(ページの作成:「{{Infobox恐竜 |title1= |image1=thumb |caption1= Stygimoloch |タイプ=草食恐竜 |学名= |全長=2〜3m |体重=78kg ...」) |
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|体重=78kg |
|体重=78kg |
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− | |登場=[[ジュラシック・ワールド/炎の王国]] |
+ | |登場=*[[ジュラシック・ワールド/炎の王国]]<br> |
− | + | *[[ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ]] |
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+ | |食性 = 草食|繁殖 = 卵|生息地 = イスラ・ヌブラル島|体高 = 0.5m|ゲーム = *[[Warpath: Jurassic Park]]<br> |
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+ | *[[ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう]]<br> |
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+ | *[[Jurassic World アライブ!]]<br> |
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+ | *[[ジュラシックワールド・エボリューション]]<br> |
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+ | *[[Jurassic World™: ザ·ゲーム]]<br>|玩具 = *ダイノ・ライバルズ<br> |
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+ | *マテル コレクションフィギュア<br> |
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+ | *レゴ(LEGO)ジュラシック・ワールド スティギモロクの研究所大脱走<br> |
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+ | *3.75インチ ベーシックフィギュア セット<br> |
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+ | *アタックパック アクションフィギュア<br> |
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+ | *ジュラシック・ワールド2 ちょっこりさん<br> |
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+ | *ポップ!}}'''スティギモロク'''(Stygimoloch)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。 |
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+ | 界隈においてはそこそこの知名度を誇る石頭竜であったが、メディアに登場するのは彼よりも有名かつ知名度の高い[[パキケファロサウルス]]がほとんどという長い冬が続いており、それは天下の恐竜コンテンツ、ジュラシック・パークシリーズにおいても同様であった。 |
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− | トゲがある固い頭部が特徴の堅頭竜類の恐竜。 |
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+ | ところが'''ある映画に抜擢されたことをきっかけに'''、スティギモロクの名は世間に広く浸透する事となる。 今項目ではそんなシンデレラボーイ(orガール)なスティギモロクについて解説していく。 |
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− | {{Jurassic stub}} |
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− | ==映画版== |
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+ | == 恐竜データ == |
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− | パークで起きた事件後もイスラ・ヌブラル島で生き残った。Stiggyと名付けられた一匹のスティギモロクが映画内に登場予定。 |
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+ | 白亜紀後期の北アメリカに生息していた石頭竜こと堅頭竜の一種で、かの有名な[[パキケファロサウルス]]やホグワーツの申し子[[ドラコレックス]]と共に北米の大地を練り歩いていた。 |
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− | ===特性=== |
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− | {{Jurassic stub}} |
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+ | 身長は3メートルと少々小柄で、現生生物でいうとゴールデンレトリバーくらいの大きさであった。 |
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+ | 頭には石頭竜のトレードマークであるドーム状のアイアンヘッドがあった。 ただしパキケファロのものと比べると厚みが全くないフラットな形状をしており、真ん中がコブのようにポコっと膨らんでいた。 |
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+ | {| class="article-table" |
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+ | |[[File:スティギ 化石.jpg|centre|thumb|200x200px]]<center>頭蓋骨の化石</center> |
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+ | 発掘された化石は数が非常に少なく断片的なものが多いのだが、ドームの側面にあたる部位は比較的綺麗に残っており、どうやらアイスピックのようなトゲトゲが冠のように備え付けられていたらしい。 まずは相手に向かって勢いよくタックルをブチかまして、倒れたところを側頭部のトゲでヘッドバットしていたなどと考えると、なかなかロマンがある。 |
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+ | |||
+ | 知名度の割に謎多き恐竜、というのがスティギモロクの魅力なのだが、実は彼にはある1つの疑惑がかけられている。 それは「'''スティギモロク、<u>実はパキケファロサウルスと同種なんじゃね?</u>説'''」である。 |
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+ | 事の発端は2000年代初頭、グラント博士のモデルでおなじみの[[ジャック・ホーナー]]がドラコレックスの頭蓋骨を入念に調べた結果、パキケファロサウルスと共通する点が存在していることが分かったのだ(側面にあったトゲがパキケファロの側面にあったコブの位置とほぼ同じ場所にあった) |
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+ | さらに現段階で発見されているスティギモロクとドラコレックスは、'''全て幼体の化石しかなかった'''こともこの説を推すための判断材料となってしまった。 そしてついに2007年のある日「'''パキケファロサウルスはスティギモロク(ついでにドラコレックス)が成長した姿だ'''」と発表されてしまい、それが支持されてしまったことから、スティギモロクの種としての生命は現在進行形で絶たれようとしているのだ。 |
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+ | {| class="article-table" |
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+ | |[[File:石頭流.jpg|centre|thumb|200x200px]]<center>上からパキケ・スティギ、奥にいるのがドラコである</center> |
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+ | とはいえ上記の説はあくまで少ない標本を調査した上での結果なため、現段階では「成長してる可能性があるからこの2種は同一!」とはならない点を留意しておく。 今後、パキケファロ及びスティギモロクの化石が発見され、その実態が明らかになる中でちゃんと多種として認められるのを信じるばかりである。 <sub><s>もちろん逆の可能性もあるのだがそれはまぁ置いといて。</s></sub> |
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+ | ==シリーズにおける関わり== |
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+ | 現実にいるかいないかは当コンテンツにおいてさほど重要ではないらしく、最新作を含めた様々な作品に登場している。 |
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+ | == [[ジュラシック・ワールド/炎の王国]] == |
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+ | 記念すべき映画初デビュー作、「スティッギー」の愛称で知られる。前作にチョロっと登場した先輩の代役を見事に勤め上げた。 |
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+ | 具体的に何をしたかと言うと、ロックウッド邸に幽閉されていたオーウェン達を(無意識とはいえ)、逃すことに成功させ、同郷の仲間たちが売りさばかれている悪しきオークション会場に乗り込み、多くの恐竜たちの未来を守り、インドラプトルの落札を防ぐことに成功するなど、とにかく誰かを助け出すことに特化した救いのヒーロのような描写をされている。 |
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+ | ただし、オーウェンの挑発に乗ってがむしゃらに頭突きを繰り返したり、勢い余って鉄骨に頭をぶつけてよろけるなど、オツムはあまりよくないようだ。 |
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+ | == [[ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ]] == |
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+ | 予告編では登場していないものの、事前アナウンスより登場が確定している。 |
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+ | 得意技は頑強な頭から繰り出すヘッドバッドと、その場で一回転して敵をねじ伏せる空中回しテールである。 |
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+ | 飼育可能な恐竜の一種として登場。 |
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+ | 第一世代と第二世代の2種類が登場。 |
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+ | 無料アップデートによって[[インドラプトル|炎の王国]][[バリオニクス|に出演し]][[アロサウルス|た恐竜]][[カルノタウルス|たちと]][[シノケラトプス|共に]]追加された。 現在発売されているソフトには初期から収録されているため、条件さえ満たせばあなたのパークでスティッギーを披露することが出来る。 |
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+ | 他の石頭竜同様、評価値は低めで同種の仲間が4頭以上必要という必須条件が課せられているものの、それさえ守られていればさほど文句を言わない恐竜なうえに、パキケやドラコと比べ多種の恐竜の存在も気にならないなど融通が利く面もある。 ただし個体数があまりにも多いと、'''同種同士で殺し合いを始める'''のでそこだけ注意。 |
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+ | ただし肉食恐竜との相性は最悪で、[[ティラノサウルス]]ら大型肉食恐竜に狙われたら最後、骨の髄までむしゃぶりつくされるので注意。 一応([[コンプソグナトゥス|コンピ―]]を除いた)小型肉食恐竜であれば戦うことが出来るものの、素の戦闘力が低すぎるためドーピングでもしない限り勝つことは不可能である。 |
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+ | == <nowiki/>[[Jurassic World™: ザ·ゲーム]] == |
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+ | 炎の王国公開に合わせ、2018年7月27日に実装された。 |
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+ | このゲームでは珍しく、映画版のデザインを忠実に再現しており、レベルがMAXになってもそこまでギョッとするような変化は起こらない。 |
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+ | ! colspan="3" |<center>進化の系譜</center> |
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+ | |[[File:スティギ JWG n.png|centre|thumb|180x180px]]<center>通常</center> |
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+ | == ジュラシック・ワールド/炎の王国 == |
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+ | 今のところスティギモロク関連のおもちゃは全て、炎の王国からのタイアップとして発売されている。 |
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+ | 種類は豊富だが、この内日本国内で発売されているのは「'''アニア・アニマルアドベンチャー'''」・「'''ジュラシック・ワールド2 ちょっこりさん'''」・「'''マテル コレクションフィギュア'''」、「'''レゴ(LEGO)ジュラシック・ワールド スティギモロクの研究所大脱走'''」'''<u>のみ</u>'''である。 |
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+ | |[[File:スティギ toy5.jpg|centre|thumb|180x180px]]<center>通常ver</center> |
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==トリビア== |
==トリビア== |
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+ | * 炎の王国におけるスティギモロクの初登場シーンは後半のロックウッド邸だと思われがちだが、実は'''中盤のヌブラル島探索の時点で登場していた。''' |
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+ | |[[File:スティギ m4.png|centre|thumb|220x220px]]オーウェンの左隣にご注目 |
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+ | * 彼女の特徴的な甲高い声は、ラクダとブタとダックスフントの鳴き声を合成して作られたものらしい。<ref>https://www.mpaa.org/2018/06/sound-designer-gives-voice-to-the-jurassic-world-fallen-kingdom-dinosaurs/</ref> |
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==ギャラリー== |
==ギャラリー== |
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+ | | colspan="3" |[[File:スティギ in.jpg|centre|thumb|220x220px]]<center>Jurassic Park: Instituteより</center> |
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+ | |[[File:スティギ s13.jpg|centre|thumb]] |
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+ | |[[File:スティギ s12.png|centre|thumb|180x180px]] |
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+ | |[[File:スティギ s11.jpg|centre|thumb]] |
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+ | |- |
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+ | | colspan="3" |<center>コンセプトアート</center> |
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==脚注== |
==脚注== |
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<references /> |
<references /> |
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+ | == 関連項目 == |
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+ | * [[ジュラシック・ワールド/炎の王国]] |
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+ | * [[Warpath: Jurassic Park]] |
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+ | * [[ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう]] |
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+ | * [[Jurassic World アライブ!]] |
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+ | * [[ジュラシックワールド・エボリューション]] |
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+ | * [[Jurassic World™: ザ·ゲーム]] |
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+ | * [[パキケファロサウルス]] |
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+ | * [[ドラコレックス]] |
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+ | * [[Bigheadosaurus]] |
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+ | {{DEFAULTSORT:スティギモロク}} |
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+ | [[カテゴリ:恐竜]] |
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+ | [[カテゴリ:『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に登場する恐竜]] |
2021年9月10日 (金) 07:22時点における版
概要
スティギモロク(Stygimoloch)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
界隈においてはそこそこの知名度を誇る石頭竜であったが、メディアに登場するのは彼よりも有名かつ知名度の高いパキケファロサウルスがほとんどという長い冬が続いており、それは天下の恐竜コンテンツ、ジュラシック・パークシリーズにおいても同様であった。
ところがある映画に抜擢されたことをきっかけに、スティギモロクの名は世間に広く浸透する事となる。 今項目ではそんなシンデレラボーイ(orガール)なスティギモロクについて解説していく。
恐竜データ
白亜紀後期の北アメリカに生息していた石頭竜こと堅頭竜の一種で、かの有名なパキケファロサウルスやホグワーツの申し子ドラコレックスと共に北米の大地を練り歩いていた。
身長は3メートルと少々小柄で、現生生物でいうとゴールデンレトリバーくらいの大きさであった。
頭には石頭竜のトレードマークであるドーム状のアイアンヘッドがあった。 ただしパキケファロのものと比べると厚みが全くないフラットな形状をしており、真ん中がコブのようにポコっと膨らんでいた。
発掘された化石は数が非常に少なく断片的なものが多いのだが、ドームの側面にあたる部位は比較的綺麗に残っており、どうやらアイスピックのようなトゲトゲが冠のように備え付けられていたらしい。 まずは相手に向かって勢いよくタックルをブチかまして、倒れたところを側頭部のトゲでヘッドバットしていたなどと考えると、なかなかロマンがある。
知名度の割に謎多き恐竜、というのがスティギモロクの魅力なのだが、実は彼にはある1つの疑惑がかけられている。 それは「スティギモロク、実はパキケファロサウルスと同種なんじゃね?説」である。
事の発端は2000年代初頭、グラント博士のモデルでおなじみのジャック・ホーナーがドラコレックスの頭蓋骨を入念に調べた結果、パキケファロサウルスと共通する点が存在していることが分かったのだ(側面にあったトゲがパキケファロの側面にあったコブの位置とほぼ同じ場所にあった)
さらに現段階で発見されているスティギモロクとドラコレックスは、全て幼体の化石しかなかったこともこの説を推すための判断材料となってしまった。 そしてついに2007年のある日「パキケファロサウルスはスティギモロク(ついでにドラコレックス)が成長した姿だ」と発表されてしまい、それが支持されてしまったことから、スティギモロクの種としての生命は現在進行形で絶たれようとしているのだ。
とはいえ上記の説はあくまで少ない標本を調査した上での結果なため、現段階では「成長してる可能性があるからこの2種は同一!」とはならない点を留意しておく。 今後、パキケファロ及びスティギモロクの化石が発見され、その実態が明らかになる中でちゃんと多種として認められるのを信じるばかりである。 もちろん逆の可能性もあるのだがそれはまぁ置いといて。
シリーズにおける関わり
現実にいるかいないかは当コンテンツにおいてさほど重要ではないらしく、最新作を含めた様々な作品に登場している。
ジュラシック・ワールド/炎の王国
記念すべき映画初デビュー作、「スティッギー」の愛称で知られる。前作にチョロっと登場した先輩の代役を見事に勤め上げた。
具体的に何をしたかと言うと、ロックウッド邸に幽閉されていたオーウェン達を(無意識とはいえ)、逃すことに成功させ、同郷の仲間たちが売りさばかれている悪しきオークション会場に乗り込み、多くの恐竜たちの未来を守り、インドラプトルの落札を防ぐことに成功するなど、とにかく誰かを助け出すことに特化した救いのヒーロのような描写をされている。
ただし、オーウェンの挑発に乗ってがむしゃらに頭突きを繰り返したり、勢い余って鉄骨に頭をぶつけてよろけるなど、オツムはあまりよくないようだ。
ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ
予告編では登場していないものの、事前アナウンスより登場が確定している。
Warpath: Jurassic Park
プレイアブルキャラクターとして参戦。
ゲームの内容がティラノサウルスやギガノトサウルスらと殴り合うというものだったため、身長を大きく底上げし、彼らとタメを張れるくらいのサイズにまで成長した。(何か変なものでも浴びたんですかね?)
得意技は頑強な頭から繰り出すヘッドバッドと、その場で一回転して敵をねじ伏せる空中回しテールである。
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう
飼育可能な恐竜の一種として登場。
Jurassic World アライブ!
第一世代と第二世代の2種類が登場。
ジュラシックワールド・エボリューション
無料アップデートによって炎の王国に出演した恐竜たちと共に追加された。 現在発売されているソフトには初期から収録されているため、条件さえ満たせばあなたのパークでスティッギーを披露することが出来る。
他の石頭竜同様、評価値は低めで同種の仲間が4頭以上必要という必須条件が課せられているものの、それさえ守られていればさほど文句を言わない恐竜なうえに、パキケやドラコと比べ多種の恐竜の存在も気にならないなど融通が利く面もある。 ただし個体数があまりにも多いと、同種同士で殺し合いを始めるのでそこだけ注意。
ただし肉食恐竜との相性は最悪で、ティラノサウルスら大型肉食恐竜に狙われたら最後、骨の髄までむしゃぶりつくされるので注意。 一応(コンピ―を除いた)小型肉食恐竜であれば戦うことが出来るものの、素の戦闘力が低すぎるためドーピングでもしない限り勝つことは不可能である。
Jurassic World™: ザ·ゲーム
炎の王国公開に合わせ、2018年7月27日に実装された。
このゲームでは珍しく、映画版のデザインを忠実に再現しており、レベルがMAXになってもそこまでギョッとするような変化は起こらない。
ジュラシック・ワールド/炎の王国
今のところスティギモロク関連のおもちゃは全て、炎の王国からのタイアップとして発売されている。
種類は豊富だが、この内日本国内で発売されているのは「アニア・アニマルアドベンチャー」・「ジュラシック・ワールド2 ちょっこりさん」・「マテル コレクションフィギュア」、「レゴ(LEGO)ジュラシック・ワールド スティギモロクの研究所大脱走」のみである。
日本国内発売
・アニア・アニマルアドベンチャー
・マテル コレクションフィギュア
・ジュラシック・ワールド2 ちょっこりさん
・レゴ(LEGO)ジュラシック・ワールド スティギモロクの研究所大脱走
海外限定
・ダイノ・ライバルズ
・3.75インチ ベーシックフィギュア セット
・アタックパック アクションフィギュア
・ポップ!
トリビア
- 炎の王国におけるスティギモロクの初登場シーンは後半のロックウッド邸だと思われがちだが、実は中盤のヌブラル島探索の時点で登場していた。
オーウェンの左隣にご注目 |
- 彼女の特徴的な甲高い声は、ラクダとブタとダックスフントの鳴き声を合成して作られたものらしい。[1]