて旧作仕様のものとなっている。(新規の生物については「*」DLC限定の場合は「DLC」11月10日時点では登場していないが、アップデートでの実装が約束されている種については()でくくって表記していく)

【 陸上生物】[]

【 翼竜類 】[]

【 水生生物】[]

出典[]

関連項目[]