概要[]
ポストスクス(Postosuchus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する爬虫類の一種である。
その生態[]
恐竜が誕生したばかりの三畳紀後期の北米に生息していた大型のワニの近縁種(主竜類クルロタルシ類ラウスキア目偽顎亜目ラウイスクス下目ポポサウルス科)。現代のワニと異なり、足はまっすぐ下に伸びた直立歩行を行っていた。前足より後ろ足のほうが大きかったものの、クマのように立つことは出来たかもしれないが二本足で歩くことはなかった。
今でこそワニの仲間とされているが、その頭骨はティラノサウルスとの類似点があり、発見当初はティラノサウルスの直系の祖先ではないかと考えられていたが、現在では単なる「他人の空似」として否定されている(ただ、ポストスクスを発見した科学者はよほど頑固者らしく、未だに自身の仮説を突き通し続けてるらしい……(「大人の恐竜図鑑」より))。
頭蓋骨の化石 |
当時の生息地域では最強クラスの捕食者であり、単弓類の生き残りから他の爬虫類、時には初期の恐竜コエロフィシスなどを捕食していたと考えられている。恐竜たちの繁栄は、ポストスクスなどの頂点捕食者として君臨していたワニ類が環境変化で衰退、絶滅するまで待たなければならなかった。
シリーズにおける活躍[]
もっぱらゲームに登場している。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
2016年3月16日、同じ時代の陸棲ワニ類ヌンダスクスやプレストスクス、さらにカプロスクスとともに両生類の1種(「両生類」と言ってもワニも含まれているが)として参戦。 エサやりでは軽快に岩場を跳躍してエサ入れにやってくる。
同カテゴリーに属する原種両生類の中では攻撃力が特に高いため、決定力を求める場合はこちらをパーティにお招きした方がいい。 ただしその分打たれ弱いのでフォローが出来る生物を組み込むことを忘れずに。
他の生物同様、進化させるとどんどん色づいていき、最終的には顔つきが変わり角のようなトゲが何本も生えるどころか背中から3列もの魚のようなヒレが生える。
ある奇妙な草食恐竜と融合させることで、某恐竜怪獣と瓜二つなハイブリッドが誕生する。
Jurassic World アライブ![]
ヌンダスクスやカプロスクスとともに参戦。レアリティはレア。現在は主にローカルエリア4の夜間に出没する。
バトルでは素早さと攻撃力が高く、さらに「グループ獰猛化打撃」によってさらに威力を増大させられることができ、先制技「アドレナリン放出」で体力回復もできる。そのうえ減速耐性100%のおかげで減速される心配はない。
この攻撃力UP技と減速耐性は本種を用いたハイブリッドとさらにそれを用いたスーパーハイブリッドにもしっかり引き継がれている。