ジュラシック・パーク Wiki
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来るな!あっちに行け!!

    -エディ・カー-

概要[]

ティラノサウルス・バック(Tyrannosaur Buck)は、ジュラシック・パークシリーズに登場するティラノサウルスである。

イスラ・ソルナ島に生息していた8頭のティラノサウルスの1頭であり、その名の通り性別はオス。 緑色の体色が特徴である。

同じ島の出身であるドゥと所帯を持っており、映画を見る限りその夫婦仲は良好なようだ。 彼女との間には一児の子がおり溺愛している。 見た目に似合わず子煩悩な一面を持つ彼は、デビュー作において時に優しく時にバイオレンスをモットーに銀幕を駆け巡るのであった。

シリーズにおける活躍[]

現状、出番はロスト・ワールド関連の作品に限られているかと思っていたが、去年ファンを発狂させる形で再登場した。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク[]

映画が始まる1997年より前にイスラ・ソルナで作られたティラノサウルスで、美しい(?)妻と可愛いご子息とともに仲睦まじく暮らしていたが、ラドローさん率いる雇われハンター達(とついでにマルコム)がやってきたことから生活が一変。 ハゲたおっさんに息子をさらわれたり、ハゲたおっさんが作ったトレーラーに息子をさらわれたり(勘違いだったけど)と散々な目に遭う。

だが、そんな災難にもめげず、妻と同じ子供を思いやる優しい心をフル活動させて、ケガを負った我が息子の治療にあたっていたサラ達をトレーラーごと襲撃し、ブチ殺そうとしたり、可哀想なおっさんことエディ・カーをディナーの前菜よろしくガブリンチョしたりと大活躍、結果映画を観ていた人々に一生消えないトラウマを残すに至った。

その後は、島から脱出しようと頑張るマルコム達をどういった方法を使ったのかは不明だが尾行することに成功、彼らが寝泊まりしていたキャンプを妻と共に襲撃、ハンター達を全滅一歩手前まで追い詰める遠因を作った。

最後はローランドさんの放った渾身の麻酔弾に敗れ、同じく眠らされた妻ともどもスタッフロール寸前の場面になるまで一切登場しなかった。

















で、終わればよかったのだが、彼の活躍はここからが本番である

ラドローさんが島に来た本当の目的である、新しい恐竜園「ジュラシック・パーク・サンディエゴ」の目玉恐竜にするべく息子とアメリカ本土へ上陸。 ところが船員を喰い殺し輸送船から脱走。(←詳しくはS.S.ベンチャー号から)アメリカ本土を某怪獣王よろしく暴れまわる。ただムシャクシャして破壊工作を行っていたわけではなく、あくまで行方不明の息子を探すべく奔走していたことは忘れてはならない。 たとえその過程で信号機を噛み砕き、バスを体当たりでスクラップにしたとしても。

バック1
島の王様、サンディエゴへ行く

見知らぬ土地にたどり着いてなお息子を探すひたむきさが心を打ったのか、マルコム御一行の力添えもあって息子を見つけることに成功。 ついでに今回のトラブルの原因を作り上げたラドローを半殺しにし、息子が成長するための人柱にした。

全てが終わった後、再び麻酔弾で眠らされ島に送り返され再び家族揃って仲良く生活している様を見せたところで映画はシメとなるわけである。プテラノドン? 知らない子ですね

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]

※ネタバレ注意

なんとビックリ25年ぶりの再登場。映画のラストでバイオシン・バレー前の森でドゥと共にレクシィと対面するシーンにて登場する。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(AC)[]

ステージ4のラスボスとして登場。

頭に表示されるいくつかのサイトを狙撃すれば倒すことが出来るものの、忙しなく頭を動かすため狙いをつけるのが難しく、最終ステージまで到達したプレイヤーのお財布を容赦なく徴収していくその様はまさにラスボスにふさわしい佇まいといえる。

とにかくコイツさえ倒せば念願のエンディングなので、気を引き締めてトリガーを引いていこう。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(PS)[]

プレイアブルキャラクターとして登場。

迫り来る恐竜達を退けつつ焼かれた森や、間欠泉、洞窟を通過しながら狩猟キャンプに向かうのが目的となる。 ボーナスステージとしてイスラ・ヌブラル島に赴き、レクシィの足跡を辿るミッションも用意されているとのこと。

クリアするミッションによっては本来の立ち位置である敵役に回ることもあり、その際はラスボスとしてプレイヤーらの前に立ちはだかる。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(ピンボール)[]

バックボードのアートとして描かれている。

ピンボール
状況的には映画の終盤?

LEGO (R) ジュラシック・ワールド[]

一家揃ってロストワールドのステージに登場。

やっていることは映画の内容とさほど変わらないが、ゲームの内容上誰も死なない優しい世界が構築されているためか、エディを食いちぎったり、ラドローさんを半殺しにしたりはしない。

ちなみにバックは緑の体色がトレードマークなのだが、そこまで再現するのがめんどくさかったのか当ゲームにおいては、レクシィをベースにした茶色カラーに変更されている。

ジュラシックワールド・エボリューション[]

カラーバリエーションとして登場するが、使用するには「リターン・トゥ ジュラシック・パーク」というDLCを購入しなければならない。

ジュラシックワールド・エボリューション2[]

製品版に最初から収録されており、一部シナリオではバックと思しきティラノサウルスを飼育できる。

Jurassic World™: ザ·ゲーム[]

2024年4月9日「荒ぶるオスティラノ!」の報酬として登場。

The Lost World Series 1[]

「Bull T-Rex」という名称で発売されていた。尻尾を右に曲げると左に、左に曲げると右に頭が動く。更にフィギュアを丸呑みしてケツから取り出すことも可能。

LEGO Jurassic Park[]

彼を模したフィギュアが「Steven Spielberg MovieMaker Set」というレゴセットに収録されており、海外限定で発売されていた。

Jurassic Park 2K9[]

厳密に言えばバックではないのだが、前述した「The Lost World Series 1」の金型を利用して製造されたティラノの再塗装版であるため、実質バックという変な存在。

特撮リボルテック[]

ティラノサウルス・バックではなく、普通のティラノサウルスとして発売されていた。

首や尻尾、足が稼働するため、様々なポーズを取ることが可能である。

Jurassic World: Legacy Collection[]

ジュニアと共に玩具が発売されていた。 何故かドゥはハブられてしまった。

その他[]

以下の玩具が発売されていた。

関連項目[]

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