概要[]
ナノサウルス(Nanosaurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
かつてはオスニエリアと呼ばれていた恐竜で、ジュラ紀後期の北アメリカに生息していた鳥盤目の一種。
19世紀の化石戦争時に発見され、オスニエル・チャールズ・マーシュによって「ナノサウルス・レックス」と名付けられた。 (正式名称は「ナノサウルス・アギリス」)
生きてた頃の想像図 |
広く知られている名前で、シリーズにも使われているオスニエリアという名前は1977年ごろピーター・ガルトンなる人物が勝手に呼んでいたあだ名だったので、これは実質無効名と化している。 (ただこの恐竜の認知度があまりにも低すぎるため、どちらも知らないし呼ばれないというのが現状なのだが...)
化石は現在、大腿骨の一部しか発見されておらず、その種の独自性は危ういものとなっている。
シリーズにおける関わり[]
正式名称のナノサウルスで登場したことは一度もなく、オスニエリアまたはオスニエロサウルスとシノニムの名称でしかシリーズに出演していない。
ジュラシック・パーク(小説)[]
まさかまさかのデビュー作。
木登りする恐竜として、ヒプシロフォドン・ドリオサウルスらと共に登場。 劇中では木からフェンスの外を飛び越えたり、調子に乗って木の枝に首が挟まり死ぬ個体が出たりと、それなりの出番があった。
最終的にはナパーム弾で焼かれて死滅したものと思われる。
ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク-2[]
劇中、木を伝って動き回る恐竜が登場。
マルコムはサルだと思っていたようだが、恐らくこの島に生息するナノサウルスがいたのだと思われる。(ただし断言する描写はない)
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]
飼育可能な恐竜の一種として登場。
Jurassic World Dinosaur Field Guide[]
当書籍内にコラムが存在する。 なおこちらの名称はオスニエロサウルス表記である。
Dinosaur Field Guideにも、同様の記事が掲載されている