ジュラシック・パーク Wiki
Advertisement

この項目では、ジュラシック・パークシリーズの映画・小説に登場するトリケラトプスを紹介します。

|
|→ ゲーム作品に登場するトリケラトプスは「トリケラトプス(ゲーム)」へ

|→ その他玩具などのトリケラトプスは「トリケラトプス(その他)」をご覧ください。

概要[]

トリケラトプス(Triceratops)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する世界的に有名な恐竜である。

その知名度と人気は恐竜の王であるティラノサウルスと同等、もしかするとそれ以上とも言えるくらいの、恐竜界を代表するトップスターなのだが、当シリーズにおける扱いは「どうしてそんなに不遇なんだ?」と言わざるを得ない。

「どういうことなの、ソレ?」と思われる方のために解説していくが、その前にトリケラトプスがどういう恐竜なのかについてお勉強していきたいと思う。

恐竜データ[]

白亜紀後期の北アメリカ大陸に生息していた恐竜で、骨で出来た大きなフリルと3つの角を持っていた。 体長はおよそ10メートルほどで、これは現代でいう乗用車くらいの大きさである。単に身体が長いだけではなくガタイも良い。

トリケラ 化石.jpg
全身骨格

当時の環境において最も繁栄していた種の1つとされており、北アメリカが誇る恐竜たちが眠る地層「ヘルクリーク累層」にて、発掘される恐竜たちの頭数を統計したところ、トリケラトプスら角竜の生息数はなんと全体の60%以上を占めていたというのだ。 これは右を見ればトリケラ、左を見ればトリケラ、前にも後ろにもトリケラがいるという途轍もない状況であり、白亜紀後期における北アメリカはまさにお昼時のイオンモールの駐車場のような状況になっていたと言えるかもしれない。

そんな当時のアメリカを支配していたトリケラトプスを象徴するものといえば、頭上に備え付けられた2本のツノで、成人個体のそれは長さ1.2メートルもの長さになったとされている。 このツノの使用用途は映画やテレビなどの影響で、ティラノサウルスなどの肉食恐竜から身を守るためだと言われてきており、「そもそも生物が闘争において武器になりそうな身体の部位を使用しないわけがない」ゆえに基本的にはその様に考えて差し支えないだろう。

フリルに関しても、トリケラトプスのものには角竜によくある穴が(老齢になるまでは)空いておらず、角竜随一の強度を誇っていたらしい。どうやらティラノサウルスに噛まれたらしい痕が治癒した化石も存在し、やはり戦いに角とフリルを使用したトリケラトプスが存在した事は確かな様だ。

が、実際我々が想像する方法でティラノらと戦うのは難しいのではないか、戦ったにしてももっと別の方法だったのではないか、という研究結果出ている。

つまり我らのトリケラトプスが闘いに赴くと、ご自慢のツノをティラノに突き刺した瞬間、抜けなくなってもがき死ぬか、ぶつかった衝撃で首の骨がポッキリと折れそのまま天に召されるかの2択しかなかったらしいというのだ。

いくら個体数が多いとはいえ角竜類が皆そんなショッカーの戦闘員みたいなことをやっていた(場合によっては本当に死を賭して戦ったのだという意見もあるが)のでは、とても2,000万年もの間生き残れないということもあって、ご自慢のツノを武器に猪突猛進していくトリケラトプスの絵面はリアルでは拝めなかったのではないかとされている。

しかし実際に脚や肋骨などにトリケラトプスの角で突かれた・刺されたとされるティラノサウルスの化石(以前ティラノの同士討ちとされていたものにも見直されつつある件があるらしい)も出土しており、首に関しても「筋肉や骨自体の柔軟性が考慮できていない」「首の可動性は高かった」「そんな戦えない・足も速くない恐竜・種が数百万年も繁栄できるわけがないだろう」という反論も強い。

トリケラ 化石2.JPG
この立派なツノの用途は如何に?

ちなみにツノ自体の強度は根本が骨であるためそう簡単には折れず、形状からは「突進せずに近距離から突き上げるような攻撃が主であった」との説もある。

現在におけるツノの使用用途は、基本的には交尾の際の儀式として使われる・ または群れのリーダーを決めるための力比べとして使用されたなどが主だったと挙げられている(ちなみに大きな群れを作ったという証拠はなかったりする)が、ツノで戦った説が否定されたわけではない(ティラノサウルスにおけるスカベンジャー説もそうだが、こういった大きな生物が「実は戦えなかったのではないか」という説はやたらと騒がれるものなのである)。

ちなみにそもそもが巨体・脚の付き方が速く走るのに向いていないとされ、推定走力は時速25km前後らしく足はそれほど速くなかったとされるが、2010年代後半に言われ始めた「ティラノサウルス鈍足説」を鵜呑みにするとトリケラトプスの方が速い事になる。案外普通に走って逃げてしまった……のかも知れない。

ちなみにTriceratopsと言うユニークな名前は、古代ギリシャ語の τρί -( tri =「三つ」)、κέρας - ( kéras = 「角」)、ὤψ -  (ōps =「三本の角を持つ顔」)を合成して作られた造語である。 よく「トリケラ・トプス」と発音されるが、実際は「トリ・ケラト・プス」と呼ぶのが正しい。

映画における活躍[]

非常に有名な恐竜ゆえに、ほぼ全ての作品に出演しているベテラン勢である。

そのため劇中での出番も数えきれないほど存在する・・・と思いきや、これがどうして少ないのである

ジュラシック・パーク[]

トリケラ m1.jpg
トリケラ m2.jpg
スピルバーグ2.jpg

お腹を壊した1頭が登場する。 劇中のグラント博士同様、このシーンで興奮した方もいらっしゃるのではないだろうか。

体調5メートル程度のやや若い個体との設定らしく、当初の脚本では赤ちゃんのトリケラトプスも登場し、撮影用の模型も作られていたがカットされてしまった。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク[]

恐竜ハンターたちの基地を体当たりでぶっ壊し、暴れに暴れ回ったところで出番は終了。 現時点で最もトリケラトプスが輝いていたシーンとされている。


ジュラシック・パークⅢ[]

イスラ・ソルナ島に生息する個体が登場。

体長はおよそ10.6メートルで、シリーズに登場した個体の中ではトップクラスの巨体を誇っている。

飛行機で島に来訪した際、眼下に群れが登場。 グラント博士が興奮交じりに解説をしたのだが、その相手は終始わけの分からない事を宣うだけで、軽くスル―されてしまった。 カワイソス

ジュラシック・ワールド[]

今回はふれあいパークにいる赤ん坊と、ジャイロスフィアの運行エリアにて飼育されている成体が数頭登場。

他の恐竜たちと仲良くのんびり暮らしていたためか、インドミナス・レックスの脱走事件のことについてはノータッチである。 いつものようにステゴサウルスとお喋りしたり、パラサウロロフスらと一緒に草を食べていたら、映画がテレレーン♪と終わってしまった。トリケラトプスとしては平和に終われて良かったとも言えるが。


ジュラシック・ワールド/炎の王国[]

イスラ・ヌブラル島で繁殖している個体が登場。

今回は番が登場しており、長い生活の果てに性転換したであろう可能性が見出されている。


出番は逃げ遅れた個体が島で逃げ惑うシーンと、ロックウッド邸の地下に幽閉された後に家族ともども脱走するシーンだけにとどまっている。


小説における活躍[]

以上のように、映画だとあまりいい扱いを受けないトリケラトプスだが、ゲームにおいてはそこそこいい扱いを受けている。(もちろんダメな時もあるのだが・・・)

ジュラシック・パーク[]

パークで展示されている恐竜として登場。 復元された際、カエルのDNAが使われなかった珍しい存在。

8頭の個体が飼育されており、同じ囲いにはスティラコサウルスエウオプロケファルスもいた。 またその中には生まれたての個体も登場し、ティムがその幼児に「ラルフ」という名前をつけた。

劇中において、トリケラトプスは6頭未満のグループに分けて飼育しなければならないことが明らかにされている。何故そんなことをしなければならないのかというと、許容値以上の個体数で生活させると、互いに殺し合ってしまうからだという。

何故こんなことをするのかは不明だが、恐らく群れる生物としての本能が目覚めた結果であろうと考えられている(一般的に群れる生物は、自分を優位に立たせようと争う傾向があるため)

映画と同様、グラント博士ら一行の前に一度現れたあとは、一切姿を見せることなく物語からフェードアウトした。 ちなみに島にいた個体は全て、島の恐竜一掃計画によって落とされたナパーム弾を食らって死亡したという。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク[]

イスラ・ソルナ島に生息している個体が登場。 恐らくヌブラルにいたトリケラではなく、新しく作られた存在だと思われる。

劇中では河原に住む大人と子どもの計2頭が登場しており、我が子にちょっかいをかけたラプトルらを追い払う様子が描写された。 これは映画でいうステゴサウルスのような扱いによく似ている。


トリビア[]

ギャラリー[]

脚注[]

Advertisement