概要[]
ミラガイア(Miragaia)とは、ジュラシック・パークシリーズに登場する恐竜の一種である。
生態[]
ジュラ紀後期のポルトガルに生息していたステゴサウルスなどの剣竜の一種。全長推定5.5mと中型で、骨格の形質からダケントルルスに近縁だったとされる。学名の由来は化石の発掘地の「ミラガイア地区」から、さらに言えば「ガイア」は元々ギリシャ神話の地球の化身にして神々の母であり、「素晴らしき地球」とも読み取れる。
最大の特徴は首の骨(頸椎)が17個以上と非常に多く、剣竜類最長の首を持っていた。その姿は剣竜と竜脚類のハイブリッドのようにも思え、こんなに長い首は他の剣竜と異なり、地面に生えた植物ではなく高いところの植物を食べることに適しており、そうした性選択により進化したと考えられている。ちなみに17個の頸椎というのはジュラ紀の一般的な竜脚類(12~15)よりも多く、ミラガイアに匹敵する頸椎数をもっていたのは中国のマメンチサウルスの仲間くらいだった。
なお、ミラガイアの頸椎の伸長は竜脚類とはやや異なっていたらしく、もしかしたら本種の長い首は化石堆積物中で変形してしまっただけかもしれない…(こういうのは「アナトティタンとエドモントサウルス」のような前例があるのでおかしい話ではない)。
シリーズにおける活躍[]
ゲームにのみ登場している。
Jurassic World アライブ![]
現状、唯一の登場作。レア度はノーマル。以前まではバトル報酬としてのみ貰えたが、今ではローカルエリア1の日中を散歩すればアホみたいに出会える。
デザインは黒っぽく細長い見た目であり、背中の骨板は小さく肩や尾のスパイクは長いが本種の特徴である首はそんなに長くない。肩のスパイクやそこまで長くない首はBBCの恐竜ドキュメンタリー番組「蘇る恐竜の時代」に出ていたものと少し似ている。メタい話、他の剣竜骨格の流用だからその首が再現できなかったのかもしれない。
バトルではトゥオジャンゴサウルスやケントロサウルスと同じカウンター系の剣竜であり、ノーマルレアリティ故に技は2つしかなく、上記の先輩2種よりもカウンターに特化した技となっている。「シールド減速攻撃」でシールドを張り相手の攻撃を軽減しながら時々「緊急回復(中)」で回復してカウンター回数を増やし、減速カウンターで先制に立ちながら相手をじわじわ追い詰めることができる。反面体力は少し頼りないため、相手が高火力の一撃をお見舞いしたらシールドもカウンターもできずに倒されてしまう…
Jurassic World: Primal Ops[]
レアリティ「レジェンド」の恐竜として登場。 アライブに登場した際の姿によく似ているが、背中のトゲがより鋭利になっていることから恐らく当ゲームオリジナルのデザインである。
イベント限定の生物としてDNAが配布される予定だったが、そのイベントが来る前にサ終が発表されたため、本領を発揮する前にお役御免となった可哀想な恐竜。 現在はアプリをダウンロードしたプレイヤー全員に、彼女のDNAが無料配布されている。