ジュラシック・パーク Wiki
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概要[]

スピノケラトプス(Spinoceratops)は、ジュラシック・パークシリーズに登場するハイブリッドの一種。

彼女が初登場したのは、アニメ作品「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」であるが、本編中でスピノケラトプスと呼ばれた事はない。 スピノケラトプスという名は、ゲーム作品にて出張する際に使用される彼女の便宜上の呼び名である。

なおサバイバル・キャンプでは海外版の小説でのみ「シノ・スピノ(Sino-Spino)」と呼ばれており、英語版wikiaではそれに倣った記事が作成されている。[1]

特徴[]

マンタ社が生み出した、シノケラトプススピノサウルスのハイブリッド生物で、頭の襟飾りや背中の背びれなど、双方の特徴が受け継がれている。 食性も魚食と草食を併せ持つ雑食性で、両恐竜の食性が反映されている。 ただし体色だけはブルーの混ざった灰色をしており、どちらの遺伝子とも一致しない独自性を持っている。 この体色が影響しているのかは不明だが、極寒の地にて適応できる能力を備えており、大の恐竜ですら凍傷に陥る環境においてもピンピンしている。

サバイバル・キャンプにて登場した個体は2頭のみで、まだ幼い赤ん坊であった。 そのため非常に好奇心が強く、肉食恐竜に迫られても一切臆すること近づくなど警戒心もない。(ただ流石に食べられそうになった時には、一目散に逃げ出したが)

一方、ゲーム作品では総じて大人の個体が登場しており、素材元であるシノケラトプスと同じくらいの体躯を誇っている。 成長したことによって幼少期のあどけなさはほとんどなくなり、どんな敵に対しても勇猛果敢に立ち向かう戦士となっている。 ただしその性根は基本的に温厚であるそうなので、生まれた瞬間から暴れん坊になりがちなハイブリッド生物の中では、かなり異彩を放っている方なのかもしれない。[2]

シリーズにおける活躍[]

ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]

マンタ社所有の島にて飼育されていた2頭の赤ん坊が登場。 前述の通り、劇中では「スピノケラトプス」とも「シノスピノ」とも呼ばれておらず、サミーケンジが付けた「エンジェル」「ラベル」の名で呼ばれている。

初登場時は2頭とも、研究所の地下室に幽閉されており、ヌブラル・シックスの面々に救出される形で初めて外の世界を見た。 子供ということもあって好奇心が旺盛で常に落ち着きがない。 そのため成り行き上、世話係となったケンジ、ブルックリンは彼女らにいつも振り回されている。 そうした事もあって劇中で目立った活躍はなく、トラブルメーカーとしての役割が強かったが、その一方でケンジとブルックリンの距離を一気に縮める役割を担うなど、人間関係の構築といった面では大活躍していた。

Jurassic World アライブ![]

2022年11月24日に実施されたアップデートよりゲームに参戦。 アニメに登場した個体と、本ゲームオリジナルの個体が実装されており、そのどちらも体が大人サイズに成長している。

レアリティ「レジェンド」のハイブリッドで、新技である回復とアーマー増加効果を併せ持つ「盤石」と、スピノ時代より受け継がれた「致命的裂傷」、ディレイ1回で放てる割合攻撃の「即時シールド消去」、相手の交代時に発動する「スタン妨害」など、強アビリティを多く備えた生物である。

Jurassic World™: ザ·ゲーム[]

2022年ごろにデータがインプットされていることが有志の手によって判明したのだが、後に何らかの事情で運営がデータを削除してしまったらしく、一度もデビューすることなく人知れず存在を抹消させられてしまった......

と思いきや、2024年12月19日にしれっと実装されたため、今はMAXレベルのシノケラトプスとスピノサウルス(第二世代)がいればパークにお出迎えすることが可能となった。

ジュラシックワールド・エボリューション2[]

2024年3月13日配信の有料DLC「シークレット恐竜パック」に収録されている。

映画に登場した際のスキンはもちろんのこと、身体を綺麗鮮やかに輝かせる「生物発光スキン」という特殊なスキンも実装される。

余談[]

  • 映像作品に登場したハイブリッドの中で、彼女は以下の史上初を経験している。
    • 史上初の子供のハイブリッド。
    • 史上初、ウー博士が(恐らく)制作に関与していないハイブリッド。
    • 史上初、ハイブリッドにして物語最後まで生存する。
  • マンタ社が作成したハイブリッド恐竜であるが、どういう経緯で作られたのかは全くもって不明である。
    • 彼女に使われているシノケラトプスの遺伝子はサミーが採取したものであることが劇中の描写で判明しているが、スピノサウルスの遺伝子の入手先については一切不明である。 劇中におけるマンタ社の行動を鑑みるに、何処かに生息していた個体から奪ったものと考えられるが、詳細は謎のままである。

ギャラリー[]

・コンセプトアート[]

出典[]

関連項目[]

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