概要[]
ティタノボア(Titanoboa)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する古代のヘビの一種である。
その生態[]
白亜紀に起こった大絶滅で恐竜が滅んだ数千万年後の世界、南アメリカ大陸を支配していたのは巨大ヘビであった。
その代表者ともいうべき生物がこのティタノボアで、体長およそ15メートル、体重は1トン重、体の直径は1メートルを超えていた。 コロンビアより脊髄の化石が発見されており、その大きさは現生するヘビの中で最大級の種「アナコンダ」の3倍強だという。 まさに文字通りの大蛇である。バークが見たら気絶するだろう。また、ティタノボアの締め上げはあのティラノサウルスを殺すほど強力でまさに強靭無敵最強である。
ここまで体が大きくなった理由は、当時の南アメリカが今とは比べ物にならないほど温暖で、爬虫類の彼らにとって非常に暮らしやすい環境だったことが要因として挙げられている。 つまり彼らは日光浴か何かをして「体がポカポカしてきたなぁ〜」と思っていたらあらまビックリ、体がおっきくなっちゃった! という変な理由で巨大化したということになる。 これは健康センターでサウナ通いをしているおじさんたちが、ムワッとくる心地よい熱気に包まれて、「あぁ汗をかいた、水風呂に入ろうかな」とドアを開けた瞬間、身長5メートルの大巨人に成長してしまったと言ってるようなものである。だがこれに否定的な見方をする研究者も数多くいる。
ともかく、いま現在において彼よりデカかったヘビはヘビに近いモササウルスなどを含めず地球上には確認されておらず、化け物スペックのニシキヘビとして古生物界隈の方々に知られるに至っている。 まさにロマンの代名詞とも呼べる存在で、こんな逸材をモンスター大好き業界である映画人たちが放っておかないと思うのだが、同じ古生物のメガロドンらと比べると少々ネームバリューが薄いらしく、ヘビを題材としたパニック映画における出番はアナコンダやキングコブラなど現生のヘビに奪われてしまっている。ただし、某恐竜サバイバルゲーに出演してる影響か一般への知名度は上がってきているようだ。
シリーズにおける関わり[]
映画への出演はサッパリだが、ゲームには色々と出演している。
ジュラシックパーク・ビルダー[]
飼育可能な生物の一体として登場。
中生代以降の生まれのためか、雪が降りしきる荒地でしか飼育できない。 死んでしまうぞ?
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
ティタノボア・トーナメントで優勝し、専用パックを獲得するとパークにお出迎えできた。 今はそのトーナメントは開催されていないので、欲しい方は彼女が封入されているカードパックをリアルマネーで購入しまくるといいかもしれない。
このゲームにしては珍しくLv40になってもあまり見た目に変化が少ない…というかほぼ角が生えただけでありしかもちっちゃい。ぶっちゃけ見た目はただのでかいライノセラスアダーである。
Jurassic World アライブ![]
お出かけすると出会える生物の一種として登場。
第1世代と第2世代が登場し、レアリティは前者が「エピック」、後者が「レア」に設定されている。原種はイベント限定でいかにもニシキヘビらしい配色だが、第2世代はまさかのアルビノ(白蛇)。しかもめっちゃ目立つ見た目なのに早朝・夕方に野生出没する。あの凶悪恐竜の第2世代も出没したりとこのゲームの早朝・夕方は魔境か?
どちらも妨害を受け付けなかったり相手の移動速度を下げたりしながら戦うのが得意。第二世代は減速ついでにシールドを張ったり、相手が交代すると無敵化して攻撃力を上げたり、全ての攻撃が回避を貫通したりと速攻で倒さないとなかなか厄介。第一世代も比較的高めの攻撃力や、死に際に使うことで相手を封じられる封印攻撃に加え、相手が交代しようとすると即座に2倍攻撃を放ったりと第二世代と比べて攻撃的な性能をしている。
その性質故にスミロドンやラプトル、ガリミムス系に有利。
ただし、攻撃力が高いとは言っても上位に比べれば低く、第二世代に関しては全体的に見ても低い方である。さらにアーマーは貫通できないので鎧竜には注意。
ギャラリー[]
・ジュラシックパーク・ビルダー[]
・Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
・Jurassic World アライブ![]