"でも恐竜と鳥って、似てないよ?"
概要[]
ティム・マーフィー(Tim Murphy)は、ジュラシック・パークに登場する主要人物の一人である。 本名はティモシー・マーフィー(Timothy "Tim" Murpy)という。
人物像[]
映画版と小説版に登場するが、その人物像は大きく異なっているため分けて説明させていただく。
・映画版のティム[]
インジェン社のCEOジョン・ハモンドの孫であり、作中に登場した女の子レックスは彼の姉にあたる。 年齢は不明だが当時の役者の年齢を考慮すれば、7~10歳ほどだと考えられる。
かなり明るい性格の少年で、ハモンドはもちろんのこと気難しい上に人を寄せ付けないオーラを漂わせていたグラント博士に対してもフレンドリーに喋りかけてくる生粋の陽キャ。 ただその分落ち着きがなく、終始ドタバタしているため姉のレックスからはその事を終始注意されている。
かなり熱心な恐竜オタクであり、グラント博士の書籍も読んでいるほどのガッチガチのガチ勢。 どこまで理解していたかは不明だが、どこのページに何の記述があったと言っていることから、表面上ではなく内容をしっかりと読み込んでいたことがうかがえる。 映画だとやかましい印象が強い彼だが、地頭は案外インテリなのかもしれない。
そんな天真爛漫を絵に描いたような彼であるが、実生活は割と悲惨なことになっており両親が離婚している。 彼がパークに来てピョンピョン跳ね回っていたのは、恐竜園に来れたのが嬉しい一方で、家庭における悲しみを紛らわせる観点があったと考えると、ただのうるさいクソガキに対する見方が少し変わるかもしれない。
・作中における活躍[]
ジュラシック・パーク[]
ハモンドから招待される形でパークへとやってくる。
元々恐竜好きということもあって、ジュラシック・パーク自体は最大限に楽しんでいたが、流石に肉食恐竜であるティラノサウルスやヴェロキラプトルに襲われそうになった時はビビり倒していた。
上記のティラノサウルスからの襲撃を受けて、落差10メートル以上はありそうな高さから車ごと落下しても嘔吐とかすり傷程度で済んだり、感電死必須の超高圧電流を喰らってもすぐさま蘇生したりと、かなり頑丈な身体をしている。
その異能生存体と見まがうほどの耐久力と、抜群の運気を発揮してグラント博士らと共に島からの脱出に成功した。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク[]
ハモンド邸にて姉と共に登場。
4年の歳月を経て、身体的に成長した彼の姿を見て多くの人が「時の流れってすげェ」と思ったとか思わなかったとか。
LEGO Jurassic World[]
ジュラシック・パークシナリオにて登場。 条件を満たせばプレイアブルキャラとしても使用可能。アクセスハッチと呼ばれる小さな穴を潜ったり骨を組み立てたりできる。
・小説版のティム[]
こちらのティムは、レックスと年齢が入れ替わっている。 つまり原作における彼はお兄さんということになる。
かなり聡明な人物として描かれており、映画版においてレックスがやった活躍はすべて彼の功績となっている。(一方のレックスはティムの要素を全て引き継いだため、クソガキとして描写されている) 可哀想
ハモンドの孫として招待される形でパークを訪れ、恐竜たち(主にラプトル)に襲われるが最後まで生存し、島からの脱出に成功した。
続編のロスト・ワールド/ジュラシック・パーク2-にも登場し、映画同様 成長した姿をマルコムに見せた。