概要[]
マメンチサウルス(Mamenchisaurus)は、ジュラシックパークシリーズに登場する恐竜の一種。
恐竜データ[]
中生代ジュラ紀中期~後期 の中国大陸に生息していた、体長20mから35mほどもある超大型竜脚類。 見地・中国四川省の「馬門溪」(マーメンシー)に因み、この名が付けられた。
極端に長い首をもっている事で知られており、それを構成する頸椎の数はなんと19個も存在した。 通常の竜脚類の頸椎が15個以下であることを鑑みるとマメンチサウルスの首は異様なまでの構造となっており、種によっては全長の半分以上を首が占める個体も存在した。
何故これほどまでに長い首に進化したのかは不明だが、昨今の竜脚類は長い首をキリンのようにもたげていたのではなく、地面と平行になるように伸ばして、遠くの草を少ない運動量で食べていたという説が有力視されている。
マメンチサウルスもその巨体を省エネで維持するために、その場から動かず草を食べる方法、すなわち首を極限までに伸ばして大量に草を食べていたとされている。
マメンチサウルス属はやや不確実なものを含めると計7種記載されており、近縁のチュアンジェサウルスとともに次いで、竜脚類最多の種族数を誇っている。
シリーズにおける活躍[]
映画に登場しており、ブラキオサウルスほどではないものの、ゲーム作品にもチョコチョコ出演している。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(AC)[]
ステージ2における敵キャラクターとして登場。
攻撃パターンは踏みつけとアイアンテール、そしてお尻ビームの計3つ。 一定数のサイトを撃ち抜くことで回避できるが非常に難しいため、躱すには抜群の集中力と練習量(それから屍と100円)が求められる。
The Lost World: Jurassic Park(ゲームギア)[]
ボスキャラクターとして登場。
ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]
飼育可能な恐竜の一種として登場。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
パークでお披露目できる恐竜として「あいにいこう」以来、実に17年ぶりにシリーズ作品へのカムバックを果たした。
キャンペーンモードの最終ステージ「イスラ・ソルナ島」にて、科学部門のミッションをクリアすることで入手が可能となる。
最終盤に登場する恐竜だけあって評価値はトップクラスの高さを誇るが、飼育するのに広大な土地面積と森林を必要とするなど、それ相応の対価も付いてくる。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
飼育可能な恐竜として前作に引き続いて登場。
カオス理論モードと呼ばれる歴代シリーズのIFストーリーが体験できるモードでは、ロスト・ワールドステージにてこのマメンチサウルスが飼育でき、圧倒的な巨体をゲストとプレイヤーにこれでもかと見せつけてくれる。
The Dinosaurs of Jurassic Park: The Lost World[]
マメンチサウルスの模型が展示されていた。
余談[]
- サラ達がステゴサウルスから襲われて退却したすぐ後、マメンチサウルスの番が交尾するというセクシュアルなシーンが台本に書かれていたらしいが、その役目はアパトサウルスに変更され、最終的に完成版ではカットされた。
- マメンチサウルスのデザインを担当したのは「マーク・“クラッシュ”・マクリーリー」であり、CGモデルはブラキオサウルスのものを使いまわしたとのこと。
ギャラリー[]
関連項目[]
- ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
- ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(AC)
- The Lost World: Jurassic Park(ゲームギア)
- ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう
- ジュラシックワールド・エボリューション
- ジュラシックワールド・エボリューション2