ジュラシック・パーク Wiki
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※注意[]

この項目は現在配信中のアニメシリーズ「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」「ジュラシック・ワールド/サバイバル・ミッション」のネタバレを含んでいます。 それでも大丈夫という方のみスクロールをお願いします。

概要[]

ベン・ピンカス(Ben Pincus)は、ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプに登場する主要人物の1人。

人物像[]

◯サバイバル・キャンプ時代[]

ヌブラル・シックスのメンバーである男の子。 年齢は14歳、本名はベン・フィッツジェラルド・ピンカス(Ben Fitzgerald Pincus)[1]という。

無害そうな面持ちとほっそりとした体躯から見て分かる通り、性格は非常に温和かつ憶病である。 特に憶病な性格は彼にとって最大のコンプレックスとなっており、いついかなる時もビクビクして消極的な自分を嫌悪する場面が見られた。 「白亜紀キャンプ」に参加したのも、そんな自身の性根を鍛え直すべく、当時マスラニ・コーポレーションの社員だった両親らの口添えがあってのことだったという。

潔癖症のきらいがあり、除菌ジェルを常に持ち歩いている。 外に出る時は身体にたっぷり塗り付けており、血に飢えた恐竜たちがあたりをうろつき回ってる非常事態においてもそれは変わらなかった。

初登場からシーズン1の後半までの間は憶病な性格が災いしてか、ヌブラル・シックスの面々の中で唯一目立った活躍をせず、予想外の状況を目の当たりにして終始圧倒されている様子が見られた。 しかし後述する事件や冒険を経て、少しずつではあるが精神的にも見た目的にも著しい成長を遂げており、その伸び率はヌブラル・シックスの中でもトップクラスである。 また成長に伴って肝っ玉が異常なまでにデカくなっており、道端に生えている名も知れぬ木の実を躊躇なく口にしたり、肉食恐竜の背中に臆することなく飛び乗ったりするなど、常人のそれを遥かに超えた鉄壁のメンタルを手に入れた。

そんなワイルド極まりない性根を感じ取ってかどうかは不明だが、ヌブラル・シックスの中では特に恐竜と親しくなる描写が多く、友人となった恐竜はバンピーファイヤークラッカーと非常に多岐にわたっている。

◯サバイバル・ミッション時代[]

デラニー大学に通う21歳の青年で、筋骨隆々の長身の男となっている。 ひ弱なヒョロガリというイメージが強かったベンの衝撃的な成長ぶりは、再会したヌブラルシックスはもちろんのこと、我々一般視聴者までもを驚かせた。

視覚的な成長を遂げる間に様々なスキルを身につけたようで、その代表例として車の免許を取得している。 かなり年季の入ったバンを愛用しており「ハニー」と呼ぶほどに溺愛している。 またリア充であることも判明しており、本人曰く遠距離恋愛をしているらしい。アトロキラプトルに食われちまえばいいのに

シリーズにおける関わり[]

主にサバイバル・キャンプ関連の作品に出演している。

ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]

・シーズン1[]

前述した弱弱しい男の子として登場。 劇中でもバンピーと仲良くなった以外は、終始ギャーギャー喚いたりビクビクしているだけで目立った活躍はなく、パークが崩壊して以降はさらに顕著となった。 そのため終始ネガティブな事を喚きながら、みんなについていくのがやっとという有様であったため、お世辞にもあまり役立っていたとは言えず、はっきり言ってしまえば皆の足を引っ張るお荷物的存在であった。

しかしそんな彼も終盤、勇気を見せて暴走するモノレールの軌道を変えて皆の命を救うという大活躍を成し遂げた。 しかしその直後、モノレールの窓を突き破って侵入してきたプテラノドンに襲撃され、そのまま車外へ吹き飛ばされてしまう。 落下する寸前で何とかダリウスに手を掴まれたものの、互いに手が滑ってしまった事が要因となってジャングルの中へと落下。 闇夜に吸い込まれ姿を消してしまった。

その後なんだかんだあってジャングルへ舞い戻る事になった5人の前にも一切姿を見せないどころか、行方知れずのままシーズン1が終わってしまったため、彼はヌブラル・シックスにおける唯一の死亡者となった......。



そのはずだったのだが?

・シーズン2[]

前シーズンにていなくなってしまった事もあって登場していない。

表向きには行方不明という事になっているが、状況が状況だったこともあって仲間内からは、既に死亡したものと見なされていた。 特に寸での所でベンを助けられなかったダリウスにとって、彼がいなくなったことは深い心の傷となっており、今シーズンはそのトラウマを払しょくしつつ如何に前へと進むかがテーマの1つとなっていた。

物語が中盤に差し掛かった際、ミッチティフハップという謎の3人組と出会ったヌブラル・シックスらは、そこで彼らの企みを知り阻止するべく尽力する。 その内ケンジブルックリンが、仲間の1人であると思われたハップを罠にかけようと画策するも失敗。 彼に襲われそうになった瞬間、懐かしい声と咆哮と共に助太刀にやってきたのは......!?

Ben alive


どうしたの? オバケでも見た顔しちゃって!


なんとビックリなことに、生存していたことが判明。

モノレールから落下した際、プテラノドンに攫われそうになったのち、地面へと落下。 数十メートルもの高さから勢いよく叩きつけられたにも関わらず、ケガひとつ負っていない異能生存体っぷりを見せつけた。 落下した後は、同じく行方不明になっていたバンピーと再会し、紆余曲折あったのちランボースタイルとなって、前シーズンのボスであるブルをこれまた急速に成長したバンピーとの協力プレイで見事やっつけた。

その後、島を散策していた際に前述の騒ぎを聞きつけて、他のヌブラル・シックスメンバーとも再会。 ミッチらの企みを阻止するべく活躍する。

・シーズン3[]

5人と合流したこともあって、秘密基地内で生活するようになった。 また長いサバイバル生活を続けていく過程で価値観が変わったのか除菌ジェルが切れてしまったのか、当シーズンより潔癖症の描写が一切見られなくなった。 島からの脱出計画が着々と進む一方、バンピーとの別れの時が近づいていることに対して一抹の寂しさと焦燥感を募らせており、その悲しみを紛らわせるために単独行動をとっては仲間たちと衝突する場面が多々あった。

かつてウー博士が作り上げた最凶の生物兵器「スコーピオス・レックス」との戦いを経て、最終的にバンピーと共に生きていく事を決意。 皆と別れの言葉を交わし島へと残ったものの、脱出用の船が出港してしばらく経ったのち心変わりして戻ってくるという、どこぞのウソップを思わせるムーブをかまし仲間たちと合流。 島を後にした。

・シーズン4[]

脱出計画の最中、島から逃げ出したモササウルスに遭遇し船が沈没。 仲間たちと共にマンタ社所有の島へと漂着してしまう。

島内の冒険の果てに、恐竜の研究をしているメイ・ターナー博士。 そして島の研究所で生活していたブラキオサウルスの赤ちゃんと出会い、お世話をすることになる。 ただしバンピーの時よろしく愛着が沸いて別れが辛くなることを想像してか、当初は終始甘えてくるブラキオサウルスの赤ちゃんに対して塩対応を貫いていた。 そんな最中、件の赤ちゃんがカッシュによって攫われ、脳内にチップを埋め込まれ自由を奪われる様を目撃してからは、彼女を守りきれなかった自分の無力さを悔やむようになる。

その後、仲間やターナー博士の協力もあって、無事赤ちゃんを救出することに成功。 彼女に「ファイヤークラッカー」という名前を付けて、真摯に向き合う事を決意した。

・シーズン5[]

今作では久しぶりにバンピーと再会。 マンタ社の企みで洗脳された彼女に一度殺されかけるも、ほとばしる友情パワーによってその障壁を乗り越えた。

また人間関係においては、サミーに惚れたヤスミナの事を陰ながら応援するポジションを担うなど、かつて消極的で個人行動に走りやすかった彼からは想像もつかないほどの成熟した姿を見せつけた。

最終話エピローグにおいては、青年となった彼が登場。 ロン毛にラフな格好という根っからのワイルドな風貌となっており、マンタ社の島にてターナー博士と共に恐竜の研究をしている姿が描かれた。

ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ: 秘密の冒険[]

登場人物の1人として登場。

あまり目立った活躍はしないが、バンピーとの仲が相変わらず良好であることが判明しており、彼にのみ背中を預けるシーンが登場する。

ジュラシック・ワールド/サバイバル・ミッション[]

シーズン1第1話「その後...」より登場。

久々に親友であるダリウスと再会して早々「誰かが僕たちの命を狙っている」といった不可思議発言をして、ダリウスを困惑させた。 だがその懸念はとある恐竜の襲来によって現実のものとなり、彼らの新たなる冒険の幕開けとなるのであった。

トリビア[]

  • 初期に描かれたデザイン画における彼は、長身のガッシリした体躯の青年であった。
    • その後、彼の隣に描かれた「シー(xi)」という名の人物と合体するような形で、現在の人物像が生まれたのだと思われる。
  • 実はシーズン1にてプテラノドンに襲われた際、彼はそのまま死亡する予定であったという
    • しかし「それではあまりにも暗すぎる」と言った理由でボツになったとのこと。そりゃそうだろ

ギャラリー[]

・宣材画像[]

・コンセプト・アート[]

出典[]

  1. シーズン2第5話「勇者」で判明。

関連項目[]

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