ジュラシック・パーク Wiki
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概要[]

マンタ社(Mantah Corp)は、ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプに登場する企業である。

日本語字幕ではマンタ社表記となっているが、それ以外の英語・日本語吹替・各種媒体においては一貫して「マンタコープ」と呼ばれている。

どんな企業か[]

インジェン社バイオシン社と同じく、古生物の遺伝子を専門としたバイオテクノロジー企業である。 社名の由来は古代ペルシャより伝わる怪物「マンティコア」に因んでいる。

世間一般からの知名度は低いものの、会社の規模自体は非常に大きいらしく、その資本力は巨大な島を1つ所有できるほどである。 社長を勤めるダニエル・コンは政界や裏社会の人間と太いパイプを築いており、その手の界隈においては非常に名の知れた企業であることが示唆されている。

一番のセールスポイントであるバイオテクノロジー部門の技術力については、前二社と比べて大きく遅れを取っているそうで、劇中でもその事を指摘されている。 しかしそれでもスピノサウルスヴェロキラプトルといった恐竜を(恐らく)自前で生み出せるほか、インジェン・バイオシンで作成された実績が見られない新種生物ハイブリッド恐竜を世に送り出すなど、必要最低水準の技術力は備えていることがうかがえる。 また電子工学の分野に関しては二社に匹敵、もしくはそれを遥かに上回るほどの技術力を持っているような描写が見られ、劇中では恐竜の行動を抑制する高性能なドローン。 凄まじいまでの戦闘力とスペックでオールマイティな活躍をするブラッドシリーズ。 恐竜を自由自在に操れるマイクロチップなどを開発していた。 ただしそうした技術は必ずしも自前で得たわけではないようで、様々な企業に対してスパイを送り込み、盗んだノウハウを元にした側面が強い。 劇中において何人ものスパイをインジェン社へ秘密裏に派遣する様が描写されており、その年齢層は大人から子供までと非常に幅広く、その中には脅迫される形で無理やりスパイ活動に加担させられている人物も存在する。 そのため見方によってはインジェン、バイオシンを超えるレベルで鬼畜かつアウトローな企業であるといえるだろう。

と、以上のように大企業かつ超絶ブラックという典型的な悪徳企業として作中の世界に君臨するマンタ社であるが、前述した規模とは裏腹に社長の警護をきな臭い傭兵たちに任せたり、高性能なチップの開発・製造をたった1人のエンジニアに押し付けたり、ブラッドがいるとはいえ会社所有の島によそ者の研究者1人だけしか配属させないなど、明らかに「人員が不足しているのでは?」と勘繰ってしまうシーンが多々見られる。 事実、作中に登場したマンタ社の正社員と思しき人物は社長を含めたったの3人しかおらず、同じく劇中において人員不足が明確に描写されていたインジェン社(もといマスラニ・コーポレーション)ですら、その10倍以上の社員が登場していた。

必要最低限の場所にすら人員を配置せず、特定の人物にのみ負担を強いるさまは、何処ぞのデブを酷使してテーマパークを崩壊させた某企業と何ら変わりはない。 もしマルコムがこの会社の実情を知ったとしたら「自分の姿を一度、鏡で見てみたらどうだろうか。 ライバルと同じボロをまとっているのが分かるはずだ」くらい言いそうなものである。

作中における活躍[]

・シーズン1[]

企業スパイとして潜入していたサミーの口から初めてその名が語られる。

ただしこの時は、インドミナス・レックスブルといった肉食恐竜に追われつつ、なんとかして島から脱出しようと躍起になっていた時期だったこともあり、一瞬名前が出てきただけでその出番は終わった。

・シーズン2[]

未だに全容こそ判明しないものの、ウー博士の遺伝子ラボにいたエディが、マンタ社の企業スパイである事が判明。

これによってサミー以外にも多くの人員を派遣して、技術を盗んでいた事実が発覚した。

・シーズン3[]

ケンジの別荘にて、彼の父親ダニエル・コンの写真が登場。

またヌブラル・シックスらに直接絡むことはなかったものの、マンタ社製のドローンが登場し、人知れずスコーピオス・レックスにシバかれていた。 これだけだと「何のために出てきたんだ」とため息の1つでも漏らしそうな展開であるが、実はこの機体が後に重要な役割を担う事になるようで......?

・シーズン4[]

当シーズンの舞台がヌブラル島から、マンタ社所有の島へと変更。 これによりようやくマンタ社が物語に大きく絡むようになった。

作中においてマンタ社は、恐竜同士を戦わせるコロシアム的興行を計画しており、それをヌブラル・シックスらが止めるというのが物語の肝部分となる。 そんな大企業VS子どもたちの火花散らす戦いの最中、最終話にてマンタ社の社長が登場。 しかしその正体は驚くべき人物で......?

・シーズン5[]

最終シーズンにて、ケンジの父親ことダニエル・コンがマンタ社の現社長である事が判明。 そしてマンタ社のさらなる企みが明らかとなり、戦いの熱気は最高潮に。

狡猾にして最強の大将を相手に、恐竜たちの運命を分けるヌブラル・シックス最後の戦いが幕を開けることとなる。

関連項目[]

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