概要[]
ミクロケラトゥス(Microceratus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する草食恐竜の一種である。
恐竜データ[]
白亜紀後期のアジア大陸をのし歩いていた恐竜。 ただしドスンとやるほどの図体は持ち合わせておらず、愛宕神社などでパクパクやっている錦鯉と同じくらいのサイズであった。
かつては「ミクロケラトプス」と呼ばれていたが、どういうわけか同名の蜂がいたことが判明したことで、2008年にミクロケラトゥスに改名したという変な逸話がある。 しかもこの話が奇妙なのは、初めてミクロケラトプスの名前が登録されたのが1953年であり、実に50年以上もの間、誰にも全く気づかれなかったという点である。 何故この事実に誰も一切気付かなかったのだろうと考えると夜も眠れない気分である。
ともかくそんな幸の薄い恐竜ではあったものの、鳥のくちばしと見紛うようなゴツい口と、小さな襟飾りを持った原始的な角竜であり、同地をトコトコ歩いていたプシッタコサウルスに非常によく似た特徴を持っていた。 ただ彼が生きていた頃よりずっと後の時代を生きていたようなので、生前顔を合わせることはなかったようだ。
シリーズにおける活躍[]
今のところ目立った出番はないものの、映画に(設定で)出演した経験がある。
ジュラシック・ワールド[]
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パークで飼育されている恐竜として設定のみ登場。
CGアートとコンセプトアートが残っており、ジェントル・ジャイアンツふれあい動物園という子供のトリケラトプスと触れ合っていたあの場所で展示されていたらしい。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
こちらも生体の出番はなかったものの、設定としてのみイスラ・ヌブラル島で生き続けていた。
その内の数匹は捕獲され、アメリカのロックウッド邸に移されている。 そのためパークにいながらも絶滅した恐竜よりかはマシな境遇となっている。
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者[]
満を辞して、銀幕にその姿をあらわす。 これには同胞のスコミムスやメトリアカントサウルスも、草葉の陰で喜んでいる事だろう。
彼女の登場はディメトロドン同様、事前に公開されることはなかったが、アメリカにて発行されている雑誌にてその姿が映し出されていたため、ガチファンの方達には登場する事がバレてしまっていた。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
有料DLC「パーク運営者のコレクション パック」に収録。
彼女の登場によって、映画に生体として登場した恐竜たちをすべて、ゲーム内で飼育することが可能となった。[1]
ジュラシック・パーク(小説)[]
意外なことに小説版には生体が登場していた。 ただし名前は旧名の「ミクロケラトプス」である。
レックスらがアトラクションの一種であるイカダの川下りをしている最中に、木の実を食べている個体群が登場。 島には全部で22頭の個体が生息していたらしいが、終盤には何故か13頭にまで数が減っており、最終的には軍の空爆によって全個体が焼き殺されてしまった。 カワイソス
ちなみにアメリカ本国で発行された小説本の中には、彼の名前がカロヴォサウルスという鳥脚類に書き換えられているものが存在するらしい。 とことんカワイソス
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
・デストラクト・ア・ソーズ[]
ミクロケラトゥス単体ではなく、他の恐竜との抱き合わせとして製品化している。
現在発売されているのはプテラノドンとディメトロドン、そしてヴェロキラプトルとのセットで、当然のことながら日本国内での取り扱いはない。(プテラノドンだけは一時期日本のAmazonで購入できたが、その製品名が「マイクロセラタス」と盛大に誤記されている。
上記の製品以外にフランクリン・ウェッブとの抱き合わせ玩具も発馬される予定があったそうだが、売れないと判断されたのか結局ボツになったらしい。
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ギャラリー[]
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余談[]
- コリン・トレヴォロウ監督の好きな恐竜の一種らしい。[2]
出典[]
- ↑ 厳密に言えば、炎の王国に死体として登場していた「ペロロプリテス」と「テラトフォネウス」は、未だゲームに出演できていない。
- ↑ https://twitter.com/colintrevorrow/status/960971381662998528











