ジュラシック・ワールドへようこそ!
概要[]
ジュラシック・ワールド(Jurassic World)は、映画のタイトルにもなっている「ジュラシック・ワールド」内に登場するテーマパークの名称である。
ロケーション[]
赤道直下のとある島、人呼んでイスラ・ヌブラル島にてマスラニ・グローバル社が運営している恐竜園の名称こそが「ジュラシック・ワールド」であり、ジョン・ハモンドが生涯なし得なかった夢の到達点とも言える世紀のテーマパークである。
ここで展示されているのは1億年も昔に地球をのし歩いていた恐竜たちであり、我々が普段より慣れ親しんでいる動物園のような感覚で古代の神秘を観察することができる。 その唯一無二のウリが功を奏してか、連日連夜多くのお客さんにご来援いただいているそうで、1日におよそ2万人強の人々が訪れているという。[1]
2005年5月30日にオープンして以降、数え切れないほどのお客さんを呼び込んでいたが、その一方で最近はやや人気に翳りが出始めたのか客足が遠のいていたらしい。 もちろんその状況を良しとしない経営陣たちはとある恐竜を目玉として展示することを決意。 そして迎えた2015年12月、奇しくもパーク運営10周年という輝かしいメモリアルイヤーとなったその日に、かつてないほどの大惨事が起こってしまうこととなるのである・・・。
歴史[]
元々パークの建設・運営自体はハモンドがCEOを努めていた会社「インジェン社」時代より企画されていたものであったが、諸々の事情があって計画は暗礁へと乗り上げてしまい、終いには言い出しっぺ本人が死にかける事態へと陥ってしまった。 そんな中マスラニ・グローバル社がインジェンを買収し、パークの運営権を手にした事から事態は大きく変わり始め、ハモンドの見果てぬ夢を是非とも叶えようということで計画が再浮上した。
まず手始めにヌブラル島・ソルナ島より野生化していた恐竜を捕獲しそのまま飼育してしまおうという作戦が実行され、2005年に至るまでにラス・シンコ・ムエルテス諸島にて現存していた全ての恐竜たちがヌブラル島に一挙集結した。 その内飼い慣らす際のリスクが少ない種だけをピックアップして囲いの中へ収めることとなったため、パークがオープンした当時も野生化して放浪している恐竜が園外をブラブラしていた。 (アンキロサウルスやコンプソグナトゥス、ブラキオサウルスらはその筆頭である)
その他、モササウルスやディモルフォドンなどの存在していなかった生物たちはウー博士主導のもと遺伝子操作で生み出されていき、その裏でパークの整備やジャイロスフィアの開発なども行われていった。 クレアがまだ大学生だった頃はメインストリートが完成していなかったらしいが、今のパークの原型はほとんど出来ていたという。 ここまで聞くと順風満帆な立ち上がりのように思えるが、その裏で数々の事故が起こっていることが判明しており、中には死亡者まで出ている。
そんなきな臭い問題を抱えつつも、パークは2005年にオープンし大盛況となった。 それは映画を見たことがある方なら誰もが知っていることである。 そして後々何が起こるかも恐らく皆さんは知っているはずである。
名前の判明している社員[]
名前に「*」がある場合は殉職している。
・運営部門
- サイモン・マスラニ*(社長)
- クレア・ディアリング(運営管理責任者)
- ロウリー・クルーザース(システムエンジニア)
- ダニー・ニーダーマイヤー(〃)
- ヴィヴィアン・クリル(パークオペレーター)
- セドリック・マスラニ(マネージャー)
・セキュリティ部門(ACU)
・建設部門
- ニック・キルゴア*(11パドック建設員)
・アトラクション部門
・研究部門
・その他
- ザラ・ヤング(クレアの秘書)
- J.レヴィン(インジェン社の傭兵)
- オーウェン・グレイディ(調教師)
- バリー・センベーヌ(〃)
- レオン(〃)
パークの施設一覧[]
イスラ・ヌブラル島のほぼ半分を占めるパークには、以下のような施設が立ち並んでいる。 ただし一部、来園者立ち入り禁止となっている場所も存在する。
- コントロール・ルーム
パーク内をセキュリティー面など異常がないかモニターで監視する施設。パーク内にいくつか備わった監視カメラが24時間、恐竜たちの姿を観察しているパークの心臓部とも言える場所。
島の中央にあるピラミッド型の施設の通称で、中には恐竜のホログラムが表示できるパネルや化石発掘が体験できるエリアなどが存在する。
そのほかにもジョン・ハモンドの銅像や、中生代の移り変わりについての説明が描かれた壁。 恐竜を生み出すための部屋ことハモンド・クリエイション・ラボが存在する。
- フェリー・ランディング
イスラ・ヌブラル島の南端の西岸にある船乗り場で、訪問者を乗せたフェリーが到着する場所でもある。 すぐ隣にモノレールの駅があり、それに乗り込むと夢にまで見たパークの中へと入ることができる。
- ヒルトン・イスラ・ヌブラル・リゾート&スパ
来園者用の宿泊施設で、テニスコートやゴルフなども完備されている。何しに来てるんですかね?
- ティラノサウルス・レックス・キングダム
1作目に登場した雌のティラノサウルスこと「レクシィ」が展示されている施設。 関係者からは別名「9番パドック」とも呼ばれている。
- ラプター・リサーチ・アリーナ
ヴェロキラプトルを収容する為に造られた施設で、一般向けには公開されていない。 ここでかの有名なラプトル4姉妹が飼育されており、オーウェンとバリーらが日々彼女らの世話&訓練をしている。
- 鳥小屋
プテラノドンとディモルフォドンが飼育されているガラス張りのドーム。 強度はそれほど高いわけではない。
- ジェントル・ジャイアンツふれあい動物園
草食恐竜の子供とふれあえる場所で、トリケラトプスやアパトサウルスといった恐竜の赤ちゃんを抱っこすることができる。
- パキケ・アリーナ
パキケファロサウルスが飼育されているエリアで、劇中ではそこから脱走しようとしたパッキーの一匹が捕獲されるシーンが登場した。
- ジュラシック・ワールド・ラグーン
パークの中央に大きく構える水槽がそれで、中にはモササウルスが泳ぎ回っている。 ここではモササウルスの餌やりショーが定期的に行われており、上下に稼働する水中観測所にて水中を泳ぐモササウルスの姿を見る事も可能。
- インドミナス・レックス・パドック
パークの新たな目玉恐竜こと「インドミナス・レックス」を隔離、飼育しているパドック。 劇中では非公開扱いされており、時期が来たら一般効果される予定だった。
- カルノタウルス・パドック
サバイバル・キャンプにて登場した施設。 映画では公開されていなかったカルノタウルスが飼育されていた。
- モノレール
園内の足代わりとして運行している。 先ほど紹介した「フェリー・ランディング」を始点に走っているモノレールの道中には、ジュラシック・パークで使われたものと同じ形の門が備わっている。 (ただし文字の色は赤から青に変わっている)
- ボタニガル・ガーデン
ヌブラル島の南西にある観光用の植物園で、約2,000種にも及ぶジュラ紀を含む植物がある。この植物園にある植物は草食恐竜の餌としても提供されているそうだ。
登場作品[]
当然と言えば当然だが、ワールドシリーズ作品には頻繁に登場している。
ジュラシック・ワールド[]
記念すべき初登場作品。 銀幕でパークの全容が現れた時は、登場人物のグレイと同じく多くの方が歓喜と興奮の声を上げたことだろう。
前述した通り多くの来園者が訪れる夢の恐竜園であったのだが、その華やかさの裏で秘密裏に作られていたインドミナス・レックスが脱走し、大暴れしたことによりパークの信用がガタ落ちし、あっけなく閉鎖へと追い込まれてしまった。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
ワールドからおよそ3年後、荒廃したパークが登場。
今作では島の火山こと「シボ山」が噴火した影響によって、住んでいた恐竜もろとも溶岩に飲まれ跡形もなく消し飛んでしまった。 もしインドミナスの件がなかったら、どうやってパーク運営していくつもりだったのだろうか?
ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]
主人公である子供たちが遊びにくる形で登場。
シーズン2以降は荒廃したパークが登場し、シーズン4からは舞台が変わったため登場しなくなった。
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
プロローグで荒廃したメインストリートが少しだけ登場した。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
ホーム画面として登場し、様々なアイテムをかき集めるツールとして使用する。
ラグーンからイノベーションセンターまではイジれないが、それ以外の場所であれば好きなようにアレンジすることが可能で、古生物や施設などを設置することができる。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
ジュラシック・ワールド自体は登場しないが、ヌブラル島が実装されているのでそれっぽいパークを建てることができる。 ただし今作にはラグーンが存在しないため、完全再現はできない。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
満を辞してラグーンが実装されたため、さらに忠実な再現が可能となった。 がそれでも完全にとはいかない。出典[]
- ↑ ちなみに日本が世界に誇る遊園地ことTDLとUSJの1日来場者数はおよそ3万人ほど、上野動物園がおよそ1万人なためジュラシック・ワールドの人気はその中間くらいということになる。