概要[]
ジュラシック・パーク アーケード(Jurassic Park Arcade)は、ジュラシック・パークシリーズを題材にしたライド型のシューティングゲームである。
ジュラシック・ワールド公開に合わせて稼働された最新のアーケードゲームで、ジュラシック・パークⅢ以来14年ぶりとなる最新作でもある。 ただし映画最新作のタイアップゲームにも関わらず、原作はあくまでジュラシック・パークという位置付けゆえか、ジュラシック・ワールドの要素は一切存在しない。 そのため映画に登場した人物やモササウルス、インドミナス・レックスなどといった生物は一切登場しないという非常に不思議なコンセプトのゲームとなっている。
ゲームシステム[]
毎度おなじみレールチェイス・タイプのシューティングゲームで、迫りくる恐竜を麻酔銃で仕留めるのが主な目的。通常武器は弾数無限で、連射が可能。それ以外にグレネードや冷凍ビームなどを撃つ特殊な銃を道中で入手して使うこともできる。 ただしいずれも使用制限があり、弾数がゼロになると使用できなくなる。
ここまで聞く限りだと、1993年に登場しプレイヤーを阿鼻叫喚の地獄にへと追いやったあの鬼畜ゲーを想像してしまうが、本作はそれのさらに上をいくパワーアップ版とも言うべき作風となっており、最大の特徴はプレイヤーに襲い掛かる恐竜の総数である。
一歩進むたびに画面を覆いつくすレベルの恐竜(もしくは虫)が現れ、それらを急いで処理しなければあっという間に体力を削ぎ落されてしまう鬼畜さに加え、ボスを倒すために相当な数のサイトを射撃し、場合によっては1つのサイトに何十発も弾丸を撃ち込まなくてはいけないなどの忙しなさを強要される。 にもかかわらず、ライフはコンティニュー以外に回復する手段は無い。そして何より一番しんどい事が全ステージに必ず初見殺しが存在し、しかもそれが複数回あることである。
以上のことから難易度自体はいままで登場したゲームに引けを取らないレベルであり、システム自体がほとんど初代アーケードゲーに先祖返りしていることもあって、あの最凶の鬼畜ゲーが時を越えて100円を溶かしにやって来たと戦慄するくらいこのゲームは恐ろしい難しさを誇っている。 初代の無理ゲーっぷりと当時のゲームコーナーに常設されていた「レッツゴージャングル」や「デッドストームパイレーツ」に代表される新世代の鬼畜要素を融合させた、スーパーハイブリッドなゲームであるといえるだろう。
とはいえ、ノーダメージクリアも不可能ではない分、初代よりはマシかもしれない。
登場する恐竜[]
シリーズお馴染みの恐竜が登場。 ただし色はやたらサイケなものとなっている。
毎度お馴染み、ザコ敵恐竜。
数の暴力と初見殺しを駆使して殴りかかる戦法は、10年以上の時を経ても変わらないようだ。
こちらも常連のザコ恐竜。 ラプトルと違う点は、ひっかき以外に毒液を吐いて攻撃してくることである。
敵キャラクターとして登場。
上空より飛来してくる新恐竜。
耐久力はラプトルと同じくらいで、死ぬときは羽を辺り一面にまき散らす。(それ自体にダメージはないが、人によっては精神的ダメージを負ったりするかもしれない)
群れを成して登場。 普段は大変大人しいが、ちょっかいをかけた相手に対しては手厳しい態度をとる。
今まで大した役割が与えられなかった彼女だが、今作では晴れてボスキャラクターとして抜擢された。 赤い体色の個体が登場し、恵まれた巨体とツノを駆使してプレイヤーを殺しにかかる
通常サイズの個体とボス格の巨大な個体が登場。
ステージ2のボスとして登場。
映画のレクシィに次いで、スピノサウルスへの仕返しを果たすことに成功。 その際の勢いそのままにプレイヤーへと襲い掛かってくる。
ステージ3のボスキャラとして登場。 噛みつきより腕を使っての攻撃が多い。
ギャラリー[]
・コンセプトアート[]
・キービジュアル[]
関連リンク[]
関連項目[]
- ジュラシック・パーク(原作)
- ジュラシック・ワールド(稼働当時に公開されていた映画)