概要[]
セギサウルス(Segisaurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
ジュラ紀前期に生息していた小型の肉食恐竜。 名前の「セギ」とはアリゾナ州にあるツェギ キャニオンにて化石が発掘されたということを意味した造語である。
体長1メートルほどの小さな体躯で、おもに昆虫や生物の死骸を漁っていたとされている。 本来恐竜が持ち合わせていないはずの「鎖骨」があったことで知られており、これは鳥が持つ特徴と合致していた。 つまりセギサウルスとは、恐竜と鳥が枝分かれし、それぞれの進化の道を歩む前の貴重な姿ということになる。
シリーズにおける関わり[]
・ジュラシック・パーク[]
飼育されている恐竜として設定だけ登場。
おそらく相当熱心なファンでもない限り、コイツがヌブラル島に生息していたことなど知らなかったのではないだろうか。
セギサウルスの存在を示す唯一の証拠はパークのパンフレットに掲載されている地図で、何故かランドクルーザーの運行ルートから外れた場所に飼育場が存在していた。(ちなみに肝心のブツは、Jurassic Park: The Gameの初回限定版に封入されていた)
彼女らがシリーズ作品に出たのは、Jurassic Park: Instituteを含めて2作だけである。炎の王国の裏設定として、ヌブラル島の恐竜絶滅リストというものがあるのだが、それによると絶滅してしまったようだ。
そんなこんなもあって、このセギサウルスという恐竜は兎にも角にも非常に影が薄い。
映画での扱いが酷いメトリントサウルスメトリアカントサウルスがゲーム作品で鬱憤を晴らすべく暴れたり、ケラトサウルスがサバイバルキャンプでまさかの登場を果たしたりと、他の不遇組が己の道を見つけたがこいつは最初の登場(?)から2024年に至るまでの21年間、一度たりともシリーズ作品に姿を見せたことがないのだ。公式から忘れられてないあたりが唯一の救いとも言える。
アニメにもゲームにも出てこないほど不遇な目に遭っている彼女は、今後も一切シリーズに登場することはない思われる。
と、誰もが思っていたのだが......?
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
有料DLC「パーク運営者のコレクション パック」に収録される恐竜として、まさかまさかの大抜擢+シリーズ史上初の動いてるセギサウルスが登場することとなった。