概要[]
ペレカニミムス(Pelecanimimus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
恐竜データ[]
白亜紀前期のスペインに生息していたオルニトミムス科の恐竜で、当カテゴリーに属する恐竜の中では最も原始的な種であったとされている。
最初期のオルニトミムスということもあってか、その姿は後続の鳥もどき集団とは一線を画しており、なんと口元にビッシリと歯が生えていた。
映画でお馴染みのガリミムスやストルティオミムス、そして一族を束ねるオルニトミムスらは、一本も歯を生やしていないことで有名だが、このペリカニミムスには歯が220本も生えており、草を咀嚼して食べていたことが確実視されている。
何故初期のオルニトミムス科であるペリカニミムスに歯が生えていて、後々繁栄する彼の子孫がそれを捨てたのかは全く持って不明である。 歯医者さんが怖かったのかな?
シリーズにおける活躍[]
控えめに言っても地味な恐竜だが、シリーズ作品にはちょこちょこ出演している。
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]
飼育可能な恐竜の一種として登場。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
レアリティ「コモン」の恐竜として、オルニトミムスを差し置いて参戦を果たす。
所謂隠しキャラに相当する恐竜で、解禁するにはイベント「揺れる大地」をクリアする必要がある。 ただしそれ以外のイベントで手に入るカードパックで時たま引くことが出来るため、まさかコイツがスペシャルイベントでしかアンロックされないとは夢にも思わないだろう。
なおペリカニミムスはレベルMAXにしてハツェゴプテリクスと合成してやると、「ペレカニプトレクス」というとても強力なハイブリッド恐竜となるため、もしアンロックする機会に恵まれたらガンガン育ててあげよう。
Jurassic World: Primal Ops[]
実装される予定でCGアートも作成されていたが、ゲームがサ終したことで未実装のまま終わった。
その後、ゲームのCGデザインを担当していた人物が自身のSNSにペレカニミムスを含めたCGアートを掲載しているため、現在でもその勇姿を見ることができる。 ちなみにペレカニミムスは、何故かプレイアブル用と敵キャラ用の2種類のモデルが作られており、カラーリングが微妙に異なっている。 もしかしたらイベント用に使われる予定だったのかもしれないが、真相の程は不明である。[1]
Jurassic World Dinosaur Field Guide[]
当書籍の中にペリカニミスのコラムが存在する。 これの初版にあたるDinosaur Field Guideにもほぼ同様の内容が収録されている。