ヴェロキラプトルに立ち向かう準備はできているか
概要[]
ジュラシック・ワールド:アフターマス(Jurassic World Aftermath)は、ジュラシック・ワールドを題材としたVRゲームである。
リリース当初は「Oculus(オキュラス)」と呼ばれるVRプラットフォームでのみ遊ぶことができる敷居の高いゲームだったが、2022・23年にはNintendo Switchとプレステ4、5でも遊べるようになるなど、一気に遊べるハードルが下げられた。
ストーリー[]
ジュラシック・ワールド崩壊から2年が経過したある日、サムは廃墟と化した研究施設から貴重な研究文献を回収するミッションを受けた。 島へと向かう道中、乗っていたヘリが事故に遭い孤立無援となってしまったサムを待ち受けていたのは血に飢えたヴェロキラプトルの群れであった。
生き延びるための唯一の希望は、ヴェロキラプトルに見つからずに研究文献を入手することしかない。 果たしてサムは獰猛なラプトルをかいくぐり、島から脱出することが出来るのだろうか。
ゲームシステム[]
VRを使った1人称のアクションゲームで、CoDのような視点でキャラクターを操作する。
プレイヤーの目的は島に隠された研究文献を入手することだが、エリア内には腹を空かせたラプトルが常時彷徨いているため、彼女らに見つからずに行動する必要がある。 基本的に敵を倒すことは出来ないため、プレイヤーには物陰に隠れたり、設内に設置されている数々のギミックを作動させてラプトルの注意を引いたスキを突いて逃げるなどの、静かに素早く的確に行動することが求められる。 もし見つかった場合はロッカーや机の下に隠れて相手が諦めるまでやり過ごさなくてはならず、万が一捕まってしまった場合はその時点でゲームオーバーとなってしまう。
総括するとこれはラプトルと隠れ鬼が出来るゲームであり、有名どころでいえば「エイリアン・アイソレーション」に似た作風となっている。 映画のキャラクターと同じ無防備な状態となって死なないように逃げ回ることに重きを置いた当作品は、ジュラシック・パークシリーズのウリであるサバイバル要素をうまく再現しており、尚且つVRという仮想空間をフィールドにして、いつ恐竜に襲われるか分からない極限の臨場感を体験できるのは、本作をプレイした者のみにしか味わえない最大の愉しみである。 なのでこれを読んで興味が湧いた方は是非とも当ゲームを購入し、その底知れぬ恐怖の絶頂を体感していただきたい。[1]
登場人物[]
今作の登場人物は主人公であるサム以外は全て声のみ、または名前のみの登場に終始している。
- サム(Sam)
- 今作の主人公。研究文献を回収する依頼を受けてヌブラル島へと降り立つ。
- アメリア博士(Dr. Amelia "Mia" Everett)
- ジャン(Juan)
- カルロス(Carlos)
- ヘンリー・ウー
- イアン・マルコム
- オーウェン・グレイディ
- ヴィック・ホスキンス
- ジョン・ハモンド
- イーライ・ミルズ
登場恐竜[]
- アロサウルス(名前のみ)
- アンキロサウルス(名前のみ)
- インドミナス・レックス(名前のみ)
- ヴェロキラプトル
- カルノタウルス(名前のみ)
- ディロフォサウルス
- コンプソグナトゥス
- プテラノドン
- ブラキオサウルス
- ティラノサウルス
- トリケラトプス(Part2のみ)
- メソサウルス(名前のみ)
- モササウルス(名前のみ)
続編[]
2021年9月30日に本作の拡張パックこと「Jurassic World Aftermath: Part 2」が配信された。前作を購入し、追加料金を支払うことで遊ぶ事ができる。
内容としてはブルーの遺伝子を入手するためにウー博士の研究所へと潜り込んだ主人公が、新手の脅威(あらかたラプトル)に襲われるというもので、島から脱出することがプレイヤーサイドの主な目的となる。
関連リンク[]
出典[]
- ↑ なお、現在展開されているプラットフォームのうち、Swich版のみVR機能に対応していないので、購入される際は注意。