概要[]
プシッタコサウルス(Psittacosaurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種。
恐竜データ[]
白亜紀前期の中国大陸に生息していた原始的な角竜の一種。 プロトケラトプスと近縁の種とされていたが、現在では堅頭竜や鳥脚類の祖先から枝分かれして進化した独自の種として位置づけられている。
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角竜の仲間とはいえ、体長1メートルほどと非常に小柄な体躯なうえにツノもなく、更には角竜のライセンというべきフリルすらも存在しない変わり種であった。 そんな彼だが学術的には非常に大きな貢献をしており、尻尾に毛が生えていた証拠を残した化石が発見されたほか、あまり知られていない恐竜の皮膚の色までもが残された化石すら見つかっている。
これらから判明した研究結果によると、プシッタコサウルスは生前、羽毛またはブラシのような毛を体に生やしていたうえに、肉食恐竜に襲われぬよう周りの環境に溶け込んで自分の身を守る、所謂保護色を使っていた可能性が高いとされており、彼と近縁の種はもれなくこの特徴を持っていたとされている。
シリーズにおける活躍[]
一番有名な出演作は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの人気アトラクション「ジュラシックパーク・ザ・ライド」であるが、実はそれ以外にもチョコチョコ出演していたりする。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(テレビゲーム)[]
ステージのバックに流れる鳴き声として登場。 要するにただの環境音である。
Warpath: Jurassic Park[]
生体は登場せず、鳴き声のみの登場。
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]
飼育可能な恐竜の一頭として登場。
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ジュラシックワールド・エボリューション3[]
飼育可能な恐竜として初登場。 現在における研究結果を反映した姿でデザインされており、今作の目玉である幼体もしっかりと実装されている。
Jurassic World Dinosaur Field Guide[]
書籍の中に記述されている。
初版にあたる「Dinosaur Field Guide」における彼女の姿は、ツンツルテンな皮膚をもつスタンダードな恐竜として描かれていたが、新装版の「Field Guide」では、最新の研究データに基づいたデザインが施された結果、尻尾に毛が生やされることとなった。
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Jurassic Park: Dangerous Games[]
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第3巻にて登場、ついでに表紙を飾った。
イスラ・ヌブラル島にあった水力発電所をテリトリーにしており、何頭かのグループで仲良く生活していた。 本編中では誰かを襲うシーンなどはなかったにも関わらず、派遣されたエージェントこと「ダニエル・エスピノザ」にわけもなく虐げられたりとそこそこ酷い目にあっている。
ちなみにこのコミックスに登場するプシッタコサウルスは、尾っぽに羽が生えている昨今の研究データを初めてシリーズで適用させた作品である。
ジュラシックパーク・ザ・ライド[]
アトラクションで見られる恐竜の一種として、まさかの大抜擢。 先輩格かつ人気のあるトリケラトプスはハブられたというのに。
ウルトラサウルスを見て「恐竜ってスゲェなぁ〜!」と驚くビジターの箸休め癒し枠として登場、水を飲みにやってきたであろう2頭の個体が確認できる。
日本版と北米版では少々体色が異なっており、国内のプシッタコはやや赤みがかった色、外国産は深い緑色をしている。
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関連項目[]
- ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう
- Jurassic World Dinosaur Field Guide
- Jurassic Park: Dangerous Games
- ジュラシックパーク・ザ・ライド







