概要[]
バリー・センベーヌ(Barry Sembène)は、ジュラシック・ワールドシリーズに登場する主要人物の1人である。
人物像[]
かつてジュラシック・ワールドで働いていた黒人の男性で、当時の職務は4頭のヴェロキラプトルを飼育及び調教することであった。 同僚のオーウェンとは古くからの友人であり、経緯は不明だが元々フランスに住んでいたバリーを彼が直々にスカウトしてヌブラル島まで連れてきた過去があるほど互いの関係は深い。
ラプトルに対する愛情と敬意はオーウェンに負けず劣らずであるが、流石に赤ん坊の頃から付き合いのある彼には敵わないようで、ラプトル達からあまり信頼されていない。 それでも決して僻んだりすることなく、真っ直ぐ4姉妹に向き合う姿勢は流石ベテラン調教師の所以である。 だからもうちょっとデレてもいいんじゃないの? 減るもんじゃねェし
そんな事もあって4姉妹に対して深い理解を示しており、歴代ラプトルと比べれば従順でこそあるものの、根っこは獰猛な肉食獣と認識している。 そのため、彼女らを単なる利口な爬虫類と見下しているホスキンスらにはオーウェン同様憤りの念を見せており、後にラプトル4姉妹がインドミナス討伐作戦へ駆り出されることを知った際は猛反対した。
パークが崩壊した後は、オーウェンやクレアとは別の道を歩んだそうで、新たなる支配者の時間軸ではCIAのエージェントとしてマルタ島に潜むソヨナ・サントスを追っていた。その前はカフェをやっていたようだが一週間と持たなかったらしい
シリーズにおける活躍[]
・ジュラシック・ワールド[]
前述の経緯を引っ提げて、ラプトル・パドックの飼育員として登場。
オーウェンが4姉妹を華麗に従える様を見て「うぉ~すげぇ~!」と心の中で沸き立つ観客らの思いを代弁するかの如く、テンションMAXで「イェ~イ!」と現れたのがファーストカットであった。
物語の後半、インドミナス討伐作戦へと赴くオーウェン、ラプトル、インジェン社の兵士らと共に現場へ同行。 そこでインドミナス陣営に着いたラプトルらに襲われる。 何とか猛撃をかいくぐり、朽ち木の中へ隠れた際に追ってきたブルーに食われそうになる。 何とか自身を思い出してもらおうと名前を呼び続けるが無視され、あわや食われてしまうと思った瞬間、オーウェンがベストタイミングで助けに来てくれたおかげで難を逃れる。
その後はインドミナス・レックスが倒れるまで一切登場せず、全てが終わったあと避難所へとやってきて、来園者を介抱しているシーンを最後に出番は終わった。
・ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
マルタ島にて潜伏調査をしていることが判明。 現地へと向かったオーウェンらと久方ぶりの再会を果たした。
劇中では彼が秘密裏に追っていたソヨナ・サントスを部下のCIAエージェントと共に追い詰めることに成功。 しかし彼女が奥の手で繰り出したアトロキラプトルに襲われてしまう。 仲間たちがやられていく中で、彼はなんとか危機を脱し、オーウェンと協力してレッドを閉じ込めることに成功。 その後はなんやかんやあって目的だったサントスの逮捕に成功。 手錠をかけようとする場面で出番は終わった。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
メインストーリーにて登場。 映画同様オーウェンと喋ったり、ホスキンスに対して毒づいたりする。
LEGO Jurassic World[]
ジュラシック・ワールドシナリオにて登場。 条件を満たせばプレイアブルキャラとしての操作も可能。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
データベースに名前のみ登場。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
有料DLC「マルタ拡張パック」に収録されている新キャンペーンにて登場。
さほど目立った活躍もなければ出番も非常に少なかったものの、声をオマール・シーご本人がアテているというファンサービスを前にして、多くのファンが涙を流したという。余談[]
- 彼が枯れ木にてブルーに向けていた銃は「S&W M500」である。