概要[]
ファイヤークラッカー(Firecracker)は、ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプに登場する恐竜である。
特徴[]
マンタ社所有の島で飼育(幽閉)されていたブラキオサウルスの赤ちゃん。 マンタ社がイスラ・ヌブラル島にて生息していたブラキオサウルスの遺伝子を秘密裏に採取、それによって生まれたのが彼女である。
まだ生まれたての赤ん坊であることと、外の世界および恐竜界のルールを全く知らない身の上ゆえか非常に天真爛漫で好奇心が旺盛。 そのため何事に対しても全く警戒心を抱いておらず、肉食恐竜が蠢くエリアにいてもワーキャーとハシャギ回った挙げ句、ついには当人の目の前にまで出て「ギャオーン!」と自己主張を始める次第である。 とにかく落ち着きがない性質なため、寝ていたり水を飲んだりする時以外は常に動き回っている。 そのお転婆っぷりは同じ地下にて生活していたスピノケラトプス以上であり、正月休みにやってくる親戚の子ども並みにやかましくて忙しない性格の持ち主である。
シリーズにおける活躍[]
・シーズン4[]
第8話「テクニカル問題発生」にて初登場。 この時はカッシュの新たなる野望のターゲットにされた的な匂わせとしてチラッと登場したに過ぎなかったが、その次のエピソードである「恐竜シッター」からは本格的にストーリーに絡んでいくことになる。
地下室の透明なケージにて幽閉されているところをヌブラル・シックスらが発見、救出された後は彼らと行動を共にするようになる。 最初に出会ったベンに懐き、事あるごとに彼と遊びたい仕草を見せるものの、かつて別れた友の幻影を引き摺っているベンからはつっけんどんな態度を取られてしまう。
その後、単独で走り回っていたところをカッシュが率いるブラッドXに発見され、囚われの身となってしまう。 その際、カッシュが開発していた恐竜を自在に操るマイクロチップを埋め込まれ、一時的にコントロールされてしまうも、最終的にはヌブラル・シックスの面々に助けられ、脳内のチップも摘出された。 終始塩対応だったベンとも和解し、彼から勇敢で熱い「"爆竹"みたいな子」という意味合いで「ファイヤークラッカー」と名付けられるに至った。
・シーズン5[]
あまり大きな出番はなくなったものの、引き続きベンと仲良くしている場面や、同じ座敷牢の兄弟分であるラベル、エンジェルとマイペースに水を飲んでいたり、草むらに隠れていろとサミーらに言われても「ワーキャー」喚いたりと、シーズン4とあまり変わらない姿を見せ、視聴者をほっこり&ウザったい気分にさせて出番を終えた。
余談[]
- ブラキオサウルスの赤ちゃん自体は、シーズン3より登場しており[1]、ファイヤークラッカーのCGモデルも、その時の個体のものを流用している。
出典[]
- ↑ 第8話「イスラ・ヌブラル島からの脱出」より