概要[]
ディプロドクス(Diplodocus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
ジュラ紀後期の北アメリカに生息していた大型の草食恐竜で、当時やたらめったらいた竜脚類の一種。
地面と平行になるように伸びる首と尻尾が特徴で、その終点2つを起点に体長を測ってみると、なんと驚異の33メートルであった。 これは一般的なビルの7階分に相当し、チェ・ホンマン11人が肩車してようやく頭を撫でられるレベルのデカさである。
体も長かったが顔も長かったようで、発見された頭蓋骨は平たく前方に向かって吻が伸びていた。
また歯も長細く先端がスプーンのように凹となっていたのが特徴であった。 こういった特徴的な歯はディプロドクスファミリーに属する竜脚類全てが持っていたとされており、かの有名なアパトサウルスも同じような歯を生やしていた。
そのデカさゆえに肉食恐竜に狩られることはそうそうなかったと思われるが、生まれたての子供は体が小さく狙われやすかった。 そのため自身の子を守るべく普段から群れを作って生活していたようで、何頭ものディプロドクスが歩いたと思われる足跡の化石が見つかっている。(ただしこれには異説が存在する)
身を守る際は長い尻尾を肉食恐竜の顔めがけフルスイングしていたとされている。 一説によるとその速度は音速を超えたとされており、打たれた相手はなにがなんだか分からぬまま側頭部に強い衝撃が走った後、天に召されたといわれている。
シリーズにおける活躍[]
主にゲーム作品を中心に活躍している。
ジュラシック・パーク[]
生体は登場しないが、グラント博士ら化石発掘チームの事務所内にフィギュアが置いてある。
ジュラシック・ワールド[]
企画発足当時は、出演予定の恐竜としてラインナップされており、川下りのアトラクションに登場する予定であった。
ただし公開された映画本編には一切姿を見せなかったので、どこかの過程で没になったとされている。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
ロックウッド邸に飾られている模型として登場。
2頭の子どもの模型と、大人のディプロドクスが背景画として描かれている。
Jurassic Park Adventures: Survivor[]
ソルナ島にて野生化している個体が登場。
群れで生活しており、その内の一体が天涯孤独の身となっていたエリックの目の前に現れ、彼を驚かした。
やがてその個体は「ビッグママ(Big Momma)」と名付けられ、彼にひとときの安らぎを与えたのちに仲間とともに何処へと姿をくらませてしまった。
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]
飼育可能な恐竜の1体として登場。
経営シミュレーション・ジュラシックパーク[]
企画段階においては登場する予定だったそうだが、結局没になってしまい現在では、有志の方が解析したソースコードよりその名前が確認できる。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
竜脚類の一種としてゲームに参戦。 レアリティは「レア」設定。
バトルステージ20をクリアすることで解禁されるが、昔はステージ6でお出迎えすることが出来たため、入手するのがやや面倒くさくなった。
ステータスとしてはワンランク強くなったアルゼンチノサウルスといったイメージで、体力が高い以外あまり特出すべき点はない。
Jurassic World アライブ![]
レアリティ「エピック」の竜脚類。 野生では出現せず、トーナメントの景品などでDNAを入手できる。
かの有名なチートハイブリッド「ジェミニタイタン」の素材となるほか、そのままでも制限トーナメントで大活躍するため、今日もGDP職員たちが彼女の希少なDNAを求めてレスキューした恐竜を血みどろになるまで争わせているという。
そういった意味では、なかなかに罪な恐竜であると言えるかもわからない。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
飼育可能な恐竜の一種として登場。
第2ステージにあたるイスラ・ムエルタ島より姿を現すが、本格的に飼育できるのは次のステージにあたるイスラ・タカニョ島からである。
製作コストは高めだが、それを補えるほどの人気ぶりを誇っており、パーク評価を上げるメインウエポンとして働いてくれる。 唯一の欠点は飼育環境を広めに取らないといけないことだが、それでも竜脚類の中ではまだマシなレベルである。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
飼育可能な恐竜の一種として、本作にも続投。
アピール値が高いもののゲームの仕様変更に加え、新たに登場した水棲爬虫類と比べれば屁みたいなものだったため、攻略における利便性が薄くなってしまった。