お前らは、幸せに暮らすんだぞ
概要[]
ハップ(Hap)は、ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプに登場する人物の1人であり、同作品シーズン2における主要人物である。
人物像[]
ミッチ、ティフと共に案内人兼カメラマンとしてヌブラル島へとやってきた中年の男。 尤もカメラマンというのは建前上の話であり、その正体は野生動物を専門とするアングラ寄りのツアーガイドである。
過去にワニやオオカミの群れに襲われたり、雪崩に1週間生き埋めにされながらも生き延びた経験があることから、武器の扱いやサバイバル技術に長けている。 ただその反面、機械類の扱いを苦手としており、劇中ではカメラのレンズを交換するのにも四苦八苦する様子が見られた。 とにかく不愛想な性格で口数も非常に少なく、見るからに悪人気質な風貌もあってか、ブルックリンからは疑念の目を向けられていた。 事実そう勘繰られても致し方ない汚い仕事を専門に請け負っており、本人もそれを自覚していることから悪人という認識自体は間違っていない。
しかし性根の部分は然程悪人気質ではなく、目的のためならば子供たちの命すら無下に扱おうとするミッチらに対して抵抗の意思を示すなど、人として最低限の常識を持った人物でもある。
シリーズにおける活躍[]
・ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]
シーズン2の第4話「救世主」より登場。
前述した通り、見てくれや言動自体は悪人のそれであったため、ブルックリンから要警戒されていた。 彼が何を企んでいるのかを暴くため、ブルックリンらが彼を罠にかけ捕えることに成功。 しかしそこで明かされた真実は、ミッチたちが自身の目的のためにダリウスらを利用して、島に置き去りにする腹積もりでいることだった。
その話を聞いたブルックリンらは、ハップに対して全幅の信頼こそ寄せなかったものの、証言した内容だけは信じて行動を開始。 一方で彼もまたミッチらの野望を阻止するべく、ブルックリン、ケンジ、ベン、バンピーと共に奮闘した。
しかしその途中で彼とブルックリン、ケンジを乗せたバイクが3頭のバリオニクスに襲われてしまい、必死の逃走を続けるが次第に追い詰められてしまう。 最後は一緒に行動していたブルックリンらを逃がすために、自ら囮役を買って出て、バリオニクスらの前に立ち塞がった。 子どもたちが遠くに離れ、無事を確認したと同時にバリオニクスらに対して果敢に立ち向かい、名誉の戦死を遂げた。
余談[]
- 案内人兼ハンター、口数が少なく悪そうなツラ、でも実はいい人だったというキャラ付けは、ロスト・ワールド/ジュラシック・パークに登場したローランドさんを思わせる。