ジュラシック・パーク Wiki

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概要[]

マスラニ・グローバル・コーポレーション(Masrani Global Corporation)は、ジュラシック・ワールドに登場する架空の企業の名称である。

通称「マスラニ社」と呼ばれており、ほとんどの媒体でその名が使用されている。

会社について[]

1973年に、インド出身のサンジェイ・マスラニが設立した会社で、黎明期は電気通信の分野で名を轟かせる企業であったという。 創業からわずか10年の間に、「マスコム」と呼ばれる人工衛星を開発し、インド全土に45本の基地局を建てたことは、ジュラシック・パークの世界においては非常に有名な話とのこと。

1992年にサンジェイが亡くなってからは、息子であるサイモン・マスラニが事業を引き継ぎ、電気通信以外の分野にも進出するようになる。特に石油産業へと手を伸ばして無事成功を収めたことは、会社をさらに飛躍させるきっかけになったという。[1]

その後、1999年にはジョン・ハモンドがCEOを務めていたインジェン社を買収し、違法に製造。彼が成し遂げられなかった夢である恐竜園こと「ジュラシック・ワールド」の運営を開始。 これは石油事業をも上回るほどにマスラニ社を潤したとされているが、2015年に発生した事故とCEOであるマスラニの死によってパークは閉鎖することとなった。

その後は8億ドルを超す慰謝料を支払い、炎の王国以降の会社自体の出番は無くなった。

事業一覧[]

電気通信、石油、およびバイオエンジニアリングの分野にて、その名を知らぬものなど存在しないというくらい、超有名なマンモス会社である。

現在までに確認されている子会社は、全部で10種類存在し、その中にかの有名な「ジュラシック・ワールド」も存在する。

  • アエロスペース・ダイナミクス

   2007年に設立された航空機事業の会社で、フランスを拠点としている。 CEOには「ルイス・メルシエ」なる人物が就任している。

   マスラニ社の中では非常に有名な子会社らしく、ワールドの時間軸においては航空工学の分野において幅広い貢献をしてきたとされている。 2015年の段階では、ドローンの開発に力を注いでいたらしく、開発に協力していたのが前述したマスコムを打ち上げた部署と、ヴィック・ホスキンスが所属していたインジェン・セキュリティである。

  • アクシスボルダー・エンジニアリング

   ドバイに存在する、2001年創立の会社。 主に建設関係の事業を営むゼネコンのような会社で、この企業のお抱えとして「ティマック・コンストラクション」という土木企業が存在する。

  • データ・アナライジズ

   1996年に設立され、ヨハネスベルクに居を構える会社。 主な事業は監査である。

  • インジェン・テクノロジー

   「インジェン社」の項を参照のこと。

   詳細は該当リンクを参照のこと。映画の舞台となった夢の恐竜園だが、実はここもマスラニ社の子会社だったのだ。

  • マスコム・ネットワーク

   人工衛星「マスコム」より送られてくる情報を、世界中に伝えるために設立された子会社で、マスラニ社の中では最も古い歴史ある会社である。

   映画の世界における人々はみな、この会社より送られてくる気象データなどを入手して生活を送っているそうで、衛星がカバーしているネットワークは地球上の94%だとされている。気象衛生ひまわりもビックリである。

   人工衛星以外にも携帯電話の分野にも進出しており、1979年に光ファイバーを利用した通話技術によって通信分野に革命を起こしたと伝えられており、「Tanius 7」と呼ばれる携帯を作って話題を集めたり、パークの事故が起こる半年前、2015年6月にはホログラフィック技術を搭載した携帯までもをリリースするなど、現代におけるGoogleみたいなことをやっているスゴい企業である。

  • マスラニ・エナジー

   サイモン・マスラニがCEOに就任して設立された石油関連の企業である。 その歴史は1998年から始まったため、今まで紹介した企業と比べれば、かなり新参者な会社である。 しかしこの会社が販売している石油は、映画の世界にて走っている乗用車21%分を賄っているとされており、ワールドにて登場した車やオーウェンのバイクなども、この会社が販売している石油で動いている可能性がある。

   近年は自然エネルギーの分野にも力を注いでいるらしい。 カーボン・ニュートラルも怖くないね!

  • メディカル・ヘルス

   ニューヨークを拠点とする企業で、北米にて32の大学病院を運営している。 近年インジェン社が「我々の技術力を使って、難病の克服を目指す」と公言したことで話題になったらしい。 どーせロクなことしないと思うけど

  • タツオ・テクノロジー

  2011年に買収された日本の企業で、コンピュータチップを製造している会社である。

  • ティマック・コンストラクション

   ジュラシック・ワールド建設のためだけに設立された土木会社で、建設後はパークのメンテナンスを受け持つ会社となっている。 ちなみに社員は8,000人近くいるらしく、インドミナスの檻にてオーウェンと一緒にいたメキシカンなおっさんも、ここの従業員だと思われる。

社員[]

事業の1つである「ジュラシック・ワールド」勤務の人員は何人か判明しているものの、本社にどのくらいの社員がいるのか、その規模・氏名など全てが謎に包まれている。 それでも少なくとも、COOの存在だけは明らかになっている。

  • サンジェイ・マスラニ(元CEO/既に故人)
  • サイモン・マスラニ(ワールド時点でのCEO/作中の事故で死去)
  • リチャード・ウィスナー(COO/マスラニ者の中で唯一、名前が判明している人物)

現在のマスラニ社[]

マスラニが不慮の事故で亡くなったこと、そしてジュラシック・ワールドを失ったことは会社に大打撃を与えたようで、パークの事故が起こってすぐ、最高執行責任者であるリチャード・ウィスナーが、投資家達のパニックを抑えるべく「緊急取締会を開く」旨の手紙を送ったとされている。

その後、生存者や遺族たちから損害賠償を請求する旨の訴訟を起こされ、結果8億ドルもの大金を支払うことを余儀なくされた。 現在の時間軸においてどうなっているのかは不明である。ただ複数の企業を運営するほどの巨大な会社なので、収入は減ろうと未だ残っているものと思われる。

ギャラリー[]

・子会社のロゴ[]

出典[]

  1. 主にアブダビにあるリグを、多数所有していたとのこと。

関連項目[]