先生、ご無事で・・・!
概要[]
ビリー・ブレナン(Billy Brennan)は、ジュラシック・パークIIIに登場する主要人物の1人である。
人物像[]
グラント博士に師従する若者で古生物学者。 彼のことを「先生」と呼んでおり、劇中において数少ないグラント博士を明確に尊敬していると描写された人物である。 (なお原語版では「アラン」呼び)
若年ながらもその研究手腕は一目置けるところがあり、発掘した化石よりラプトルの声帯を再現した精巧なレプリカを作成するなど、実際に学会で発表したら拍手喝さいものの研究成果を生み出している。
しかしいくら優秀といえども、若者特有の向こう見ずさも持ち合わせており、趣味のハングライダーを楽しんでいる最中、岩に叩きつけられ九死に一生を得た経験があったりする。 その際に持っていた肩掛けのバッグをお守りとしていつも持ち歩いている。
年々研究費が削減され、映画が始まるころには完全に底を尽き撤退を余儀なくされるなど、研究に打ち込めない現状を憂いている。 その非常にまっすぐながらも、ふとした瞬間に逸れてしまいそうな心の成り行きが、後々敬愛する先生を窮地に追い込むこととなる・・・。
シリーズにおける活躍[]
今のところ出演作はⅢを題材にした作品、もしくはゲームに限られる。
ジュラシック・パークIII[]
カービー夫妻にイスラ・ソルナ島ツアーのガイドをしてくれとダマされたグラント博士と共にイスラ・ソルナ島へと上陸。 案の定遭難したため生存者たちと共に脱出を目指す。
その道中で研究費を稼ぎたいという理由のためラプトルの卵を盗んでしまい、それを知ったグラント博士から「お前を見損なった」と事実上の破門を言い渡されてしまう。
そんなこともあって鳥小屋にやって来た時は一団から浮いた存在になったものの、プテラノドンに攫われたエリックを救うべく単身で救助へと乗り出し、なんとか彼を助け出すことに成功。 しかし当の本人は逃げるのに手間取ってしまい、怒れるプテラノドン達からの執拗な攻撃を受ける過程で、行方不明となってしまう。
しかしその後、エリーの手引きによって救助に来た海兵隊らによって重傷を負った状態で発見され、なんとか生還することが出来た。 ちなみにこの時、グラント博士の帽子も無事生還していたことが判明。 その際博士は一言「よく拾ってくれたな・・・!」と喜びの一言を漏らしたが、ホントその通りである。(なおこの帽子を博士は今も非常に大切にしているようだ。)
LEGO Jurassic World[]
プレイアブルキャラクターとして登場。
アビリティは壁をクライミングすることで、道なき道を進んでグラント博士やポールらを手助けする役割を担っている。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
データベース内に名前のみ登場。余談[]
- 実はビリーという名前のキャラクター自体は、ジュラシック・パーク第1作目の時点で存在していた。(ただし同一人物かどうかは不明)
- 当初の脚本ではプテラノドンに襲われ死亡する予定だったが、彼を演じた役者さんが「オレ死に役とかやりたくない! 生き残る役やりたいもん!」と直訴したことによって生還したという、嘘かホントかわからない逸話が存在する。
- 劇中で彼がヴェロキラプトルに扮して「アラン」と呼びかけるシーンが存在するのだが、何故かこれが海外でバカウケし、ネットミームとして時たまネタにされている。
関連項目[]
- ジュラシック・パークIII
- アラン・グラント(師匠的ポジション)
- エリック・カービー(命の恩人)
- ビリー(ジュラシック・パーク)(第1作目に登場した同名の人物)