概要[]
ドエディクルス(Doedicurus)、はジュラシック・パークシリーズに登場する哺乳類である。
その生態[]
新生代に生息していた巨大アルマジロの一種で、グリプトドン一座の中で最もデカい体躯を誇っていたことで知られる。
最大の特徴は尻尾にはえたトゲトゲの尻尾で、棍棒に無数の棘が連なっているその様は、古代の人類御用達の武器庫と「モーニングスター」と瓜二つであった。
また歯の形も独特で、通常の哺乳類ならば歯の表面にエナメル質、歯根の部分にセメント質と呼ばれるコーティングを施すところなのだが、ドエディクルスの歯はそれらが全て逆となっていた。 つまり歯の表面をセメント質で覆うという世にも珍しい特徴を持っていたわけだ。
この特異な歯は、他の新生代の生物と比べてあまり磨耗しておらず、成体になって結構経つであろう個体であっても、生まれたままの健康的な歯を生やしていた。
ただしこれは歯磨きを忘れずにしていたとか、腕のいい衛生士さんを知っていたからとかそういう話ではなく、ただ単に噛み合わせが悪くてうまく草を噛めなかったのが原因である。 なんでも背中の鎧が重すぎたせいで顎の筋肉が弱まってしまったらしい。 ちょっとおマヌケですね。
シリーズにおける活躍[]
現在までに2作品+(Institute)に出演している。
ジュラシックパーク・ビルダー[]
飼育可能な哺乳類として登場。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
古代のアルマジロ代表として、グリプトドン・パノクトゥスらと共に参戦。
小さいながらも、自身よりはるかに巨大な敵に向かって立ち向かっていくその姿は、まさに将来有望な尻尾と言えるだろう。
Jurassic World アライブ![]
2020年9月23日のアップデートにより追加された。 レアリティは「レア」設定。
見てくれはチンチクリンなアルマジロだが、アーマーと減速効果のある技を持ち、トドメの一撃として必殺の猛攻を繰り出せる、ちょいヤバいやつ。
このアーマーだがその数値は驚異の50%。貫通効果のない攻撃は悉く跳ね返す鉄壁のアルマジロである。これを上回るのは現状カルボネミスのみであり、こいつに並ぶ50%アーマー持ちはハイブリッドを含めてもメイオラニア、カルボトケラトプス、スミロネミス、エンテロラニアという亀本人と亀の遺伝子持ちだけである。つまり亀以外で初めて50%以上のアーマーを獲得した生物なのだ。
火力は流石に低い…のだが、他のタンカーが基本1000程度、中には900程度の攻撃力なのに対して、こいつはなぜか1100。誤差レベルだが高いに越したことはないので安心しよう。でっかいナマケモノといい謎の竜脚類といい同期もやたらと高性能である。
アーマー持ちの性だがやはり貫通持ちや割合ダメージには弱い。いくら火力が若干高いといえど、あんな奴らとかこんな奴らの体力は到底削り切れるものではないので大人しく交代しよう。